「私がいてあげないと生きていけない!」愛情?責任感?生きがい?思い込み?それとも?
「たおたおがいなかったら、私も、○○くん(息子の名前)も生きていけない!」姑の口癖
上記の言葉は、同居の姑が毎日私に言ってくる内容です(^_^;)
つい最近まで私は、
「要介護2のおばあちゃん、発達障害の息子、この二人には、私がそばにいてあげないとダメなんだ、生きていけないんだ!」
そう思って(思い込んで)とても心を痛めていました。
姑の心配そうな表情を見ると、少しでも安心させたくて、
「大丈夫、大丈夫!私がズ~ッとそばにいてあげるから、心配しなくていいよ(^^)v」と答えていました。
そして、更に「私がいてあげないとダメだ!」という心境が強くなっていきました。
おばあちゃんは、本当に私なしでは生きていけないのか?
姑は、8年前に階段から落ちて大ケガ、長い入院生活のストレスもあり、鬱になりました。あっという間に介護3になりました。
徐々に元気を取り戻し、今は簡単な家事も進んでできるようになっています。手足はやや不自由ですが、口は達者です(^^)v
もし私という存在がなかったとしたら...生きていけない?
イヤイヤ、生きていけるでしょう!
できないことは、ケアマネージャーさんに相談して、ヘルパーさんに来ていただいて助けてもらうことも出来ます。
色々な手続きがわからなかったとしても、口と耳があるのですから、電話して何とかできるでしょう。
大変でしょうが、生きていけないことはありません。
息子は本当に私なしでは生きていけないのか?
ネガティブ思考、0or100思考になりがちですが、息子は自分なりの考えはしっかりあります。腹が立ったり、不安になりながらでも、ゆっくりと思考が成熟してきているのを感じます。
私がいなくても生きていけるでしょう、イヤ、生きていかなければなりません。
何か想定外の出来事が起こった時、コンビニに行くように気軽に聞ける私がいないほうが、返っていい場合もあると思うようになりました。
私が先々手を打ってきたことを、今は反省しています。
私が二人を依存させたのかもしれない
おばあちゃんが毎日私に言う言葉を聞いて、息子もスッカリその気(私がいないと生きていけない)になっていることに気づきました。
ほんの些細な事でも、私にどうすればいいか聞いてきます。
それに対して私は「こう言いなさい」、「こうしなさい」と、一つ一つ答えてきました。
その結果、うまくいくと、「ほ~ら、私の言った通りになったでしょ!?」と得意な気持ちになりました。
「やっぱり私がいなければダメなんや!」と、
自分の存在価値が上がったような気持ちになっていました。自己肯定感を満足させていた部分が確かにありました。
今後どうするか
今日も言ってきました、姑が。
「たおたお、元気でいてよ!たおたおがいなかったら生きていけないから!」
私は答えました。「生きていけます!でも私は元気でいますからね(^^)v」
「おばあちゃん、それ、口癖みたいになってるね(^^)言いたければ言ってもいいけど、息子の前では言わないように約束してくれる?あの子は生きていかなければならないからね(^-^)」
姑は「わかった...」と、小さな声で答えました。
息子に対しては、できる限り相談できる機関や人を集めておこうと思います。そして、何か困ったことが起こったとしても、私が解決してしまうのではなく、息子が考える機会をしっかり与えようと思います。
今からでも立て直しは遅くないと、自分に言い聞かせております(^^ )
補足:発達障害の状態、環境、年齢などにより、個人差があります。我が家のやり方が必ずしも当てはまるというものではありませんので、よろしくお願いいたします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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