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過労 vs 断食(ファスティング)<後編>

過労で頭痛が起こり、精神状態もかなりネガティブに。「ファスティング(断食)したら治るかも?」と思い立ち、ファスティングを始めました。
その後編です。(前編はこちら↓)

<3日目>頭痛なし!久々に幸福感を感じた1日。

朝から、幸せに包まれる
じんわりとした、幸福感に包まれる。
久しぶりの感覚。

いや、これは幸福感どころではない。圧倒的な幸福感。
「多福感」というのではないだろうか?

ファスティング中に感じた「多福感」とは

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このとき感じた「多福感」って、「楽しい」とも少し違う。

普段の「楽しい」って感じは、自分の中でテンション上がって、エネルギーが満ちあふれ、やる気が出る感じ。

でも「多福感」は、ちょっと違う。
自分だけでなく、周りの世界も全て満たされている感じ。
そして、なんでもできる気がするが、なにもしたくない気になる。

(つまり、あるがまま、今のままで良いという圧倒的な肯定感)
当然だけど、疲れ切って「なにもできない」という感じとも全然違う。

ふと「悟り」という言葉を連想した。

調べると、ファステングをすると、脳内にセロトニンという神経伝達物質が出るらしい。
セロトニンは、いわゆる「幸せホルモン」とも呼ばれている神経伝達物質で、精神を落ち着かせる効果を持っている。

ここ最近、幸せと感じることがなかった。
それが、脳の疲労によるホルモン異常だとすると、ファスティングによって、脳の状態が正常に活性化されてきたのかもしれない。
つまり、ファスティングは治療効果もあるのではないか?と思う。

もう少し調べると、ファスティングは、うつ病の治療にも使われているらしい。

断食をすることは、気分、ウェルビーイング、そして時には多幸感の改善に関連する。
様々なメカニズムが提案されており、うつ病の治療における適用可能性が検討されている。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/多幸感

口を開けている間に、1日は過ぎ去った……。

「これが悟りか…。天上天下唯我独尊。うむむ.....」
とか思っているうちに、1日終わってしまった。

多福感を感じることは、とても尊いと思うのだが、なにも行動できないので、実生活では、あまり役に立たないのかもしれない。

はたから見ると「ほろ酔い」と区別がつかない気もする。
そういえば、そんな小説あったな。

夜から、また少し頭痛が出てきた。。。
早めに寝ることに。
起きたら、治っていればいいな。

<4日目>朝から頭痛。そして、リアルなストレスに落ち込む

朝起きても、頭痛は続いていた。

今日は仕事なので、頭痛に耐えながら仕事を続ける。
しかし、仕事でストレスを感じるとこも起き、気分が落ち込む。

⚫︎ファスティング中は、ストレスに弱い。
ファスティング中は、自分の感情や外からの刺激に敏感になる。

例えば、ファスティング中に公園を散歩したりすると、外の光や匂いなどが、普段より好ましく感じることができる。
こういうプラスの刺激ならよいのだが、マイナスの刺激もダイレクトに感じてしまうので、もしファスティング中にストレス感じる状況になったら、そこでやめたほうが良い。

●ファスティングは今日まで。
余計はストレスは受けたくないので、ファスティングは今日までにする。

ファスティング終えるとき、重要なのは、回復食だ。
少ずつ胃を慣らしていかなくてはいけない。
・・・・・いけない。
・・・・・いけないのだが……多分食べちゃうだろうな〜。
ストレスも受けちゃったし。

きっと今夜自分は、暴食するだろうな、と確信する。
自慢じゃないが、自分の性格については、ちょっと詳しいのだ。

そして、回復食食べたあと、やっぱり暴食モードに突入した。
……げふ。

一応、暴食前に、体重を測定したら、今回のファスティングによって、―2.5Kg減っていた。これがどうなるか…?

5日目 ファスティングの次の日。頭痛なし!

朝。頭痛なしで起きる。それだけで幸せ。
午後からも調子良い。

体重は1.5Kgふえていた。
ファスティング中に-2.5kg減って、昨日の暴食で+1.5K増えて、
差し引き-1.0kg減。
減ってはいるので、それで良しとする。

⚫︎宿便が出た
けっこうな宿便が出た。
宿便というは、体内の老廃物などが便として排出されるもの。
ファスティングのデトックス効果の結果として考えられている。
普通の便とは違うので、一見してわかる。

ここ2ヶ月ほどの暴飲暴食とジャンクフードのデトックスができた気がする。

ここで「頭痛」のことを少し。頭痛って死ぬほど辛い

世の中には、ほぼ頭痛味わったことのない人も存在します。自分の両親もそうです。
そういう人には、頭痛の苦しみは理解できません。
「頭が少し痛いだけでしょう?」

確かに。死ぬような痛さではありません。
歩けるし、仕事もできるし、会議なんかも出れます。
でも、小さい痛みでも、ずっーと続くと日常は壊れます。

日常のルーチン、全てできなくなります。
痛みに「全集中」です。
なにも楽しくありません。何のために生きてるの?っとじっと手を見る毎日です。

さらに頭痛の痛みが酷くなると、もうダメ。
寝ても立ってもジャンプしてもローリングしても痛い。
そして薬が効かない頭痛は、7〜8時間も続く。
もう「殺せ、今すぐ殺してくれ!」と叫びたくなるレベル。

良い記事がありました。頭痛持ちでない人はこれをヨメ。


<結論>ファスティングして、頭痛は治ったのか?

ファスティング後の経過報告です。

最近、「頭痛ダイアリー」なるものを書いていました。
頭痛の起きた日、続いた時間、痛みの激しさなどを、日記として残しておくものです。

「頭痛ダイアリー」に記録が増えていくと、頭痛の傾向や回数が見えてきます。また、お医者さんに診察してもらう場合でも、客観的なデータを示すことができます。
頭痛日記アプリまであるみたいですね。

ということで、ファスティング前後の記録です。

スクリーンショット 2021-04-23 071026

ファスティングする前は、ほぼ毎日頭痛がしていたのですが、ファスティング後には、かなり頭痛が減りました。

ただ正直なはなし、ファステングのせいだけでなく、仕事が忙しくなくなり、身体が休まってきた、ということも関係あるかもしれません。

とはいえ、

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https://clubt.jp/sp/product/331615_30176672.html

ということで、

ファスティングは過労に勝った
という結論で良いよね?!

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ファスティングに興味あれば、今までの記事まとめたマガジンをどうぞ。


東のテツ
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