記事一覧
ティール組織を考える(後編)
前回は、「成熟度による5つの組織ステージ」について書かさせていただきましたが、
今回はティール組織そのものを解説していこうと思います。
ティール組織を理解する上で欠かせない3つの要素が
(1)自主経営(セルフマネジメント)
(2)全体性(ホールネス)
(3)存在目的(パーパス)
です。
ラルー氏は、これらを「3つの突破口(ブレイクスルー)」と読んでおり
上記を満たしていくことで、「多元型
ティール組織を考える(前編)
ティール組織という言葉を一度は聞いたことがあるという人は増えてきたと思います。
では、ティール組織とは一体どんな概念なのでしょうか?
少し解き明かしてみることにしましょう。
ティール組織とは、フレデリック・ラルー氏によって提唱された
次世代型組織モデルを表す言葉です。
この表紙は、結構本屋で見かける方は多いかと思います。
そして、本の分厚さから買うのを躊躇されるのも予想されます。笑
早速本
人事のジレンマを解き明かす
今回は、人事のジレンマを解き明かしてみようと思います。
筆者もHR業界に10年近く携わっており、様々な企業規模の人事と一緒に仕事をしてきました。
その中で「やりたい(やったほうがいい)こと」と「求められている(やらなければいけない)こと」の狭間で、苦しまれている人事の姿をたくさん見てきました。
今日は、少しだけそのことをまとめようと思います。
まず、人事は「会社好き」「仲間好き」な方が多いで
Purposeを理解する
Purpose drivenな組織を形成していくためには
まずは、「Purpose」というものを理解しなくてはいけません。
Purposeは、「目的」と和訳されます。
つまり、企業が社会の中で存在している目的=存在意義と言い換えることができます。
そして、昨今の企業経営においてPurposeを基点として構造改革や事業成長を行っていくことの重要性が高まっているのも事実なのです。
なぜ、Pur
purpose drivenな組織のあり方
現在、人々の”働く”ことに対する価値観が大きく変化しています。
副業の許容やクラウドソーシングの台頭
コロナによって働く場所でさえ、自由に選ぶことができるような世の中になってきています。
これは、会社という環境に依存しなくても働けるようになったと言い換えることができます。
一定のスキルレベルを超えた社会人は、尚更そのような価値観になっていくでしょう。
そうなると、
スキル・マインドの高い”優