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今日の1曲

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Spotifyから流れてきた曲を中心に。その日とりわけ琴線に触れた1曲を紹介します。
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#フォーク

「Slow Dance」哲学がプンプン 〜今日の1曲 #44

●The New Eves "Original Sin"

パティ・スミス × トム・ヴァーレインの歌声(とMV)にヤラれた今日の1曲。

アンディ・ウォーホルのファクトリーをベースに、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドとNYパンクを想起させながら、モーリン・タッカーのスタンディング・ドラムに、ジョン・ケイルのヴァイオリンまで ... オマージュ臭がプンプンのMVの世界観(バナナもね)、ぼくの琴線
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雪降る日に流れてきた、大陸的な音楽 〜今日の1曲 #43

●Florry "Drunk and High"

2024年、最初の1曲は …
ペンシルベニア州フィラデルフィア拠点の、Francie Medosch率いるカントリー・フォークバンド。

調べてみると。「2018年、17歳でデビュー」とあるので、今は二十代前半か。
デビューアルバムには"Kanagawa"なんて曲も収録。

ライヴ映像から、どことなくブリタニー・ハワードを彷彿。
https://
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回想と旅情をかきたてる歌声 〜今日の1曲 #29

●J.S. Ondara "Lebanon"

ケニア・ナイロビ出身のシンガーソングライター、J.S. Ondara。
遅ればせながら(?)本日のSpotifyで知りました。
佇まいや雰囲気もさることながら、何より"声"が素晴らしい。

歌声を聴きながらーー

かれこれ20年以上前。
ネパールのカトマンズからナイロビに着いたときの心情が、なんだか蘇ってきました。
https://note.com/
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“13th”にハズレなし 〜今日の1曲 #20

●Sean McConnell “The 13th Apostle” (feat. The Wood Brothers)

Spotify「おすすめのニューリリース」で初めて知ったSSW(シンガーソングライター)。
“feat. The Wood Brothers”ってクレジット見たら、否が応でも期待が高まるってモノ。
ソウルフルな歌声、抜群のメロディーセンス、心地良いルーツミュージック … 裏切
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フォークだけどソウルフル 〜今日の1曲 #13

●Oliver Wood "Soul of This Town"

1年くらい前にSpotifyが教えてくれたThe Wood Brothers、そのメンバーの1人(兄)Oliver Woodの初シングル。
アメリカーナのお手本のようなThe Wood Brothersの延長にありながら、よりソウルフルな歌声を聴かせる珠玉の1曲。

"Masters of Soulful Folk"とPasteか
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ありがとうSpotify 〜今日の1曲 #12

●Mischief Brew "O, Pennsyltucky!"

一聴しただけでキました。知らなかったー
ザ・ポーグス(The Pogues)直系、声もシェイン・マガウアン(Shane McGowan)を彷彿と。

前回に続いてフィラデルフィアから。フォーク/アイリッシュ/カントリー/パンク系バンド。Spotifyに感謝。

が、バンド創設者のErik Petersenは2016年に亡くなって
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ただただ気持ち良い日に 〜今日の1曲 #8

●Josiah Johnson "I Wish I Had"

米シアトルのフォークロックバンド、The Head and the Heart(ザ・ヘッド&ザ・ハート)のJosiah Johnsonのソロ。
週半ばのお昼どき。気持ち良い天気。さすがSpotify、わかってます。
この映像も秀逸ですね。
https://josiahsjohnsons.com/

やっぱりニューヨークは面白い 〜今日の1曲 #7

●Wild Pink "The Shining But Tropical"

SpotifyのDiscovery Weeklyから流れてきた、ニューヨーク拠点のインディーロックバンド。
デス・キャブ・フォー・キューティー(Death Cab For Cutie)っぽくもあり。
フォークやカントリーからの影響も感じる、とても美しい曲。
https://www.wildpinkmusic.com/

真似しようにもできないこのセンス 〜今日の1曲 #5

●Nana Grizol "We Carry The Feeling"

Spotifyが教えてくれた、フォーク&ローファイ&ちょっとパンク? を匂わせる、なんだか楽しそうなバンド。
ペイヴメントを彷彿させるセンスの良さと、歌声の質が個人的なツボ。
https://www.nanagrizol.net/home