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「装わないリアルな等身大」のライフスタイル。

「リアルに」
「装わず」
「自分らしく」
「等身大で」

FOUR LEAF SOUNDがアーティスト活動の軸においていること。

音楽をやる時だけじゃなくて、生き方そのものがそう在りたいと思う。

「音楽は生き様そのもの。」

アメリカで出会った素晴らしい音楽家たちから学んだ。

黒人として、決して簡単ではない人生を歩んで来た彼らから、
"You gotta be real" って言葉をよく耳にした。

「良いミュージシャンになりたかったら、生き方をそのように変えていかないとだめだよ。」

リアルな生き様を紡ぐ彼らの音が、魂に響き、聴く人の人生を変えることを、多々体験してきた。

多くのアメリカ黒人の人たちにとって、音楽はスタイルや楽しみ以上の意味がある。リアルな生き様を音に紡ぐことで、自分たちの歴史を刻んで来た人たち。。

そんな彼らから強い影響を受けてきたこともあって、

FOUR LEAF SOUNDは、「装わないリアルな等身大」の先にある可能性を信じてる。

でも「リアルな等身大」って、曖昧な言葉。

そもそも「自分らしく」とか「等身大」って言葉が、日本ではナチュラル系のふわっとしたイメージがあることに、最近気づく。

自分が思う「等身大」は、汚いものも良いものも、何も装ったり隠したりしていない状態。

格好が良いところも、知られたくないものも、全てを含んだ姿で、

当たり障りも、良いような悪いような。。少しいびつなイメージ。

それが、人が生きる「リアル」だと思うから。。

日本社会に身を置いていると、ちょっとした「嘘」が多いことに気づく。

思っていないことに「そうですよね」って答えたり、
魅力を感じていないものに「いいですね」って言ったり。。

なかなか本音が見えて来ないことが多い。

社会的プレッシャーが大きいんだと思うんだけど、その場を難なく過ごすためにつく嘘が、チラホラと見え隠れする。

本質が見えにくくて、

どこからか取って来たものを、「等身大」にたくさん付け加えていたり、時にはどこか1部を削り取ってしまっている人もいて、

本音を言わない、建前が多い社会で、
それが、ちょっとした歪みになって、

人間関係がこじれていたり、疎遠になっている感じがする。

よく、「やりたいことがない」って声を聞く。
「やりたいことがあるっていいな。。」って羨ましがられることもあるけど、

それってたぶん、普段本音で生きてないからだと思う。

「やりたいこと」がある人が特別だなんて思わないし、
「やりたいこと」がない人たちが、劣ってるなんて絶対にない。

でも「やりたいこと」が見つからない人たちは、
人生の目的が見つからないままで、どこか、しんどそうなんだ。。

なんで見つからないのかな。。って考えると、

「やりたいことがない、見つからない」って人たちに共通しているのは、
「周りの目を気にする」タイプだってこと。

自分の「心」を聞いて、それに忠実に生きることよりも、
周りを気にして生きてる傾向が強い。

「周りがこうしているから」
「こういう事を言うと、こう思われるから」
「ここは、こうしておくべきだよね」

アメリカから帰国してきた時の自分がそうだった。

heart’s desire=「心が望む」ことよりも、「周りがどう思うか」を基準にしてたから、

「何がやりたいのか」が、よくわからなくなってしまった。

本心よりも、「周りがどう思うか」を気にしている内に、
本当の自分と、建前の自分との間で、よくわからなくなっていった。。

心に反した言動が積み重なって、
よくわからなくなって、完全 “LOST” 状態。

この状態って、ホントしんどいんだよね。
居場所がないままで、謎に自己嫌悪になっちゃったりして。。

肝心の音楽にまで影響が出て来てしまって、
「これではダメだ!」と、
振る舞いや言動を変え始めた。

自分の感じていることや心が向くことに正直に、人の目や「大人の常識」は置いておいて、

嫌いなものは嫌い。
好きなものは好き。

まずそう思うことを自分に許すところから始めた。

そうする内に、徐々に本音で振る舞えるようになって、

「ジブン」の輪郭がどんどんはっきりしてきた。

何が得意で、何が苦痛で、
どういう価値観を持っていて、だからどう生きたいのか。。

人生の方向性もはっきりしていった。

「心に嘘をつかない」って、自分を知るためにすごく大切なこと。

自分勝手にやりたい放題振る舞うのではなく、
相手の気持ちを考えずに言いたいことを言う、というのでもなく、

でも、「ジブン」を偽らないこと。

気の合う友達といる時だけじゃなくて、

どこにいても、誰といても。。

I know...日本では難しいよね。特に職場だと。。

でも、出来ることから少しずつ、身につけた装いを脱いで、
自分の心に沿った振る舞いを選んでいくと、

周りも変わり出したりして。。
新しい「ジブン」に出会ったりもして。。

灰色だったものが、鮮やかな色を帯び出す。

そこから夢やビジョンが生まれるかもしれないし、眠っていた情熱に気づくかもしれない。

それがどんな些細なものだったとしても、周りの人の生活や人生も変えていくと思う。人の心が動くと、周りの人の心も動く。。

そうやって、誰かのリアルな生き様が、他の誰かのそれにつながって、
社会全体の波になって、ムーブメントが起きたり、コミュニティの益になっていくと信じてる。

日本にいてすごく思うのは、もう他人の目を気にする生き方を辞めませんか?ってこと。1人1人が「ジブン」の軸をもって生きるとき、この社会はもっと寛容で、もっと創造性に溢れたものになると思う。

小さな1歩の積み重ねだけど、FOUR LEAF SOUNDの活動を続ける中で、発信する音や場所が、いろんな人の「リアル」を応援するものになったらと願ってる。

自分に「リアル」であること。
「ジブン」を知ること。

「装わないリアルな等身大」の先にある、
無限大の可能性を一緒に体験していきたいな。。


<今日の1曲>

"Still Swingin"
大人になっても、小さな女の子のように、夢を見てるんだ。。って曲。
何歳になっても、夢を見ていきていたい。
次世代のためにも。。


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