<出版とエンタメ>アース・スターの社員たち #4
クリエイター達の思い描く世界を、本にしていく──。
こんにちは、アース・スター広報担当の吉田です!
2025年度の新卒採用がスタートいたしました。
少しでもわが社のことを知って頂くキッカケになればと思い、様々な部署の社員たちにインタビューをいたしました。いったいどんな会社なんだ?
ですよね。ぜひご覧ください。
今回は、漫画家と力を合わせ、WEBマンガ誌「コミック アース・スター」での連載と、その作品を刊行している<コミック製作課>に在籍するR.Yさんにお話を伺います。
★PROFILE:コミック製作課R.Yさん(2021年入社)
休みの日の過ごし方:お笑い・映画・ライブを観にいく
★担当作品
「転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す ZERO ~The Great Saint of Remembrance~」「稲穂くんは偽カノジョのはずなのに(4/4連載開始予定)」など
■「アース・スターのコミック編集者」とは、具体的にどのようなお仕事ですか?やりがいも教えてください。
おもしろいものをさらにおもしろくするお仕事です!
弊誌は、ライトノベル原作のコミカライズ、原作付きでないオリジナル、どちらも担当することができます。
原作付きであれば、原作者さんにもご相談しながら、漫画としておもしろくなるよう漫画家さんと構成の段階から打ち合わせていきます。
オリジナルに関しても、漫画家さんとアイデアを持ち寄り、出てきた企画案をどうすればさらにおもしろくできるかを一緒に悩みます。
「これだ!」と思うものが出てくるまでは苦しい時間でもありますが、原作のおもしろさに改めて浸ることができたり、漫画家さんの才能を間近で感じることができたりと、最もやりがいのある業務だと思います。
■編集者を志した理由は?
こういう理由!と一言でうまく言えなくて就活でも苦戦しました。
学生時代はアルバイトを10以上は色々とやってみて、毎朝定時にデスクに座っていること、単調な作業の繰り返し、コミュニケーションが乏しい環境は耐えられない人間なんだなと知りました。
大学では才気あふれる教授たちと、そのサポートでうまく立ち回る先輩方を「かっこいいな」と見ていて。すでに優れて輝いている人はもちろん、これから輝こうとしている人たちにうまくパスを出してアシストする瞬間に「生きがい」のようなものを見出していました。
そういう自分を総合したときに、編集者という仕事に行き着いて、さらには漫画編集ならば、毎日漫画のことを考えていてもよくて、すごい作品を描きだす漫画家さんのサポートができるなんて、とてつもなくハッピーな仕事だなと思い。
■編集者として仕事をするうえで、大切だと思うこと。
弱きを見捨てないこと。
ともに仕事をするお相手、漫画家さんや、同僚、取引先、そして自分自身、どの人にも「弱さ」があると思います。不得意なことがあったり、知らないことがあったり。
そういう場面に出合った時に、冷たい人ではありたくないと思っています。
自分のほうが得意、詳しい、という相対的に優位な瞬間が生まれたとしても、それはいつでも逆転しうる不確かなもので、驕りをもって働いているといつか大きな失敗に繋がります。
編集者だから…というのを抜きにしても、働く他者へのリスペクトは常に大事にしたいです。
■入社後、一番印象的だった思い出を教えてください。
漫画家さんからネームや原稿をいただいて、当然おもしろいのですが、想像をさらに上回るものをいただいた時はいつも印象的で、フツーに泣きます。この仕事をしていてよかったと実感する瞬間です。
■お好きな本は様々あると思いますが、趣味や勉強の際は別として、編集者として読書をする際に意識していることはありますか?
ハードルを設けること。
仕事で漫画に目を通す時は、自分の中でハードルを用意します。「特定の既存作品よりおもしろいか」とか、「この設定ならこういう展開はほしいぞ」とか。そんなハードルを下回る作品だった場合は、安易に「おもしろかった」とは言わないように気を付けています。
作家さんに「つまらなかった」と言うのはおそろしく勇気の要ることですが、思ってもいないのに「おもしろい」と言い、そんな気持ちで読者さんに作品を届けることこそがおそろしい重罪だと思っています。
■今後、挑戦してみたいことや目標を教えてください。
「アース・スター」という雑誌を老若男女誰もが知っている世の中にしたいです。
世代の壁を超えて愛される作品をたくさん作り、「アース・スターの漫画はおもしろい」という定評を得られるよう、漫画家さんと全力で頑張ります。
中途採用も各ポジション通年で行っております。
ご興味がございましたらぜひご覧ください。
そして! コーポレートサイトも近日フルリニューアルいたします。
こちらもあわせてお楽しみに!