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神在月（神有月）の出雲へ
■ あれから…あれから…しばらくして、私は、
「青」いあなたを探す旅に出かけはじめた…
どれから話したらいいのか、わからないけれど…
いずれの地においても、
私は「青」いあなたを感じた…
「青」いあなたの存在は…まだ…ある…
まだ…辿れる…はず…
急がなければ…
どれから…話したら…いい？
どれからでも…いいか…
すべては…繋がっていくの…だから…
■ 神在月（神有月）の出雲へま
青い姫をさがして～はじまりのはじまり
■「青」の記憶それは、伊豆の山に登ったことから始まった…
その日から、
私の心のなかに突然あらわれた「青い姫」
「青」…
…そう…「青」…なのだ…
私の心のなかの…遠い…遠い…記憶…
深い…深い…記憶…
あなたは…誰…
■ 腹をみせて死んでいた「鴨」
「青い姫」は「青衣」をまとっている…
その「青」は…もしかしたら…「露草」で染めた色？
「露草」は…「月草」…「鴨頭草」
あ