マガジンのカバー画像

音楽活動の先に見ているもの

12
ファーストアルバムの制作から11年経った2018年に活動を本格始動。そこに何を見ていて、何を成し遂げたいと思っているのか。。アメリカから帰国後、アイデンティティクライシスを通った… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

「あなたが必要」:ラブレターを綴り続ける。

「あなたが必要」:ラブレターを綴り続ける。

「自分は世の中から必要とされてない」
って思うことって、誰でもあると思う。

理由は2つあると思う。

(1) 居る場所を間違えている。
(2) ジブンらしく振舞えてない

FOUR LEAF SOUNDは(2)を解決したいとずっと思ってる。

自分はそこで、
完全に、生き方を見失ってしまったから。。
(詳しくはこちらの記事、私の日本帰国story:「みんなと同じよりも」)

FOUR LEAF

もっとみる
自分らしく生きることは、自分勝手?

自分らしく生きることは、自分勝手?

「自分らしく」生きることと
「自分勝手に」生きることの違いって何なのかな。。と思った。



自分が語っている生き方は、
日本の人から見ると、自分勝手に映る場合もあるかもしれないな。。と。。

「自分らしく」と「自分勝手」

そこの境目って、
周りの人の受け止め方でも、随分変わる気がする。


文化が違うと、印象や評価も変わるしね。。

私自身はアメリカナイズされているので、
日本では「自分勝手だ

もっとみる
「リアル」が起こす化学変化を創り出していきたい

「リアル」が起こす化学変化を創り出していきたい

アメリカでは、小さいころから学校でも家庭でも、

自分の考えや思いを「伝える」こと、
相手の言葉を「聞く」ことを訓練されているから、

初対面の人でも、普通に自分の意見や考えをシェアし合うし、
学校の授業は、質問やディスカッションをしながら進んでいく。

日本で生まれ育っている自分は、

考えを「持つ」こと、
発言できるように「まとめる」こと、が即座にできず、

発言しない/出来ないことで、低評価

もっとみる
あなたのことが知りたい

あなたのことが知りたい

日本で働いていて、不思議に思ったことがある。
何か問題があっても、誰も何も言わないこと。

一言交わし合うだけで、仕事効率がもっと上がるのに。。
お客さんへも、もっと良いものが提供できるのに。。
職場の人間関係も、もう少し楽になるのに。。

何でだろう、とすごく不思議だった。

アメリカじゃ考えられないことなので、ずっと疑問だったけど、

和を重んじる思いからきていたり、
嫌われたくないってことだ

もっとみる
「リアルな等身大」=最高の魅力を、一緒に味わいたい。

「リアルな等身大」=最高の魅力を、一緒に味わいたい。

アメリカで多くのアーティストのステージを見てきたけど、「リアル」で「等身大」な演奏ほど、魅力的だといつも思ってた。

技術的なことなんて忘れて、その人の「リアル」に引き込まれていく感じ。

バークリー音大でも、たくさんの素晴らしいミュージシャン達が、
自分たちの「リアル」を音楽にアウトプットしていた。

ここでもやっぱり、黒人の生徒たちはずば抜けていて、

何も装うことなく、人生そのものを背負った

もっとみる
「リアルな等身大」で体も健やかに在れたら

「リアルな等身大」で体も健やかに在れたら

体は正直。

心はもう少し複雑で、

疲れてるのに、
「全然まだまだ頑張れるでしょ」なんて思っちゃってたりして、

急に熱を出したり、お腹が痛くなったり。。
体が、SOSで教えてくれることが、私は結構多い。

急に涙が出てくるときもあって、

心がまだ知らないことを、
体はすでに理解しているんだなと思う。

日本帰国後、アイデンティティクライシスを通って、
少しずつ「ジブン」らしさを取り戻して行く

もっとみる
脱「恐れ」:いろんな「リアルな等身大」を応援したい。

脱「恐れ」:いろんな「リアルな等身大」を応援したい。

FOUR LEAF SOUNDの活動を本格始動するまでに、自分の中で解決されないといけないことがありました。

それは、「恐れから選択をしないこと」。

これって、本当に人生を左右することだよね。。

自分は、バークリー音楽大学という素晴らしい音大に行かせてもらった訳だけど、
「音楽で食べていきたい」とか、全く考えたことがなくて、

ただただ、
「どうしたらもっと良い表現者になれるのか。。」ばかり

もっとみる
「ジブン」に戻れる、安全な場所になりたい。

「ジブン」に戻れる、安全な場所になりたい。

日々生きてると、いろんな事があって、

良いことも、そうでないことも、
忘れているものも、無意識なものも、

自分の中に蓄積されて行く。

蓄積されたものが土壌になって、
表面のいろいろを形作ってる。

発言や振る舞い、思考や行動パターン。

瞬発的に怒ってしまったり、過剰に気を使ったり、
少し意地悪をしたり、人と比べてばかりいたり。。

全て「心」に在るものの表れだと思うんだけど。

何かを守る

もっとみる
黒人音楽のリアル: “The spirit must go on”

黒人音楽のリアル: “The spirit must go on”

自分は、黒人の人たちの音楽が大好きで、
好き過ぎてアフリカまで行っちゃってるんですが、

そこまで大好きな1番の理由は、
「リアル」なところ。

表現者の「リアルさ」に、魂をグイッとつかまれる。

渡米した理由も、彼らの歌声に感じていた「真実味」みたいなものが何なのか知りたかったから。。

アメリカ黒人の彼らが通ってきた道は、日本で日本人として生れ育った自分には、想像もつかない。

今も、暴動が起

もっとみる
私の日本帰国story:「みんなと同じ」よりも

私の日本帰国story:「みんなと同じ」よりも

連載記事の3回目。
前回の内容と少しかぶるんだけど、自分の体験談を少し。

自分は、10年間アメリカにいて、20代という血気盛んな時期を、全てアメリカで過ごしたものだから、

帰国する時、「日本」のシステムとか文化をなかなか理解できず、すごくナーバスになってた。

アメリカ社会とは随分、常識とか価値観が違うから、

「失礼なことになったらどうしよう」とか
「目立ってしまったらどうしよう」とか気

もっとみる
「装わないリアルな等身大」のライフスタイル。

「装わないリアルな等身大」のライフスタイル。

「リアルに」
「装わず」
「自分らしく」
「等身大で」

FOUR LEAF SOUNDがアーティスト活動の軸においていること。

音楽をやる時だけじゃなくて、生き方そのものがそう在りたいと思う。

「音楽は生き様そのもの。」

アメリカで出会った素晴らしい音楽家たちから学んだ。

黒人として、決して簡単ではない人生を歩んで来た彼らから、
"You gotta be real" って言葉をよく耳に

もっとみる
音楽活動の先に見ているもの。

音楽活動の先に見ているもの。

ファーストアルバムを制作したのが2007年。
インスピレーションに促されるままに、相棒のMonologことYuki Kanesakaと、取り合えずレコーディングをした。「作った後どうするか」なんて全く考えなかった。

アルバムが出来上がった後も、PRやライブ活動は一切せず、
でも楽曲は生まれ続けるし、「こんな作品を作りたい」インスピレーションは止まない。。

2009年にセカンドアルバムの制作に入

もっとみる