#6[ときめき]トイレ掃除は好きですか？② やる意味ある？
前回は見たこともない『不思議なお手洗い』のお話でした。
トイレ掃除といえば。なにをイメージしますか？ 掃除を変えて周りの変化、魅惑のトイレ掃除への誘い、第2話をお届けします！
みなさんは、トイレ掃除がお好きですか？
世の中、嫌い、苦手、好きじゃない。習慣なだけ。
そう考える人の方が多いかもしれません。
バッチリきれいにならなきゃ。ハンパはだめ？
まあまあ。ちょっとでいいからやってみましょ？
はじめは、水のつかない場所から。
水がつくなら、手洗い器から。
ホコリを取って、くすみ汚れが取れたら……。
『最後の砦』はすぐそこ、
勝利はもう、目前です！
（戦わないで、一緒にやろう～）
便座まわりから始めるのはちょっと……。
とにかく「触れたくない」
お部屋と変わらない感覚の場所から、
始めてみませんか？
お部屋用の掃除道具が使えるところから
ドアの外側は、お部屋用の道具でOK。
個室内は、ドアノブより高い場所、低い場所で道具を変えます。
道具をあれこれ変えるとモタついたり、
めんどうになる「種」に。
作業は順に、ドアノブより高い場所→低い場所→便器、
さわれる場所→よごれのキツイ場所
用意するもの
使うのは、おそうじシートとブラシ、洗剤です。
100均で買えるものでOK。
はじめて手をつけるなら？
壁、ドア、ドアノブ、収納、電灯まわり
トイレの外、ドア全体はどうですか？
電気をつけて、あかりの小窓を磨いてみよう。
あれ、明るくなった？
ピカピカになりましたか？
それじゃ、他のところもお願いします！
お部屋用のウェットティッシュで、拭き掃除。
ホコリを払い、黒ずみをぬぐいます。
アルコールや、アルカリ電解水を含む製品は、
無垢の木に使ったら、水拭きしてね。
お次はドアの裏側、ドアノブより上の辺り。
蝶番のホコリを取って、金具をピカピカに。
ドアノブより下のエリアは、
トイレ用の道具に変えます。
持ち換えないで、
同じ道具でタオルハンガーを磨きます。
お次は収納棚。
お部屋にあるのと同じもの、まだあるかな？
ピカピカにしましょう。
タンクの手洗い器まわり
はじめて水のある場所に触れます。この水は洗面所やお風呂、台所と同じお水。わかってても、これに触れるのもちょっと嫌だったりしませんか？
苦手な人にはハードルが高い！
でも、収納までさわれたら、
もうひと越え！トライしてほしいんです。
日々のお手入れ
掃除が習慣になったら：
タンク→フタ→便座→便器、の順です。
床を拭いたシート：
便座の裏→便器のフチ→捨てる、の順です。
掃除の頻度
便座まわりは毎日、床や壁は汚れに応じて週1～月2までの範囲で調整します。トイレ内の設備や材質、家族構成によって、ご家庭ごとに大きく差が出ると思います。
掃除を続けるために大切なこと
お金をかけないこと
あるもの、捨ててもよいものを使う。
汚れをつけるものに、
「わざわざお金をかけない」を意識して。
古いハンカチ、靴下、ウェットティッシュ、
掃除が終わったら、ポイッ！
焦らない、無理しない、押しつけない
毎日点検、気になったときが始めどき。
頼む時は「お願い」で。
トイレ掃除と生き方
トイレは自分と向き合う場所
お父さん、今朝もトイレでタバコを吸いながら新聞を読む。今も昔も、その日の事を考えたり、思考するための部屋。
日本人ならではの不思議な空間、お手洗い。
お手洗いに入ったら、どんなことを考えていますか……？
ぜひ、記事にしてほしいな。
できたらスキしに来てね、すぐ見にいきます！
トイレは知性と品性を磨く場所
家計に興味がでてきます
必要かどうか、買うべきか否か。
食品、日用品、娯楽や固定費に至るまで、
我が家に最適な日用品、必要な使用量を見極める機会になります。
金銭感覚が冴えてきます
最低限の費用と物量を知って、
おしゃれにする余裕を持ってもいいでしょう。
我が家の維持費を具体的にイメージできるように。
料理や洗濯、身の回りの品の維持費と手間。
視点が変わり、物やお金を捉える目が変わります。
「私、こういうのが好きなんだ。大事な人なんだ。」
が、分かるようになってきます。
ケチと倹約、浪費と豊かさの基準ができてきます。
立ち居振る舞い、価値観を確認できる
「出る時にフタを閉めない問題」に始まり、
ドアの閉め方、きれいに使えているか、
大音を立ててペーパーを取る仕草、
ペーパーホルダーから出る紙の量……。
価値観の違いが大きく出る場所。
みなさんはゼッタイこれは嫌！とか、ありますか？
トイレ掃除は、掃除の基本を全て学べる
掃除といっても、洗う場所や道具、手法がたくさん！
掃き掃除、乾拭き、水拭き、洗剤あり・なし
整理、整頓、在庫管理、備品購入……。
これほど、なにかをした達成感を感じる掃除は、
家じゅうでトイレ掃除以外にあるかな？
そう思えるほど、
やりきった時のきもちよさがクセになる。
トイレが掃除できるなら、
家じゅう全部きれいにできる！
お手洗いはそんな奥深い、
おもしろい空間なんだと思っています。
それではまた、次の記事でお会いしましょう！
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