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ドイツ生活

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ドイツの独特なカルチャー、質実剛健な文化、その他ツッコミどころ満載なドイツについて書いています。
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記事一覧

人の見方は様々と言うけれどこれほど本質的なのはドイツだから?

最近ちょっと、凹んでました。
内向的って損だなぁ……と感じたからです。感情が深いから、端的な言葉で感情を言えない。怒っている、悲しい、絶望、ワクワク……
5〜6字に自分の気持ちを託すには心もとない。。。そして、『感情を言えない人』というレッテルを貼られたからです。

そして、気づいたんです。
内向的な性質の人が、自分を取り巻く世界について語るとき、嫌だったこと、共感してもらいたいことを語るとき……

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合理性を貫く医療先進国ードイツ

「症状には、必ず原因がある」

福山雅治が演じる、ドラマ「ガリレオ」の湯川学が語ったセリフ
「現象には必ず理由がある」を彷彿させるものがある。

ードイツの医師の診察を受けた時にドクターが語った言葉だ。

誤解の無いように一応言っておきたい。日本の医療が決して劣っている、と言っているわけではない。
それでも医療に関して、ドイツは進んでいるなぁ、と心の底から思ったことがある。

日本の耳鼻科での現実

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国境封鎖したドイツー親友がくれたメッセージに感動した話

前回の記事に引き続いてドイツの話を書きますね。

コロナウィルスが全世界に広がり、感染の中心が欧州へと移りました。
日本が感染の中心になったばかりの時は、大騒ぎになり日本の感染対策が時代遅れ的な感じで批判しているメディアも多かったですよね。
それでも、欧州と比べると日本の感染者数は1700人前後。ダイアモンドプリンセスでの感染者を除くと、1000人を切っている事実に「そうか……」と思いました。検査

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ドイツを好きになれたら良かったのに……



心の底から沸いてくる一つの思い。
ー ドイツという国をどうしても好きになれない。
2017年3月に帰国が決まって、日本行きの飛行機(JAL)に乗った時、私はもう日本にいるも同然に感じ、笑みがこぼれた。
そして、日本語での機内サービスに安堵し、二度とドイツに足を踏み入れることはない……と固く誓った。

何がそんなに追い詰めたのか?ドイツという国の印象を、私の独断と偏見で定義してみたい。
「お金持

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微笑まない国ードイツ。そこには◯◯があった



ドイツーあまり語られない現実の生活
「ドイツに3年間住んでいました」
と、私が話せば、ほとんどの人は、ドイツという国をアメリカ程は知らないために、素敵、とか、おしゃれ、エコ、お城、ワイン、ビール……様々な形容詞や名詞を出して、頭の中では、海外生活=セレブという図式を描いているに違いない。

そして私がどれほど、ドイツの生活で苦しんだか、ということには最後まで焦点が当たらずに話を終えることが多い

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