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ケチは損か得か

私は貧乏性だ。
昔よりはマシにはなったが、金勘定にはうるさい(人前では出さないが)
それ故に、20代の平均貯金額を上回っている。
サイトによって額が違うのであくまで参考程度だが


20代の平均額は
大体120~170万くらいで、
中央値は20~40万くらい。

ケチは確かに金が溜まる。でも、これって幸せなのか、どうなのか、ということをたまに考える。

ケチは言い換えれば金を使うことに対してストレスを感じる性格。
コスパ至上主義。

1人で旅行に行ったときも普通にマック食べたりしてる(食に興味がないので優先順位が低いというのもあるが)

何をするにしても、「これにこの金額は妥当なのか?」ということを常に考えてからそのサービスを買うか否かを決める。
例えば旅行先での買い物はボッタクリ価格が大半なので基本あんまり買わない。

何事も気持ち良く遊べない、とも言えるわけだ。

大学生のとき友達と遊ぶ時だって内心「あぁ……結構高いなぁ……」とか考えてた(でも楽しければ全然後悔はない)

これって幸せなのかな?

金貯めても、結局金を使うことにストレスを感じる、あるいは値段と価値が見合ってないと判断すれば大して使わないから、金があってもなくてもどの道そこまで多くのお金を使わない。

私は趣味で株式投資をやっているのだが、儲かったときも
「よし、これで好きなものを買って贅沢しよう!」という感情が沸かず
「よし、稼いだ金をさらに投資に回そう」 という発想になる。
投資以外でもボーナス的な要因でお金が入ってきたときも同じ考えに至る。

金を稼ぐのが好きなだけで使うのはそんなに好きじゃない、っていう感覚があるんだと思う。

もし自分が死ぬとき、遺産を残して死ぬタイプだろう。

全ての価値は年齢で変わる

学生の時に行くUSJ(ディズニーランド)と、大人になってから行くUSJ(ディズニー)。
どっちも楽しいけど、やっぱり学生の時に行くUSJの方が明らかに価値があったな、と実感した。

友達と行く安いファミレスのご飯。
安くて大して美味しくない食べ放題のお店。

決して上質なお店とは言えない。けれども友達と一緒に食べるご飯にはそれだけで価値があった。
外れのお店を引いて、後になって「不味かったなー笑」と愚痴を言い合う時間にも、大きな価値があった。

年を取ると、仲が良い友達と以外で安いお店に気軽に入れなくなる。
大人のそういう社交辞令という名のプライドが好きじゃなかった。

同じ経験でも20代の時に経験するのと80代の時に経験するのとでは全く価値は違う。
若い時はある程度金を使わないと損なことは確定事項だ。

もっと言えば経験の全ての価値は、加齢と共に下がる。
だから長生きなんてしたくない。消化試合なんてごめんだよ。



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