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現代社会 / Veile Creative

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生々流転するテクノロジーに翻弄される現代社会を考察。
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2023年8月の記事一覧

アジアの次に来る地域「アフリカ」

アジアの次に来る地域「アフリカ」

2018年から2022年の間に、最も経済成長した国はどこなのか、答えから言うと2015年にエクソンモービルが石油資源を発掘したガイアナ(南米)が1位となっている。ガイアナの名前を聞いたことがある人は少なくないかもしれないが、それがどこにあるのかまで知っている人は少ないのではないだろうか。そのうえで、ここ最近の経済成長著しい国はどこに多いのかもなんとなくしか知らない人が多いだろう。

すでにアジアの

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米ドル一強の本格的終焉か?【通貨世界大戦】

米ドル一強の本格的終焉か?【通貨世界大戦】

BRICs、これらの大国はそれぞれ「中国」「ロシア」「インド」「ブラジル」「南アフリカ」ですが、つい最近ここに新しいメンバー国が加わることが決まりました。

日本や米国などが太平洋とインド洋をめぐり繰り広げている中国やロシアに対する新枠組「QUAD」は周知されていますが、BRICsにも新しい動きがありました。

こんな中、BRICsは米国のドル支配を終わらせるべく新しい通貨「R5」を構想しています

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マレーシアの税制、年金制度、社会保障は優れているのか?

マレーシアの税制、年金制度、社会保障は優れているのか?

東南アジアの優等生といわれたマレーシア、その赤道直下に位置する人口3300万の多民族国家における税制や年金制度、社会保障はいかなる様相を呈しているのかについて振り返っていくとします。なお、物価事情についても下記の記事で紹介しています。

税金普通の企業で働いて生活している場合、マレーシアでは所得税くらいしか課税されません。

所得税

タックスヘイブンといわれることもあるマレーシア(下記参照)です

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アメリカの麻薬問題について【コラム】

アメリカの麻薬問題について【コラム】


アメリカの麻薬問題についてかつて工業の中心地だったデトロイト、フィラデルフィア、アメリカ経済を代表する街であるニューヨーク、一流大学の集積地であるボストン、世界のIT企業が集うシリコンバレー、これらの街はすでに麻薬に破壊されつつあると言ってもいい。アメリカは今、報道されないところで麻薬問題が深刻化しており、若者の7人に1人がドラッグ中毒により死んでいる。

世界でもっともGDPの高い国でいったい

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