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「リアル」が起こす化学変化を創り出していきたい

アメリカでは、小さいころから学校でも家庭でも、

自分の考えや思いを「伝える」こと、
相手の言葉を「聞く」ことを訓練されているから、

初対面の人でも、普通に自分の意見や考えをシェアし合うし、
学校の授業は、質問やディスカッションをしながら進んでいく。

日本で生まれ育っている自分は、

考えを「持つ」こと、
発言できるように「まとめる」こと、が即座にできず、

発言しない/出来ないことで、低評価になることに、
すごく焦った覚えがある。

「意見を言わない/発言しない」=ネガティブな評価なんだよね。。

日本と真逆。

「違う」ことが前提にある文化だからかな。。

日本のように「察し合う」よりも、

「言語化」し合って、
互いを「知ろう」とする意識がかなり強いように思う。
(もちろん、全ての人がそうではないし、状況によっても
異なってくるけど。)

自分が好きだったのは、
「話し合いながら、より良いものを構築する」土壌があったこと。

それは、
学校の授業にしても、
夫婦生活にしても、
職場の関係にしても、

より良くコミュニケーションを取るために、
日本よりももう少し時間や心を費やすように思う。

自分はどう感じて、どうしたいのか、
どうしたらもっと伝わるのか、
この状況を変えるにはどうしたらいいのか。。

結果「より良いものにしよう」って空気を
いろんなところで感じられてた。

なるほどな、と思ったのは、
自分もめちゃハマった
“Friends”って超大人気コメディドラマがあって、

笑いが、ノンストップで色んな方向からやってきて、
息が出来ないくらい笑ったエピソードも少なくないんだけど、
(盲腸の手術後2日目に、新しいDVDが届いてしまい。。
暇だし観てたら、笑い過ぎで傷口が痛かったのを、今も覚えている。。)

このドラマの脚本、
毎エピソード、何人かのライターがチームを組んで書いていたそう。

1つのアイデアに対して、
話し合いながらアイデアを積み上げたり、
複数人の視点を盛り込みながら作っていたそうで、

納得。そりゃ面白い訳だ。。

話し合いがちゃんと出来ているチームから
生まれてくるものって、

すごく魅力的でパワフル。。

FOUR LEAF SOUNDも、そういうプロダクションを目指していて、

私、Murabayashiを中心としたプロジェクトだけど、

誰かに作業や制作をお願いするときは、
その人の感性を、自由に心置きなくインプットして欲しいって、
いつも思う。

意見をシェアし合えていなかったり、
アイデアをプルバックしてしまうような、

そういう雰囲気を作ってしまわないように、
すごく気を使う。

自分のビジョンやリクエストを伝えながらも、
相手の「リアル」も引き出せるような、

そういうプロダクションが理想。

その人が、感じたことや考えていることが、
FOUR LEAF SOUNDにとっては、すごく重要なアセットで、

チームの1人1人が遠慮せず、
「リアルな等身大」で、ちゃんと「機能」できていることが、

よりよい作品や活動を生んでいく財産だと信じてる。

どこまで、互いが「リアル」でいられるか。。が、
作品のクオリティに関わってくるようにも思う。

きっと、何でもそうだよね。

FOUR LEAF SOUNDを通して、
「リアル」が重なった化学変化をたくさん起こしていきたい。

「知ってる」を超えて、絶対面白いはず。

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