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【不満足を堂々と主張する】

今日は

『不満足を堂々と主張する』

について考察していきます。

人は何かしら「不満足」を
抱えて生きています。

悪い事ではありません。


お釈迦様の様に悟りを開き
聖人君子になっている人は
殆ど居ないと思われます。

人類全員が「空」の領域に
到達していれば争い事は
起きていないでしょう。


個人的な願望ですが
全ての人間が悟りを開く状況に
なっていたら良いなぁと
強く思っています。

第六感タイプゆえに
スピリチュアル的且つ
フワフワとした感覚があるので
つい夢見がちです。


自分の「欲望」を突き動かす
「パワー単語」として
下記の通りあります。

愛情 感謝 幸福 信頼

誠実 希望 情熱 真実

尊敬 栄光 努力 永遠

自由 上昇 進化 向上

価値 創造 想像 影響

独立 名誉 成功 発明


反対に「恐怖」を刺激する
「パワー単語」として
下記の通りあります。

借金 拘束 失敗 障壁

洗脳 支配 奴隷 搾取

無一文 ホームレス


普段から妄想する癖が強い為か
「欲望」を訴求する単語のほうが
多く出てきます。


「恐怖」や「不安」が
無い訳ではありません。

昨今の世界情勢を鑑みると

「日本は本当に生き残っていけるだろうか」

「万が一第三次世界大戦が勃発したらどうしようか」

「食糧やエネルギーが底を尽いたらどうなるだろうか」

「支配者層が本氣で一般人を消滅させようとしたらどうなるか」

etc

毎日想像して考えると
神経質になって怯え
寝れなくなるかもしれません。


とは言え私達のご先祖様は
「恐怖」と「不安」を糧に
サバイバルを生き抜いて来ました。

「恐怖」と「不安」は
「希望」と「欲望」よりも
2倍のパワーがあります。


モチベーションで言えば

「失敗したくない」

「嫌われたくない」

「支配されたくない」

です。


「恐怖」「不安」である
ネガティブ状態であろうと

「希望」「欲望」である
ポジティブ状態であろうと

どちらにしても
「不満足」の問題を抱えています。


「不満足」の観点は

「個人」

「他人」

「社会」

「国家」

「世界」

あらゆる場面で
多数存在しています。


ところが、現代社会の風潮には
古代中国の思想家「老子」の教え
「足るを知る」が広まっています。

「足るを知る」とは
身分相応に満足することを知る。
足る事を知る。
                              goo辞書

決して悪い訳ではありません。

日本は戦後GHQの
支配下にありながらも
誠実勤勉の国民性によって
目覚ましい復興を遂げました。


一時期は

「ジャパン・アズ・ナンバーワン」

として世界を魅了していました。


猛烈なハングリー精神で頂点を目指し
一所懸命に取り組む優秀な側面もあれば

有頂天&天狗に成り果てて
傲慢不遜状態に陥る
怠惰な側面もありました。


そしてバブル崩壊後
「失われた30年」が
今でも続いている状態です。

バブルが崩壊した本当の理由は
間違った金融政策にあります。

ここでは割愛します。


バブル崩壊に対する戒めなのか
「足るを知る」がより強く
浸透している状況です。


土の時代を象徴させる

「お金」

「権力」

「地位」

「見栄」

「ステータス」

「ブランド」

etc

目に見える形に固執して
独り善がりになる事に
警鐘を鳴らしています。


風の時代を迎える事も
1つの理由であると思われます。


満足を追い求め過ぎるゆえに
法律を度外視してまで
結果や利益を得ようと
している事実もあります。

自己満足の為だけに
好き勝手にやりたい放題
実行しようとする事は
言語道断です。

それこそ「足るを知る」です。


但し「足るを知る」が行き過ぎると
現状維持に留まって進化向上を
止めてしまう可能性があります。


表向き口先では

「自分は身分相応の範囲で程々に抑えておけば良い」

「高望みする事は邪なプライドを生み出すから控えよう」

「野心を持つと余計な争いを引き起こすかもしれない」

「足るを知る」を掲げて
平静を装っています。


しかし
本心では欲望を求めたいと
強い憧れを抱きながら
ジレンマに苛まれています。


社会的風潮に迎合しないと

「自分だけが浮き立って周囲から白い目で見られる」

「高飛車な事を夢見るなんておこがましい野郎だ」

「世界では貧困が解消されていないのに無礼極まりない」

世間から批判批評を
浴びせられるかもしれないと
弱氣になりがちです。


もちろん傍若無人な振る舞いや
高慢な態度は慎むべきです。

ただ自分が熱い志を持ち
健全な心構えで目標に向かって
前進していく事は周囲にも
良い影響を及ぼします。


人間はこれで良いと思った瞬間に
歩みが止まり終わってしまうのです。

満足したら終わりなのです。


悪く言えば
「足るを知る」は限界突破せずに
現状に満足して甘んじる事です。

常に上を見て
向上する氣持ちが無ければ
堕落していきます。


本当に手に入れたいモノは
満足を遅らせていく事で
自分を奮い立たせて追い込み
鍛錬に集中する事が出来ます。

『欲しいモノは焦らす』参照。


よって満足を遅らせて

「堂々と不満足を主張する」

です。


「不満足」は
単なる愚痴や不平不満に
なっては意味がありません。

普段家庭や居酒屋で

「政治」

「経済」

「社会」

「企業」

「世間」

「上司」

etc

に関して悪口や批判批評等を
発信している光景があります。


愚痴や不平不満を
発信してはいけないのではなく
「不満足」として認識するならば
解決策や代替案を提示する事です。


愚痴や不平不満を言うだけなら
誰でも出来ます。

しかし、一流のプロや成功者は
愚痴や不平不満を発信した後に
必ず解決策や代替案を提起して
実践に落とし込んでいます。

ここが平凡と非凡の違いでしょう。


「不満足」で終わる理由として
ネガティブな視点に
フォーカスしているからです。

原因論で捉えて
原因思考に没頭します。

例えば

「金融政策が上手く機能しないのは
 政府と日銀による愚策の為だ」正解(笑)

「地球温暖化の原因はガソリン車による
 二酸化炭素が大量に排出されているからだ」間違い

「会社で活躍出来ないのは職場環境の悪さと
 上司の対応がキツすぎるからだ」自分のスキル不足

全て自己責任を放棄して
他者や周囲に責任転嫁しています。


一方プロは
ポジティブな視点に
フォーカスしています。

目的論で捉え
目的思考によって俯瞰します。

例えば

「どうやったら最高のスキルを習得して
 輝かしい未来を開拓していく事が出来るか」

「どうやったらお客さんが満面の笑みで喜び
 自分と生涯お付き合い出来る関係を築けるか」

「どうやったら奥さんが幸せな氣持ちで居て
 最高のソウルメイトとしての関係を築けるか」
 

全てポジティブな未来を描き
どうすれば理想像を実現出来るか
解決策に焦点を置いています。


「不満足」を思い付いたら
「目的思考」で捉えて
ポジティブフォーカスを
実践する事です。

「足るを知る」ではなく
「足るを知らない」氣持ちで
常に上昇していきましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたの「不満足」ポイントを
思いつく限り教えてください。

「自分自身」「他人」「社会」

「国家」「世界」等に

分けて頂いても構いません。

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