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Which do you choose,"利益”or”損失”?



わたしノートより

思考には癖がある

A: 1. 確実に100万円もらえる
     2. 50%の確率で200万円もらえるが、50%の確率で0円かもしれない

B: 1. 確実に100万円失う
     2. 50%の確率で200万円失うが、50%の確率で何も失わない

Udemy はじめての行動経済学 丹羽亮介講師

Aでは1の確実な利益を選ぶ人が多いが、Bでは2の損失のできるだけ回避を選ぶ人が多いとの結果が出ているそうである。
矛盾した結果だけれど、つまり、人間ってさ、利益よりも損失の方が嫌なんだな。

損失回避性…というらしい。
資産運用の時に照らし合わせてみると、確かにわたしもそうするわ!

そうじゃない人もいるかもだけど、こう考える人が多いなら、これが人間のん思考の癖ってやつ。

こういった癖を利用すると、小さな力で結果をより良い方向に導くことができるかも…っていう考えがナッジ”nudge”

リバタリアンパターナリズム

ともいうそうである。リバタリアンとは「自由主義者」、パターナリズムとは「指図すること」。意思決定は自由で断ることもできるんだが、できるだけ望ましい方向に行動を促していくように仕向けること。

現在は公共政策や会社の制度設計に活用され始めている。先日のがん検診の記事のように、「強制はしないけどできるだけ受けてよね!」に使われてきている。

アメリカの企業年金加入率アップの例

企業年金加入は個人の意思ではなかなか難しい。なぜなら手続きが煩雑だったから。でも入っておかないと将来の生活困窮者が増えていく。政府も当事者もどちらもHappyとは言えない。
加入してもらうのがみんなにとってのHappy♪

なら、企業年金に入らない人に手続してもらう⇒入る人は手続きなし…としたら?

9割の社員が加入したんだそうな!
これをデフォルト効果というんだと!

これがナッジかどうかは知らないが…

日本人はお金の勉強をしてこなかった。だから投資とかにとてもネガティブな感情を抱いている。
でも、年金や福祉があてにならなくなっている今、自分の身やお金は自分で守らなきゃいかんよね?ってことには気づいている。

そんな中、「新NISA」とか「iDeCo」を政府が推奨し始めて、非課税や利用枠の緩和を進めたのは一種のナッジなのかな?とわたしは思っている.

参考資料 ・Udemy はじめての行動経済学 丹羽亮介講師
(この講義、とてもわかりやすいですよ)

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