「見えない力」を味方にする
めおとへんろのすすめ ~夫(わたし)のへんろエッセイ~
「100分de名著 般若心経」で 佐々木閑先生は、個人がそれぞれの生き方に迷い、模索しているこの現代において なぜ般若心経が個人の心を救済するのか、その「見えない力(神秘)」について言及されています。
そして、その 見えない力(神秘)に「頼る」のではなく、それを「味方につける」方法についても 述べられています。
経営学の田坂広志先生は「天命」について 似たようなお話をされています。
そして、将棋の羽生善治先生は「直感」について
「神秘」「天命」「直感」
いずれも目に見えない力ですが 決して頼るべきものではなく、論理や人事や研鑽を尽くして はじめて「味方にする」ことができるものなのでしょう。
余談ですが、カミさんは 般若心経を唱えるのが苦手です。この11年に 何百回も唱える機会があったにもかかわらず、いまだに覚えていません。
Ⓨ「しょうけんごーうんかいくーしゃーりーしー」
Ⓣ「違ってるよ」
Ⓨ「あれ?」「しょうけんごーうんかいくーどーいっさいしゃーりーしー」
Ⓣ「違うってば」
Ⓨ「あれれ?」
見えない力を味方につけるためには、まだまだ研鑽が必要なようです。
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