#なぜ広まらない
育児のバトンは、1991年から受け継がれてきてるはずなのに
前回の記事は、男性育休シリーズから離れ、素敵なnoterさんの紹介をしました。
前々回の記事では、男性育休の旗振り役となっている国家公務員の育休制度について調べました。
すると、育休がどのように制度化されていったのかについて、気になり始めました。
で、少し調べてみることにしました。
もしかすると、間違っているところがあるかもしれません。
お気づきの点がありましたら、ご指摘ください。
いつから
最初の7日間の有給化で、男性が育休を取得しやすくなった住友化学さん
前回の記事では、ダイバーシティを大切にする企業について考えてみました。
そして今回。
実際に、男性が育休を取得する視点から、先進的な取り組みをされている企業を調べてみることにしました。
先進的な企業の取り組みの中に、日本でも男性育休が広まっていくヒントが隠されているような気がします。
そんなヒントをつかむことができたらいいかな、と思っています。
男性育休の取りやすそうな企業
第1回
住友化学株
常識を変えた男性育休の必須化で、大きな変化が起きたリクルートさん
前回の記事から、男性が育休を取得しやすい取り組みをされている企業を調べ始めました。
先進的な企業の取り組みの中に隠れている、日本でも男性育休が広まっていくヒントをつかみたいと思っています。
男性育休の取りやすそうな企業
第2回
株式会社リクルート(以前は株式会社リクルートコミュニケーションズ)さんです。
男性の育児休暇を必須化多くの会社では、特別休暇を取得できる権利を従業員に与え、その権利の
多様な働き方を認めるコアレスフレックスが男性育休100%を生んだキャッチネットワークさん
前回の記事では、大企業、大和証券グループ本社さんの取り組みをまとめてみました。
大きな企業でなくても、男性育休の取得率100%の企業もあります。
そこにも、ヒントになることがありそうです。
男性育休の取りやすそうな企業
第4回
株式会社キャッチネットワークさんです。
従業員200人、育休100%キャッチネットワークさんは、愛知県の西三河地方にあるケーブルテレビの会社です。
従業員数は約200
取った社員と取らせた管理職へのボーナス支給で、男性育休100%を続けるサカタ製作所さん
前回の記事では、長い歴史と伝統のある江崎グリコさんの育休制度について調べてみました。
今回の企業は、地方の小さな町工場、それも従業員の7割が男性。
男性育休からかけ離れたイメージ。
だからこそ、ヒントを探りたくなります。
男性育休の取りやすそうな企業
第6回(全6回の予定)
株式会社サカタ製作所さんです。
残業ゼロ宣言
サカタ製作所さんは、公共施設の波型屋根や家庭用のソーラーパネルを取り付け
0.3%の大企業と99.7%の中小企業、この構造が男性の育休取得を阻んでいる!?
前回の記事を含め、ここ数回、男性育休の取りやすそうな企業について調べたことをお伝えしてきました。
調べながら、むむむ??企業規模が関係してるかも!?と思うようになりました。
で、さらに調べてみることにしました。
とても大きな企業では、育休を取得した男性のいる割合が高い「平成30年度仕事と育児の両立に関する実態把握のための調査研究事業報告書」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)には、企業アンケ