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#22 意思決定の判断基準 「固着性ヒューリスティック」
固着性ヒューリスティックとは?先行する何らかの数値(アンカー)によって、後の数値の判断がゆがめられ判断された数値がアンカーに近づくこと。
どんな例を載せるとわかりやすいか?なかなか難しいと悶々としておりました。そんなとき、社会人大学でお世話になった先生の名誉教授就任のお祝いの席で、「ナッジ!」を口にしたところ、先生からテレビ番組の録画を見せていただきまして、「これや!」となりました。
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#21 意思決定の判断基準 「利用可能性ヒューリスティック」その2
インターネットやSNSの影響ひろく発信していたり、情報を得たりしているつもりでも、インターネットの世界って意図して狭まれています
検索エンジンや、スマホでSNSを行き来していると、自分の欲しい情報が選別されて届くようになりませんか。
たとえばワクチンの副作用や飛行機事故のこと、他にも自分の興味のあることとか、たとえばネガティブなワードを検索窓に入れるだけで、ずっとネガティブな情報を選んで送って
#20 意思決定の判断基準 「利用可能性ヒューリスティック」その1
利用可能性ヒューリスティックとは思い出しやすい出来事ほど起こる可能性を高く見積もってしまうことをいいます。
年明けて間もない今年のお正月、私たちは惨劇を目の当たりにしました。
羽田空港にて旅客機に突っ込む海上保安庁の航空機、炎上する旅客機…。2024年1月2日夕刻のことです。
ただでさえ元旦の能登の惨事を悼んでいる心の中に、大きくかき乱すような事故が発生。しぼんだ心に追い打ちをかけるような疲労
意思決定の判断基準「ヒューリスティック」
投稿の順番をまちがえてしまいました!前回と今回の逆です!ごめんなさい🙇
わたしたちが意思決定する際には外部に情報を受け取っているが、その影響は予想以上に大きい。3つある大きなポイントのひとつがヒューリスティック!
何かを決めるときデータや事実に基づいてきちんと判断するのではなく、経験や先入観で直感的に判断することを言う。
実際に時間もエネルギーも使わないので、人間はいつもこれで判断するのだ。だ
意思決定の判断基準 「代表性ヒューリスティック」その1
代表性ヒューリスティックとは?物事の起こりやすさを判断するときに、代表的事例(ステレオタイプ)で過大評価してしまうこと。
ステレオタイプって、怖っ!ですよ
普通に考えると「そりゃそうだ!」だとしても、代表的な事例で判断してしまいます。
野生の王国vs時代劇昔、まだ幼かったころ、「野生の王国」とかいうテレビ番組をよく家族で観ていました。ゾウやらライオンやら日本では動物園でしか見られないような
消してしまえ!「プライミング」その4
プライミングを起こさせないって?できるだけ日常生活を想像させないで、その世界に没頭してもらう。
逆にプライミングを発生させないブランドの守り方。
ディズニーランドがそれ!
日常を思い出さず、とにかく楽しめるような工夫をしてある。
つまり、ちょっとしたことから連想して日常を思い出せないようにしている。
だからこそ、リフレッシュしたりできるんだろうな。
カジノもそう!時計が置いてなかったり、一日
作ってしまえ!「プライミング」その3
プライマーを作り上げる?あたらしい意味付けでプライマーを作り上げてプライミングするという方法?
無意識に幸せな感覚を作り上げて購買意欲をそそる…
1931年のクリスマス
サンタクロースのイメージは確率されたのだそうです。赤い服で白いひげ=赤と白はコカ・コーラのイメージカラーでブランドカラー。
幸せを運んでくれるサンタクロースと自社のカラーを合わせる。
サンタクロースと言えば赤い服で白いひげ
単純接触効果(ザイアンス効果) 「プライミング」その2
つい○○してしまう!前回の追加です。
つい○○してしまう!の行動決定は
視・聴・臭・触・味 の五感への刺激も材料となるんです!
BGMのスピードで、スーパーでの購買行動が活発になったり(聴覚刺激)
わあ~、パンの焼けるいい匂いだ!で、いつの間にかパンが食べたくなったり(臭覚刺激)、
なんで今日「トマたまカレーうどん」食べたいんやろ?ああそうか、今日テレビでTOKIOが出演してるのを見たしやな!(
意思決定の判断基準「プライミング」 その1
プライミング=入れ知恵する?前もって教え込む?頭の中にいくつかの材料がないと、わたしたちは考えられないし、選択できない。
しつこいようだが、「丸亀製麺のトマたまカレーうどん」の風にはためくのぼり旗(パタパタと今でも目に浮かぶ)。
そのあとで「お昼何する?中華、イタリアン、和食?」
和食で、麺がいい! → トマたまカレーうどんを食べたい!
……というプロセスをたどって、トマたまカレーうどんの前で、
自分の力だけで意思決定できるのか?
支配や制約を受けずに自分だけで意思決定できるのか?できまへん(-_-;)
自分で決めているようでも、知らず知らずのうちに外部からの情報を受けながら意思決定をおこなっておりまする。
「あっ、きょうのお昼は『トマたまカレーうどん』にしよう!」と、ダイエット中にもかかわらず、昨日は丸亀製麺まで車を走らせました!
ずっと食べたかったんだもん💦
けど、1週間前に通りかかったときに見た「トマたまカレーう
Which do you choose,"利益”or”損失”?
思考には癖があるAでは1の確実な利益を選ぶ人が多いが、Bでは2の損失のできるだけ回避を選ぶ人が多いとの結果が出ているそうである。
矛盾した結果だけれど、つまり、人間ってさ、利益よりも損失の方が嫌なんだな。
損失回避性…というらしい。
資産運用の時に照らし合わせてみると、確かにわたしもそうするわ!
そうじゃない人もいるかもだけど、こう考える人が多いなら、これが人間のん思考の癖ってやつ。
こ
みんなの心に「ゾウ」がいる!
思考2つのモードちゃちゃ~っと片づけたい、決めてしまいたい!それはわたしだけでなく多くの人そうなのね。
直感と理性、このからくりについて『心のゾウを動かす方法』にて理屈を簡単に調べてたよ。
「わかっちゃいるけど行動できない」のは行動することのメリットを知らないとか、内容がわからないからといった理由ではなく、2つのモードが関係している。
速い思考(システム1)=直感直感は日常生活の多くの判断を
思考には2つのモードがある
速い思考、遅い思考行動経済学で考えられている人間の非合理的な行動には法則があるのではないか?この法則に着目したのは特徴なのだが、そもそも行動経済学の”行動”とは心理学の”行動主義”からきている。
2002年ノーベル経済学賞を受賞したのは、心理学者のダニエル・カーネマン。(あれ、この方、ほんの先日2024年3月27日に亡くなったんだ💦)
著書『Fast&Slow』の中で、わたしたちには「速い思
ナッジ"nudge”の成果…すごいな (その2)
公平な判断をするための"nudge"裁判はいかなる場合でも公平で公正でなければならない、が…。
イスラエルで行われた囚人の仮釈放申請の承認率を調べた実験があるのだとか。休憩直後に認められた仮釈放は65%(平均は35%)、休憩直前は0%だったのだという。
(何年に行われた実験なのか、調べましたが今のところ見つけられませんでした)
裁判官本人たちはいたって公平のつもりでも、どれだけ公平公正を目指し
ナッジ"nudge"の成果…すごいな (その1)
ナッジでどんなことができるのか?人間ってよく考えて行動しているようで、実は考えていないらしい。
結局、わかっちゃいるけどできていないってことなんだな。
わたしが一番感動したのが次のテーマ…!
オーケストラの女性演奏家の割合が増加!?1970年代の後半まで、アメリカの女性演奏家の割合は5%未満であったらしい。今はだいたい半分半分?確かに女性の地位向上の動きはアメリカが先端を走っているとしても、