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Guitar1122&23(ギター練習開始4ヶ月)

ギターの練習を始めてから4ヶ月。残念ながら適性が低くて全く思うように上達はしなかったんだけれども、それでもギターと一緒に、最後にこうしてまた音楽やことばに向き合いつつ、色々振り返りながら整理ができた面もあるのは良かったのかなとも思っている。過程でダレンや特にこの時期にRob Thomasに再会してしまったのも、やっぱり大きな流れのうちのことなんだな、と。

また時差が開きまくっているので先に書いておくと、24日はGoo Goo Dollsの"Iris"、25〜26日はMatchbox Twentyの"Bent"、27〜28日はMatchbox Twentyの"Unwell"を歌っている。ものの、更新がいつになるのかだいぶあやしい。。

12月に入ったらSavage Gardenの2ndアルバム"Affirmation"をまた歌い直してみて、投稿が間に合うかどうか、それくらいになるかなと思っている。

野鳥版を書こうとして"I wish i could need this in my life"の部分を"this is my life"と間違って歌っていたことに気付いた、、ものの時既に遅し。Robごめんなさい。
ちなみに歌っている時にはあまり日本語は考えていない。野鳥版は投稿時に歌っていた時のイメージを日本語に下ろす感じで載せている。逐語訳ではないしあまり時間もかけていない。

野鳥版日本語↓
ーーーーーー
もう君を失ってしまったものだと思っていた
君は既に去ってしまったと
今はこうして恐れているんだ
君は僕が弱いって思っているんだろ?でもそれは違うんだ

君はもう去ろうとしている
その手をドアノブにかけて出て行くところだろうと感じているよ
ここは侵略された場所だと思っていたんだ
今はリラックスできているよ、多分ちょっとわからないけど

君は意地悪だよ、僕達試してみるべきだと思うんだ
自分の人生においてもそうすべきだったと思うよ
僕は恐れているんだと思う、考えすぎなんだ
よくないことだと思う、問題だよね、でも君と駆け引きがしたい

もし君がいなくなってしまったら
多分その時はあの部屋に戻る時なんだと思う
ひどくたくさんの息つける場所があるだろうね
でも僕はもう動くことができない
もし君がいなくなってしまったら
ねえ、あの部屋に帰ってきてくれないか、お願いだから
僕の何かが少しはあるし
全て君の中に、ね?

君が乗り越えるのは難しいことだと確信しているよ
あの部屋もただ魅力的ではないんだって
ここにいられたらって思っているんだ
君には君が思っているより必要としているものがあるんだよ

君は意地悪だよ、僕達試してみるべきだと思うんだ
自分の人生においてもそうすべきだったと思うよ
僕は恐れているんだと思う、知り過ぎてしまったことを
うまく関連づけられないよ、問題だよね、でも僕はこう感じている

もし君がいなくなってしまったら
多分その時はあの部屋に戻る時なんだと思う
ひどくたくさんの息つける場所があるだろうね
でも僕はもう動くことができない
もし君がいなくなってしまったら
ねえ、あの部屋に帰ってきてくれないか、お願いだから
僕の何かが少しはあるし
全て君の中に、ね?

君は意地悪だよ、僕達試してみるべきだと思うんだ
自分の人生においてもそうすべきだったと思うよ
僕は恐れているんだと思う、少し話し過ぎてしまったかな?
よくないことだと思う、問題だよね、でも君と駆け引きがしたい

もし君がいなくなってしまったら
多分その時はあの部屋に戻る時なんだと思う
ひどくたくさんの息つける場所があるだろうね
でも僕はもう動くことができない
もし君がいなくなってしまったら
ねえ、あの部屋に帰ってきてくれないか、お願いだから
僕の何かが少しはあるし
全て君の中に、ね?

僕の何か
全てはその中
僕の何かは
君の中に、あるんだよ
ーーーーー

Christina Aguileraの"Beautiful"にもあったんだけど、この曲にも"breathe"という語が入っている。私もコロナ、退職前の日々、退職とその後の経緯で「息ができなくなった」
息なんて、普通の何ともない状態であれば無意識でまったく困難なくできるはずのものに支障をきたしたり言及したりっていうのには、やはりそれなりの背景がある。
Christina AguileraRob Thomasもティーンの頃には避けてしまっていたけど、時を経てその理由がわかった。すっかり忘れていたのに再会して。不思議なものだ。

一般とは違うんだろうけど、USロックのバンドとして私が思い浮かべるものはMatchbox twentyとGoo Goo Dollsだった。ただ、興味深いことに私はいずれのバンドのCDも手にしたことが無かった。加えて面白いのは、(曲に触れていた時期から約20年を経て)Matchbox twentyは曲名の記憶は消えていたんだけどまずRob Thomasという名前が即蘇った一方、Goo Goo Dollsは"Iris"や"Slide"という曲名がすぐに蘇ったものの、フロントマンの名前は当時から知らないという違いがあったことだった。

"When you're gone"は"Don't get me wrong"でMatchbox Twentyの存在を思い出した後に適当に動画を当たって当時耳にしていたっぽいものを探して見つけた中の一つ。(タイトルは消えていたものの)強烈に記憶に残っていたのは"Push"、あと多分"Bent"も当時好きだった。カルロスサンタナとRob Thomasのコラボ曲"Smooth"については確認するまでもなく覚えていたんだけど、これは当時はあまり好きではなかった(今は良さがわかるようになったんだけど)。

色々映像を見ていて感じたのは、当時の私はRob Thomasに惹かれる一方、その姿や自分が彼に魅力を感じることに不安になったんだろうということだった。彼はひどく傷ついていて脆く、それをダイレクトにemotionalにわかりやすく表出していた。きっと「飛びそう」な状態に見えたのだろう。そして心がざわつきストップがかかった。CDを買うと歌詞カードを読むから、不安定な内面に直に触れてしまうことになる。それを本能的に回避したんだろう、と。

思えば当時の私はその圧倒的な才能を評価しながらもChristina AguileraのCDを買うことも避けていた。一方、CDを買ってライブへ行ったのはSavage Garden、Britney Spears、Back Street Boys等(そういえばTVKテレビで当たってFiveというUKのボーイズグループの来日お披露目イベントに行ったこともあったのも思い出した)、今ではちょっと信じがたいくらいなんだけど、Savage Garden以外は「心をざわつかせることのない」いわゆる毒の無い(抜かれた)アイドルソングを歌う人達だったし、Savage Gardenも、私が熱心に聴いていた1stアルバムの段階では映像も含めて「そういう気配」は全面的には出ていなかった("To the moon&back"等でこの人は通じる人かもしれないと思ってはいたはずだけど)。

私は「心を掻き乱されることなく聞ける曲」を求めていたのと同時に、生の内面を抑圧し素知らぬフリして求められる自分を演じ続けているアイドル達やダレンの性質や本質を(例の謎感覚が)どこかで捉え、無意識のうちに共感していたのかもしれない。
一方、自分と近い背景、不安を掻き立てる気配を感じさせるアーティストからは逃げていた。当時は知りもしなかったけど、Christina Aguileraは当人への虐待が原因で両親が離婚しているし、Rob Thomasも片親&母親がアル中暴力で本人も窃盗にドラッグにと随分荒れていた。
Savage Gardenの2ndアルバム"Affirmation"で彼らから離れてしまったことも、これまでずっとサウンドが合わなかったからだと思ってきたんだけど、本質は実はここにあったのかもしれない。つまり、当人としては全く把握できていなかったんだけど、(絶対音感の弊害で音階ばかりに意識が集中するから)歌詞もまだ聞けていないはずなんだけど、謎の野鳥脳、友達に「妖怪アンテナ」と言われた謎感覚が無意識のうちに「飛びそう」なダレンの本質、状態を捉えていて、「近づいてはいけない」と思わせていたのかもしれない。その後andymoriを避けたのと全く同じように。

でももう今は避ける必要が無い(飛んではいけない理由が無くなったから)。だからきっとまたこうして再会したんだろう。

好きだから近づく、好きだから離れる、自分と近いから近づく、自分と近いから離れる、自分と遠いから近づく、自分と遠いから近づかないは私の中では両立する。

ーーー洋楽を聴いていた中学〜高校の途中までーーー
ダレンはどこか共鳴するところがあったから近づいて好きになった。でもダレンが特に混迷の中にあった"Affirmation"の時期には離れた。
Rob Thomasはどうしようもなく魅力的だったんだけど、おそらくだからこそ危険だから離れた。
Christina Aguileraには敬服しながらもこわいし近づきがたいと感じて離れた。

ーーー高校の途中、絶望以降ーーー
Coccoには共鳴するところがあったから聴き始めて以来ずっと聴き続けている。おそらく絶望&世界も人間も諦めた前後だったから、それまでかかっていた防衛規制も消えたのだと思われる。そして絶望を、母語である日本語で直接吸収し始めた。
くるりの岸田さんは私と全然違うから気になるし面白かった。
フジファブリックの志村さんとも(志村さんは全然機能不全家庭出身ではないしあの世界観の根源は本当に謎だけど)共鳴するところがあった。

あと、「好きだけど/重大なことだけれど忘れる」、「忘れていたけれど思い出す」もわりと起こっている。ダレンもそうだしRob Thomasもそう。きっと他にもあるんだと思う。

何がいつどう作用するのか、事前にわからないのがあれなんだけど、色々な曲や人を通して振り返ってみて、少しずつ傾向が見えてきた。見えないけれど全て、繋がっている線があったんだな。

鳥頭については、昔からなのか老化によるものなのか、あるいは継続的な&致命的な加害による脳への強いダメージによる損傷のせいなのか、正直わからない。
大きな記憶の欠損は幼少期、高校後期だから、小さい頃からの可能性もあるけれども、幼少期の記憶が無い時期はおそらく(弟の出産、その後の手術で)母親が不在で(中高時代に日常的に罵詈雑言を浴びせられ続けた)祖母宅に預けられていたはずで、もしかしたらそこでも同じようなことがあったのかもしれない(防衛目的の記憶の抑圧封印の可能性)。
一方、少なくとも中学時代には暗記メインの学力テストで成績を取れていた(公立だった&中学レベルで大した内容じゃなかった&家からの脱出のため小遣い稼ぎという目的で仕方なく頑張っていたというのはあるかもしれない)。選抜を経た高校時代の同質のデータがあれば比較考察もできたんだけれども、残念ながら高校時代はそもそも勉強を全投げしていたので条件が揃わない。。(データ分析に条件の統制は不可欠だ。めちゃくちゃな似非分析は巷に溢れているけど。)

ギター、曲、歌、言葉、アーティスト達との繋がり(避け方)等を通してわかってきたこと、まだわからないこと、たくさんある。
どこまで開くことができるかな。その意味があるのかももうわからないけど。

でも野鳥野鳥として、歌って飛ぶ。きちんとエレジーとレクイエムを。自分で自分のために。私には私しかいないんだから。


具材があるものであまり変わり映えしないからソースを変えて飽きないようにしている。

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