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マウンテンランニング色々

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マウンテンランニング、トレイルランニングレースについての色々
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#スポーツ

僕はスポーツが出来ない

僕はスポーツが出来ない

9年前、36歳の時に書いた僕の子ども時代のエピソード。
そして、トレイルランニングに出会ったきっかけについて。
*2024/1/2加筆修正

僕はスポーツが出来ない
これは僕の学生時代の友人のよく知るところだ。
そもそもずっと生徒会で、文化祭や体育祭の実行委員そんなばかりやっていた。
劇の会やイベントでも照明をやったり、何かを「創る」事が好きなのは昔から
変わらずだけど。

「教員免許を持っていて

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ATHLETES COMMISSION(選手委員会)、3期目へ。

ATHLETES COMMISSION(選手委員会)、3期目へ。

僕はマウンテンランニング国際連盟(WMRA)の選手委員(ATHLETES COMMISSION)を長年務めている。

2017年頃から始まったこの委員会に1期途中から合流。
2期目はコロナ禍だったこともあり、改選が行われず留任。
そして先日、第3期の募集があった。
少し迷ったけど、友人が背中を押してくれ手を上げた。
その結果、継続して活動することが決まった。

今季は13ヵ国17名のメンバーで構成

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世界への扉~マウンテンランニングマスターズ世界選手権へのチャレンジ~

世界への扉~マウンテンランニングマスターズ世界選手権へのチャレンジ~

ちょうど昨年の今頃、僕たちはアイルランドにいた。
マウンテンランニングのマスターズ世界選手権に出場するためだ。

マウンテンランニングのこと僕はマウンテンランニングワールドカップに2012年から参戦。2013年〜19年にかけては日本代表として、マウンテンランニング世界選手権に出場。マスターズ世界選手権は2018年から参加し続けている。選手活動と同時にマウンテンランニング国際連盟(WMRA)のAth

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Smarna Goraへ

Smarna Goraへ

スロヴェニア滞在の1週間を忘れないうちに更新しようと思いながら毎日慌ただしく、なかなか更新出来ずにいる。

結果、順不同になってしまうのだけどタイムリーに感じたことを残しておくのも大切ということで、昨日(滞在6日目)のことを書いておこうと思う。

待ち合わせたけど…

この日はマウンテンランニング国際連盟(WMRA)の会長Tomo Surfさんと会うことに。スロヴェニアには主にマウンテンランニング

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国際マウンテンランニング連盟への寄稿、STORY8 日本語版

国際マウンテンランニング連盟への寄稿、STORY8 日本語版

5月から続けてきた寄稿もいよいよ最終回。友人の助けあってこそだけど、とてもやりがいのある寄稿でした。今回は完結編ではありますが未来に向かって思うことを色々と書いてみました。

また、当初は8月中に完結すると思っていたのだけど、9月に入り込んだので、9/4(土)マスターズ世界選手権後の公開となります。前後して書いているので若干時勢がおかしなところがあるかもしれないけれど、その点ご容赦ください。

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ヨーロッパにはトレイルランニングが定着しやすい素地がある。

ヨーロッパにはトレイルランニングが定着しやすい素地がある。

僕が今いる、オーストリア。

チロル地方では、山の麓に集落があり、川が流れ、線路や幹線道路が走っている。その多くはそれぞれの山を背負っており、スキー場だったり色々な形で利用されている。

グリーンシーズンはそこが山歩きやトレイルランニングのフィールドになる。

トレイルランニングという言葉が生まれる前から、そのフィールド人々は歩き、走っていた。

そして、berglauf(ドイツ語でbergが山、

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国際マウンテンランニング連盟への寄稿とSTORY2日本語版

国際マウンテンランニング連盟への寄稿とSTORY2日本語版

今月から数ヶ月にわたり、国際マウンテンランニング連盟への寄稿を行う。その第2回目の記事が公開された。web記事は英語(今回も英訳したものを友人に添削してもらいました感謝感謝)なので、原文記事をここに掲載する。

前回もだが、翻訳する過程で表現が変わったり割愛したり追加したりとものすごく良い経験をさせてもらっている。僕の拙い文章を添削してくれる友人の努力に応える意味でも回を重ねるごとに読み応えのある

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