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エッセイ集

55
僕の人生の1ページを切り取りました。
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#一駅ぶんのおどろき

”幸せ”っていうやつの話

”幸せ”っていうやつの話

こんばんは。

だんだん朝が冷え込んできましたね。僕は、布団から出る時間がどんどん遅くなってきています。

さて、本題。

今日は学生時代の仲間と飲みに行った話。

学生時代の僕の周りは上昇志向で昇り竜のような勢いのある人たちばかりで、就職先もCMや広告でその会社の名前を見たり聞いたりしない日はないと断言できるような大きな会社へ進んでいきました。

そんな中、僕はただ1人"自分は小規模な会社でどこ

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全てを0(ゼロ)にしたい!

全てを0(ゼロ)にしたい!

こんにちは。

今日は誰にも理解されない僕の感情について。

僕は“リセットしたい”衝動に駆られるイベントが不定期的に開催されます。この期間は本当に誰とも会いたくないし中途半端に残っているものは断捨離したい欲に常に襲われています。

ネットで調べてみると僕は”人間関係リセット症候群”に近いものがある。でも、人間関係だけでなくモノもリセットしたくなる時もあるのです。

①このイベントと期間

数年間

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君は空を見ているかい?

君は空を見ているかい?

「空を見るといい。」彼はそう言った。小笠原諸島の満天の星空を頭上に僕らは酒を酌み交わしていた時だった。

大根踊り大学に通っていた僕は長期休みに小笠原諸島でボランティアに何回か行った事がある。その時に現地の協力してくださった林野庁の職員の方と飲む機会があって、その時に言われたセリフだった。

「小笠原ほど綺麗な星空は見れないかもしれないけれど、空を見る時間は取ったほうがいい。」と言われた。その時は

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あの時、時計は止まったのではなく終わったのだ。

あの時、時計は止まったのではなく終わったのだ。

久しぶりに彼女と連絡を取った。

彼女と言っても付き合っていたわけではない。ただ、お互いに少なからず好意は持っていたことだけはたしかだ。お互いに大学を卒業してから離れ離れになってしまい、かれこれ数年以上が経っていた。

僕は気まぐれに彼女に連絡をしてみた。理由は何もない、もしも付けるとすれば「ふと寂しくなった気持ちを紛らわしたい」ということにしておこう。数分程度で彼女から返信が来た。お互いに他愛も

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