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えりぱんなつこ
2024年1月12日 20:23
わたし(えりぱんなつこ)が、胃痛から仕事を辞めて、田舎に住む祖母と母と暮らしていたときの話を書いています。 祖母と母とわたしは、こたつテーブルを囲んでごはんを食べていた。祖母が起き上がれなくなるまで、毎日続いたことだ。ごはんの時間になると、それぞれ専用の茶碗とお箸をテーブルに並べ、それぞれの定位置座いすに座る。祖母はいつも(夏以外は)、10色の毛糸で編まれた三角形のブランケットを肩がけしてい
2023年10月4日 12:44
わたし(えりぱんなつこ)が、胃痛から仕事を辞めて、田舎に住む祖母と母と暮らしていたときの話を書いています。※長文になってしまいました。お時間と心の余裕があるときにでも、読んでもらえると嬉しいです。↓はじめ わたしが一人暮らしをして働いているとき、母からのラインで気がかりなものがあった。心がざわつく言葉が何度か送られてきては、どうしたらいいものかと考えあぐねた。祖母は認知症を
2023年9月26日 14:12
わたし(えりぱんなつこ)が、胃痛から仕事を辞めて、田舎に住む祖母と母と暮らしていたときの話を書いています。●今回は父からプレゼントされたくまのぬいぐるみを「ぎんじ」と名付けてからのお話↓前編のようなもの わたしは「くま」の名前をぎんじと決めたあと、「くまの名前はぎんじにしたよ!」と声高らかに宣言した。母には「えぇ?」なんて不服そうに言われたけれど、もう決めたからと強く言い切った。
2023年8月13日 17:29
わたし(えりぱんなつこ)が、胃痛から仕事を辞めて、田舎に住む祖母と母と暮らしていたときの話を書いています。●今回はわたしが大事にしているぎんじ(くまのぬいぐるみ)のお話。↑こちらを一読してからのほうが分かりやすいかもしれません。 わたしとぎんじはいつも一緒だ。日中は同じ部屋で過ごし、撫でたり抱っこしたり昼寝をしたり、毎晩は同じ布団で寝ている。わたしがスーパーなどに出かけるときは、
2023年7月19日 09:13
これから書き続けていくうえで必要になるであろう、我が家のメンバーを紹介しておきたいと思う。家族構成はこちら・母・親父・姉・わたし(えりぱんなつこ)※父のことを「親父」と呼ぶ娘はあまりいないし、びっくりされるかもしれないが、我が家では定着した呼び方となっている※なつこは本名ではない 他に重要なメンバーとして「いえぐま」の存在がある。いえぐまとは 我が家では、母・
2023年7月4日 14:29
わたし(えりぱんなつこ)が、胃痛から仕事を辞めて、田舎に住む祖母と母と暮らしていたときの話を書いています。 人の体の60〜70パーセントは水分だって言われている。実際に、春夏秋冬365日飲まないとやっていられない。(お酒のことではない)年齢によって体の水分量は変化していくようで、お年寄りの場合は50パーセントくらいだそうだ。 暑い日も寒い日も、祖母の喉が渇いていないときだって、祖母には
2023年7月1日 15:51
わたし(えりぱんなつこ)が、胃痛から仕事を辞めて、田舎に住む祖母と母と暮らしていたときの話を書いています。「便所に行きたい」ベッドで横になっている祖母がそう言ったとき、わたしはスマホでゲームをしていた。あー、いいところだけどしょうがないか。そう思いつつも、スマホから目を離せないでいた。そんなにハマるなんて、なんのゲームをしていたんだろう。 母が料理をしたり、お客さんが来ていたりと
2023年6月28日 23:44
2021年1月17日 0:17 祖母が息を引き取った。顔をじいっと見守った2、3分後のことだった。 2018年、わたしは会社を辞めた。新卒で入社して、やっと4年目になった年の5月のことだった。6ヶ月続いている胃の痛みと、会社と、上司と、もう全てが嫌になり、耐えられなくなってしまった。もちろん転職先なんて決まっていなかったし、そもそも新しい職場で働くための力なんてなかった。「金なし