降誕節第7主日 2024.2.11 板野靖雄 板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ ヨハネ福音書5章1節以下は病人のいやしの奇跡物語である。「その後、ユダヤ人の祭りがあ…
板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ 使徒言行録とルカ福音書は同じ作者によって書かれている。福音書はイエスの物語であった。使徒言行録はイエスの弟子たち、そし…
使徒言行録8章26-40節 板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ 本日の聖書の箇所はフィリポがエチオピアの高官にキリスト教の伝道をした物語である。8章4~25節を見る…
板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ 使徒言行録2章37~42節 聖霊降臨節第3主日 2023.6.11 使徒言行録2章1節に五旬祭の日のペンテコステの出来事が語られる。「五旬…
三位一体主日礼拝(聖霊降臨節第2主日) 使徒言行録2章29~36節 板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ イースターから40日目にキリスト昇天の出来事があり、50日目の五…
使徒言行録1章1~5節 復活節第6主日 2023.5.14 板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ 本日より、使徒言行録の学びに入る。その1章1~2節が使徒言行録の序文である。…
使徒言行録1章6~11節キリスト昇天日礼拝(復活節第7主日)2023.5.21 板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ 本日は、教会暦によれば、キリスト昇天日にあたる。イースタ…
復活節第5主日 2023.5.7 ルカ24章44~53節 板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ 日本基督教団信仰告白はこのように始まる。「我らは信じかつ告白す。旧新約聖書は、…
復活節第3主日 ルカ 24 章 36~43節 板野のメモによる八谷牧師の説教まとめ 「こういうことを話していると、イエスご自身が彼らの真ん中に立ち、『あなたがたに平和があるよ…
イエスとは誰か?「イエスが1人で祈っておられたとき、弟子たちは共にいた(18節)」。イエス自らがその弟子たちに尋ねる。「群集は、私のことを何者だと言っているか(18節)…
ルカ9章10~17節 板野のメモよる八谷先生の説教のまとめ イエスは「弟子たちを呼び集め、その中から十二人を選んで使徒と名付けられた(6章13節)」。ルカ福音書は紀元80~…
板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ 本日の聖書箇所は四つの部分から構成されている。33節の「断食について」34~35節の「花婿について」、36節の「新しい服と古い…
先週より受難節に入っている。マルコ14章43~50節は、イエスがユダに裏切られ、逮捕される物語である。旧約聖書の創世記第3章において、人間は蛇に誘惑され、その誘惑に負…
マルコ2章13~17節降臨節第9主日2022.2.20 マルコ13節以下は徴税人レビの招きの物語である。この箇所は13~14節と15~17節の2つの伝承部分に分けられる。マタイ福音書9章の…
マルコ4章35~41節降臨節第10主日 2022.2.27 「その日の夕方になって、イエスは『向こう岸に渡ろう』と弟子たちに言われた。そこで、弟子たちは群集を後に残し、イエス…
マルコ4章1~12節降臨節第8主日 2022.2.13 2022年はマルコ福音書を読んで、イエスの姿を見つめ、「イエスとは誰か?」を問うている。イエスにはいろいろな姿がある。弟子…
信愛
2024年3月2日 12:36
降誕節第7主日 2024.2.11 板野靖雄板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ ヨハネ福音書5章1節以下は病人のいやしの奇跡物語である。「その後、ユダヤ人の祭りがあったので、イエスはエルサレムに上られた(1節)」。物語の時期は「ユダヤ人の祭り」の時。ただし如何なる祭りであるかは不明である。「エルサレムには羊の門の傍らに、ヘブライ語で『ベトザダ』と呼ばれる池があり、そこには五つの回廊があ
2023年10月9日 17:30
板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ 使徒言行録とルカ福音書は同じ作者によって書かれている。福音書はイエスの物語であった。使徒言行録はイエスの弟子たち、そしてパウロの物語である。その中で彼らは、「神の福音」をまずユダヤ人に宣べ伝えた。ついで非ユダヤ人(;異邦人)に伝えていく。15章36節以下、エルサレムの使徒会議でユダヤ人以外への伝道が条件付きで決議され、異邦人へ伝道計画が始動する。 第
2023年7月16日 12:09
使徒言行録8章26-40節 板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ 本日の聖書の箇所はフィリポがエチオピアの高官にキリスト教の伝道をした物語である。8章4~25節を見るとフィリポはサマリアにいたことがわかる。そのフィリポに「主の天使」が「ここをたって南に向かい、エルサレムからガザへ下る道に行け(26節)」と言う。「主の天使」とは何かと問わない。「神の霊」、「聖霊」、「神の言葉」など、どのように
2023年6月19日 13:25
板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ使徒言行録2章37~42節聖霊降臨節第3主日 2023.6.11 使徒言行録2章1節に五旬祭の日のペンテコステの出来事が語られる。「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然激しい風が吹いてくるような音が、天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた」。これが聖霊降臨の出来事である。それが実際にどのような出来事なのかはわからない。しかし確か
2023年6月12日 10:34
三位一体主日礼拝(聖霊降臨節第2主日) 使徒言行録2章29~36節板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ イースターから40日目にキリスト昇天の出来事があり、50日目の五旬祭の日にペンテコステの出来事が起こった。本日の聖霊降臨節第2主日礼拝は三位一体主日の礼拝である。使徒言行録2章14節するとペトロは11人と共に立って、声を張り上げて、「話し始めた」。ペトロは聖霊の導きに促され、「新しい言葉
2023年6月7日 20:35
使徒言行録1章1~5節 復活節第6主日 2023.5.14板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ 本日より、使徒言行録の学びに入る。その1章1~2節が使徒言行録の序文である。それは「テオフィロさま、私は先に第一巻を著して、イエスが行い、また教え始めてから、お選びになった使徒たちに聖霊を通して指図を与え、天に上げられた日までのすべてのことについて書き記しました」である。ここでルカはこれに先立つ
2023年6月2日 14:06
使徒言行録1章6~11節キリスト昇天日礼拝(復活節第7主日)2023.5.21板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ 本日は、教会暦によれば、キリスト昇天日にあたる。イースターの40日後がこの昇天日となる。なぜ40日後か?それは使徒言行録1章3節「イエスは苦難を受けた後、御自分が生きていることを、数多くの証拠を持って使徒たちに示し、40日にわたって彼らに現れ、神の国について話された」の記載に
2023年5月20日 15:17
復活節第5主日 2023.5.7ルカ24章44~53節板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ日本基督教団信仰告白はこのように始まる。「我らは信じかつ告白す。旧新約聖書は、神の霊感によりて成り、キリストを証し、福音の真理を示し、教会の拠るべき唯一の正典なり」。 これは何を告白しているか?それは「旧新約聖書が教会の唯一の正典である」と告白している。まず始めに聖書について信仰告白が行われて
2023年4月30日 14:53
復活節第3主日ルカ 24 章 36~43節板野のメモによる八谷牧師の説教まとめ 「こういうことを話していると、イエスご自身が彼らの真ん中に立ち、『あなたがたに平和があるように』 と言われた (36節)」。 36節以降は、 先週の13~35節の物語の続きである。 二人の弟子がエルサレムからエマオという村に向かっていた。そこに一人の人が近づいてきて、 一緒にエマオに向かった。 一行はタ方にエマオに
2023年3月19日 08:24
イエスとは誰か?「イエスが1人で祈っておられたとき、弟子たちは共にいた(18節)」。イエス自らがその弟子たちに尋ねる。「群集は、私のことを何者だと言っているか(18節)」と。「弟子たちは答えた『洗礼者ヨハネ』と言っています。他に『エリヤだ』という人も、『だれか昔の預言者が生き返ったのだ』という人もいます(19節)」。人々は「洗礼者ヨハネの再来」、「旧約の偉大な預言者の再来」、「旧約の預言者の甦り
2023年3月13日 16:47
ルカ9章10~17節板野のメモよる八谷先生の説教のまとめ イエスは「弟子たちを呼び集め、その中から十二人を選んで使徒と名付けられた(6章13節)」。ルカ福音書は紀元80~90年頃に書かれている。それは、マルコ福音書(紀元50~60年代に成立)より一世代後の福音書である。その頃にはすでに教会ができ始めていた。福音書では弟子(;イエスに直接従った者たち)と使徒(;教会の中でリーダーになっていっ
2023年3月13日 14:50
板野のメモによる八谷先生の説教のまとめ 本日の聖書箇所は四つの部分から構成されている。33節の「断食について」34~35節の「花婿について」、36節の「新しい服と古い服のたとえ」37~39節の「新しいぶどう酒と古いぶどう酒のたとえの四部分である。まず「断食について」「人々はイエスに言った『ヨハネの弟子たちは度々断食をし、祈りをし、ファリサイ派の弟子たちも同じようにしています。しかしあなたの弟子
2022年10月7日 17:59
先週より受難節に入っている。マルコ14章43~50節は、イエスがユダに裏切られ、逮捕される物語である。旧約聖書の創世記第3章において、人間は蛇に誘惑され、その誘惑に負けてしまう。神の戒めを破る人間の罪が描かれる。新約聖書において、イエスは40日間にわたるサタンの誘惑を受ける(1章12~13節)。そしてそれを退けて試練に打ち勝つ。人間は蛇の誘惑に負け、イエスはサタンの誘惑に勝つ。「神の子(神の愛
2022年10月6日 21:57
マルコ2章13~17節降臨節第9主日2022.2.20 マルコ13節以下は徴税人レビの招きの物語である。この箇所は13~14節と15~17節の2つの伝承部分に分けられる。マタイ福音書9章の平行記事では「徴税人マタイの招き」に変えられている。古代教会ではこのマタイがマタイ福音書の著者と考えられていた。 「イエスは、再び湖のほとりに出て行かれた。群衆が皆そばに集まって来たので、イエスは教えられ
2022年10月5日 14:41
マルコ4章35~41節降臨節第10主日2022.2.27 「その日の夕方になって、イエスは『向こう岸に渡ろう』と弟子たちに言われた。そこで、弟子たちは群集を後に残し、イエスを船に乗せたまま漕ぎ出した。ほかの船も一緒であった(35~36節)」。「その日」とは4章1節の「イエスは、再び湖のほとりで教え始められた。おびただしい群集が、そばに集まってきた。そこで、イエスは船に乗つて腰を下ろし、湖の
2022年10月3日 15:00
マルコ4章1~12節降臨節第8主日2022.2.13 2022年はマルコ福音書を読んで、イエスの姿を見つめ、「イエスとは誰か?」を問うている。イエスにはいろいろな姿がある。弟子を招くイエス、病人を癒すイエス、悪霊を追い出すイエス、パリサイ人や律法学者を論破するイエスなど様々なイエスの姿がある。 今日の箇所、1節に「イエスは、再び湖のほとりで教え始められた。おびただしい群衆がそばに集まって