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『白いカラス』シリーズ

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2022年6月の記事一覧

白いカラス(番外編) ー箸休めー

白いカラス(番外編) ー箸休めー

「週イチ」ペースで、『白いカラス』シリーズを書いてきましたが、ここでちょっと箸休め。

なにしろ、長い、わからない、つまらないの3拍子揃ったシリーズですから、読者に振り向いてもらえなくて当然。

なるべく一つの学問分野(discipline)に偏らない学際的(interdisciplinary)アプローチにしようと思ったのが、徒(あだ)になったようです。結果として、毎回、冗長な記事となってしまいま

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白いカラス(8) ー空中浮遊ー

白いカラス(8) ー空中浮遊ー

消長遷移
消長遷移:衰退と繁栄、情勢が移り変わること。
「消長」は、衰えたり、盛んになったりすること。「遷移(せんい)」は、移り変わること。

Q:建国以来「消長遷移」を繰り返しながら、1945年までに領土を30 倍に拡大してきた専制国家はどこ?

A:それは、ロシアです。

温暖で、雨量も多く、多くの人口を養うことのできる温帯域は争奪戦が起きやすいのですが、緩衝地帯も狙われます。

大戦後、東側

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白いカラス(7) ー天秤ばかりー

白いカラス(7) ー天秤ばかりー

ニュートン物理学のように論理的でもないし、時代も変わっているのに、憲法9条を「平和憲法」とイコールに捉える人がいる不思議。
「泥棒お断り」の張り紙をしておけば、「鍵も警察も不要」という話にはならないですよね(笑)。

     ◇      ◇       ◇       ◇

重たいものは空を飛べないのか?

このように、「一つの熱源から正の熱を受け取り、これを全て仕事に変える以外に、他に何の変

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白いカラス(6)  ー時間のない国ー

白いカラス(6)  ー時間のない国ー

クロノス:時間の神。クロニクル(年代記)の語源となった古代ギリシャ、シュロス島出身の思想家 ペレキュデースが創作した神。
大地、農耕の神でゼウスの父 クロノスとは別物。

オイラ、理想的な社会への憧れはあっても、実現可能性はゼロに近いと思ってます。なぜなら、人間は矛盾の塊だから。
それに、もはや変更すべきところのない社会では進歩の必要性がないから、歴史は止まってしまうでしょう。
これを人は、ユーク

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白いカラス(5) ーアルカディアとユートピアー

白いカラス(5) ーアルカディアとユートピアー

掲示板には以下のように書かれています。

掲示板を見た詭弁論部3人の会話。

詭弁論部|庵忠 茂作(あんちゅう もさく)|note

ko◯uro先輩「こりゃ、侵攻されないよう、防衛しなきゃなりませんね」

な◯た師範「そんなの、議論する必要なんておまへんでぇ。一体どこが、侵攻して来ると思ってはるの?」

清〇師匠「でも、議論はするでしょう、普通」

ko◯uro先輩「そうそう、あるじゃないですか

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