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とりとめのない感想文

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本が中心になるとは思います。
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2017年12月の記事一覧

WONDER/R.J.palacio(2)

読み終わりました。

紙の本↑

Kindleは英語のみ↓

人間は幼くてもみんなそれぞれ感情があって、それに基づいて行動してるんだなって、当たり前のことを当たり前に突きつけられました。
いい作品なのは間違いないと思います。ヤングアダルトコーナーに置いてあっても勇気出して借りてよかった。ヤングアダルトは分かりにくいことを平易な言葉で解説してくれてしかも敷衍してくれてたりもして、やっぱり大好きだなっ

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WONDER/R.J.Palacio

WONDER/R.J.Palacio

文庫

Kindleは英語しかなかった

ジュブナイル、にカテゴライズされるのかな?
とにかく思春期っぽい子どもたちがそれぞれの視点で感情を紡いでいくタイプのおはなし。

たぶん、前回の冬にジュンク堂の児童書コーナーと洋書コーナーをうろうろしていたときに、はじめて目にした。
どっちのコーナーにもあって、帯にはなんだか目も手も心も惹かれてしまうようなコピー(悔しいけどどんなのか完璧に忘れた)が書かれ

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夏への扉/ロバート・A・ハインライン(2)

夏への扉/ロバート・A・ハインライン(2)

文庫↑

KIndle↓

(1)はこちら

ほんとうは水曜日に読み終わっていたんですけど、他に書きたいことがあって後回しにしちゃってました。
でもその書きたいことたちの記事はあまり共感を得られなかったみたいでちょっと落ち込んでます。
感性とライティングスキル(?)磨きたい。

とにかく、久々に心踊る本でした。
「わーおもしろーい」とか「ふむふむなるほど」みたいな文章とか物語はよく出会うけど、こん

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夏への扉/ロバート・A・ハインライン (1)

夏への扉/ロバート・A・ハインライン (1)

文庫↑
Kindle↓

10月に読んだ天使の卵の主人公、一本槍歩太に影響されて読んでいるわけなんですけれども。

主人公のダンがマイルズとベンのところに乗り込んでゾンビ・スープという激ヤバなドラッグを打たれたあたりまで読み進めたところなんですけれども。

確かに気持ちのいい小説ですねこれは!
一本槍歩太!きみはやっぱりいいセンスしてるよ!!結婚して!!!!!うそ

って感じです今のところ。
とに

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個人的な体験/大江健三郎(3)

個人的な体験/大江健三郎(3)

文庫↑
Kindle↓

読み終わりました。

この小説のプロットとかテーマとかについて私に語れることはほとんどありません。
だって私は子どもを産んだことも産ませたこともないし、その子どもが脳に異常を抱えていたなんて経験ももちろんないし、ていうかまだ独身だし。玉山鉄二ください。

だからなんというか、妻やその義両親との関係性に悩んだり、子どものために夢を諦めなければならないと落胆したり、異常のある

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