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私が恋した喜界島

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日本の南、九州鹿児島県喜界島。 奄美大島の東側。 地図を拡大するとポツンと出てくる小さな島。 人口7000人弱、島一周車で45分。 太平洋と東シナ海の境目にある、綺麗な海に囲ま…
更新少しお休み中。喜界島での生活が大好きすぎて、書き残すことに。島暮らしを身近に。旅の参考にもぜひ。
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#離島くらし

私が恋した喜界島#6仕事はじめ。

私が恋した喜界島#6仕事はじめ。

島の看護師はじまる。島同期。

はじめての出勤日。裾上げしたズボンを持って、お気に入りの木のトンネルをくぐって初出勤。(#3参照)

着替えて会議室前に集合。初めましての3人。
「おはようございます。ここでいいんですよね?」
みんなそわそわ、お互い探り探りの会話。

そんなこんなしていると、院長や看護部長、各々部署の代表スタッフが集まってきて朝の会がはじまった。
挨拶をして、院長からのお言葉を頂き

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私が恋した喜界島#5島での城。

私が恋した喜界島#5島での城。

喜界島でのおうちの話。憧れていたアパート。

島では、病院が借りている看護師寮用のいくつかのアパートに割り当てされて住んでいた。
今まで実家か寮に住んでいた私は、漫画やドラマの1人暮らしアパートに憧れていて、心躍ったのを覚えている。

家具家電調理器具あり。自転車も。
ありがたい。
そして猫ちゃん達がまわりに住み着いていて癒された。
(野良猫問題は島のひとつの問題ではあるのだけど…)

部屋は和室

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私が恋した喜界島#3はじまった島生活

私が恋した喜界島#3はじまった島生活

喜界島1日目。素敵な通勤路。

到着の翌日は職場での面談と健康診断。
朝、家から職場に向かうのに徒歩5分、自転車1分。
その少しの間でさえ、今まで見たことない花に、鳥に…
気になるものだらけ。
本当に島に来たのだと実感。そして美しさに感動。
その環境に入ってしまえばもう、緊張や怖さよりもワクワクが勝ってしまう。何をしようか、何ができるか、どんな人や場所や物に出会えるか。

病院では "美味しいもの

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私が恋した喜界島#2喜界島上陸

私が恋した喜界島#2喜界島上陸

喜界島へ出発の日。いよいよ喜界島へ出発。
私の荷物は、手持ちでスーツケースとリュック1つ。洋服とパソコンなど貴重品を手持ちにして、あとは段ボール3つを送った。キッチン用品と本、仕事道具とか細々と。

重たいスーツケースをゴロゴロしてチェックイン。スーツケースの重量オーバー。人生初の超過料金をお支払い。これも経験。笑

羽田空港から鹿児島空港へ。南に行く飛行機は高校修学旅行の沖縄以来、南ウィングにド

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私が恋した喜界島#1島との出会い

私が恋した喜界島#1島との出会い

喜界島との出会いのきっかけは

喜界島との出会いのきっかけは
2020年コロナパンデミック。

看護師として就職して3年。英語の勉強を進め、学生の頃からの目標だった海外専門学校の入学許可をもらえて地元近くの病院の退職を決めた。

離島に住む。
海外へ行く前に絶対に日本でやっておきたい事。看護師になった理由のひとつでもある。渡豪までの半年間、離島看護師をする事を選んだ。

2020年2月から3月、有

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私が恋した喜界島#0

私が恋した喜界島#0

日本の南、九州鹿児島県喜界島。
奄美大島の東側。
地図を拡大するとポツンと出てくる小さな島。

人口7000人弱、島一周車で45分。
太平洋と東シナ海の境目にある、綺麗な海に囲まれたサンゴでできた島。

そんな南の小さな島に私は恋をした。