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あなたのことが知りたい

日本で働いていて、不思議に思ったことがある。
何か問題があっても、誰も何も言わないこと。

一言交わし合うだけで、仕事効率がもっと上がるのに。。
お客さんへも、もっと良いものが提供できるのに。。
職場の人間関係も、もう少し楽になるのに。。

何でだろう、とすごく不思議だった。

アメリカじゃ考えられないことなので、ずっと疑問だったけど、

和を重んじる思いからきていたり、
嫌われたくないってことだったり、
面倒臭かったり、
時間的・精神的余裕がないってことだったり。。

上司が分からず屋。。とか。。

今では、理由はいろいろあるんだろうなぁと、なんとなくわかる。

それでもやっぱり勿体ないなと思うのは、

みんなそれぞれ、
すごく良いアイデアだったり、思いを持っている。

「こうしたら良いのにな」
「本当はこうなんだけどな。。」

それぞれに、色々思うことや見えていることがあって、

そういうものが、発言を控えることで、
その人の中だけで終わっていってしまうことが、

すごくすごく勿体ないと思う。

自分がツイッターが面白いなと思うところは、
こういう観点からで、

有名な人のツイッターはあまり興味がなく、

それよりも、
普段、メディアに乗らないような人たちのつぶやきから、

その人の人生が垣間見れることが、
すごくおもしろい。

funnyの面白さじゃなくて、
interesting=興味深い、の方のおもしろさ。

こんなこと考えてるんだ。。
こういう風に見えてるんだ。。

立場とか仕事とか関係なく、
本音を語る「リアル」がおもしろいし、

他の人のフィルターを通して見えるものが、
自分の視野を広げてくれたり、
心に風を通してくれたりする。

でも、それを「リアル」の人間関係でできたら、
もっともっと面白いと思う。

「知ってた」と思った人のことを、
全然知らなかったりして。。

自分に見えている景色を、
自分の内だけに秘めておかず、

誰かと共有してみて欲しい。

自分が安心できる相手と、
安全な場所で。。

FOUR LEAF SOUNDの作品や配信が、そんな場所であったらいいなと、
いつも思う。

誰も裁かない、
誰もアドバイスしない、

ただ、自分の考えや思いを打ち明けられるような、
そんな場所。

FLSの音や言葉を聴きながら、
リスナーの「リアル」が現れるような、
そんなことを夢見ながら。。

音楽をツールに、「あなたのことが知りたい」と思う。

だって、絶対、面白いから。。


<今日の1曲>

"Let's Talk"





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