大心

理学療法士/バスケットボール/筋トレ/健康

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マガジン

  • 理学療法士の『腰』を学ぶノート

    腰を後輩指導するために勉強したものをメモしていくマガジンです。飽きるまでやってみようと思います。

  • 月曜 朝活動

  • 朝散歩

記事一覧

椎間板×ヘルニア

椎間板の解剖学的特徴、痛みの受容について調べました。 解剖学的に、緩衝作用があり、疼痛を受容する神経が周囲にあることがわかりました。 そして、椎間板といえば…そう…

大心
1か月前

椎間板の疼痛受容器と炎症

「椎間板は疼痛を感じるのか?」 これは、一度は思ったことがあるのではないでしょうか?まぁ椎間板性疼痛があるんだから気にしたことないというヒトもいるかも知れません…

大心
1か月前
3

椎間板の神経支配

今までは脊柱の支持性と緩衝作用についてまとめてきました。 その際、椎間板の解剖にふれることで疑問になった、椎間板は痛みを感じるかについて調べてみました。 椎間板の…

大心
1か月前

姿勢と椎間板圧力

挨拶 このマガジンは、能力ゼロ理学療法士が後輩指導をするために毎日勉強をしたものを少しづつ形にしていくものです。 椎間板にかかる圧力 前回までは、椎間板の構成と…

大心
1か月前
1

7.衝撃×椎間板『線維輪』

前回は椎間板でも『髄核』について 今日は、その周囲にある線維輪についてまとめてみました。 線維輪 まとめ コラーゲン線維(タイプⅠ、Ⅱ)で、硬い組織で形成される。 …

大心
1か月前

6.緩衝×椎間板『髄核』

前回の記事で、脊柱の支持と緩衝作用について書かせていただきました。 本日は、脊柱の力の緩衝作用で大切な『椎間板』の話です。 まず、椎間板も椎間板とよぶか椎間円板と…

大心
1か月前
2

5.支持のための骨『椎骨』の基本構造

脊椎は頚椎、胸椎、腰椎と部位によって名前は違えど、椎骨で形成されています。その椎骨には『基本』となる形態があり、それを有している。 椎体と椎弓の構成 椎骨は、椎…

大心
1か月前
1

脊柱の基本概念『支持と緩衝』

前回は脊柱を考える上での姿勢の話を書きました。 そして、色々と思うところがありますが、今回は脊柱の基本概念を考えていきます。  脊柱の機能の主な作用は『支持と緩衝…

大心
1か月前

姿勢の序章(思っているものをかいた回)

昨日は脊柱の前後弯の話だったので今日は少し大きく広がって姿勢の話をしましょう。 理学療法士で、姿勢の話をする時に必ずと言って聞く話が『ケンダルの分類』ではないで…

大心
1か月前
2

脊柱の構造と生理的弯曲

昨日はfunctional spine unitを書きました。勉強になりました。 本日は、当たり前の構造です。 脊椎は上記の図でもしめされるように頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨で交際さ…

大心
1か月前

脊柱の機能

Functional spine unit(機能的脊椎単位) 今回、調べて初めて名前を知りました。 Functinal spine unitとは、Schmorl and Junghansが、『脊柱のもっとも小さなセグメントで…

大心
1か月前

後輩に腰痛を教えるにあたって

おひさしぶりです。大心です。 また、自分を律する期間に入りました。 『限られた時間を有効に使う』 大切にしていきたいと思います。 今回は、『後輩に腰痛を教えるにあ…

大心
1か月前

木更津に出張の話

おはようございます。大心です。 昨日から木更津の重城病院に病院見学させてもらっています。 昨日は、午前中に診療見学 午後にリハビリ見学 今日は手術見学と盛りだくさん…

大心
5か月前
1

自分にはどうもできないことで悩む、どうすれば…

おはようございます。大心です 仕事で絶頂に悩んでいます。 私の仕事は理学療法士です。 リハビリの先生とも言われています。 理学療法士で患者様にリハビリ、理学療法を提…

大心
5か月前
5

Dark Horse 1,2読書感想

Chapter1 自分を縛る「見えないルール」に気づくことーなぜ、「人生が順調」でも満たされないのか? ダークホースとは、他の人が考えれない狙っていない掛馬のことであ…

大心
5か月前
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読書感想を書くとは思っていなかった。

まさか俺が読書感想文を書くとは思っていなかった。高校生のときに国語の先生に「本なんて読んだってなんの勉強にもならねぇ」と啖呵を切っていた私を客観的にみて恥ずかし…

大心
5か月前
5
椎間板×ヘルニア

椎間板×ヘルニア

椎間板の解剖学的特徴、痛みの受容について調べました。
解剖学的に、緩衝作用があり、疼痛を受容する神経が周囲にあることがわかりました。
そして、椎間板といえば…そう、『ヘルニア』です。
巷では、
『以前、ヘルニアと診断されて…』
『私、ヘルニアを持っていて…』
と、ヘルニアは日常会話でも使われるし、腰痛になれば一度は聞いたことのある名前だと思います。
そもそもヘルニアとはどのようなものなのでしょうか

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椎間板の疼痛受容器と炎症

椎間板の疼痛受容器と炎症

「椎間板は疼痛を感じるのか?」
これは、一度は思ったことがあるのではないでしょうか?まぁ椎間板性疼痛があるんだから気にしたことないというヒトもいるかも知れませんが、常に衝撃吸収している椎間板に痛覚受容器があったら歩くたびに痛いはずだとおもった私。今回は、なぜ普段は痛くない椎間板が腰痛の疼痛発生組織となるのか?を椎間板の機能から派生して調べた内容をまとめようと思う。

結論

ここ数回は上記の論文か

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椎間板の神経支配

椎間板の神経支配

今までは脊柱の支持性と緩衝作用についてまとめてきました。
その際、椎間板の解剖にふれることで疑問になった、椎間板は痛みを感じるかについて調べてみました。
椎間板の神経支配

椎間板にも神経は分布している。これらがどのように疼痛を受容していくのか等も勉強していかなくてはならない…
椎間板性疼痛の基本がここにある

姿勢と椎間板圧力

姿勢と椎間板圧力

挨拶

このマガジンは、能力ゼロ理学療法士が後輩指導をするために毎日勉強をしたものを少しづつ形にしていくものです。

椎間板にかかる圧力

前回までは、椎間板の構成と衝撃吸収能について記事を書きました。

骨や椎間板によって我々の脊柱が骨折せずに柔軟で剛性を高めることができるのは本当にすごいことです。
今回は、姿勢がどのように椎間板にストレスを与えるか?です。
理学療法士なら誰もが知っているあの図

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7.衝撃×椎間板『線維輪』

7.衝撃×椎間板『線維輪』

前回は椎間板でも『髄核』について
今日は、その周囲にある線維輪についてまとめてみました。

線維輪

まとめ

コラーゲン線維(タイプⅠ、Ⅱ)で、硬い組織で形成される。
層状になっている。水分をある程度含んでいる。
繊維方向は垂直から斜め65°となり、その繊維方向の構造の特性で、牽引、剪断、回旋方向へのストレスに負けない構造になっている。

6.緩衝×椎間板『髄核』

6.緩衝×椎間板『髄核』

前回の記事で、脊柱の支持と緩衝作用について書かせていただきました。
本日は、脊柱の力の緩衝作用で大切な『椎間板』の話です。
まず、椎間板も椎間板とよぶか椎間円板と呼ぶかという話ですが、今回は3冊の参考書を基に記事を作成しており、プロメテウスでは椎間円板、キネシオロジーや図解機能解剖では椎間板となっていました。
私は、この記事を自分の職業である『理学療法』につなげたいと考え、理学療法では機能が大切と

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5.支持のための骨『椎骨』の基本構造

5.支持のための骨『椎骨』の基本構造

脊椎は頚椎、胸椎、腰椎と部位によって名前は違えど、椎骨で形成されています。その椎骨には『基本』となる形態があり、それを有している。

椎体と椎弓の構成

椎骨は、椎体と椎弓が結合されてなしているものである。
椎体は、ほぼ円筒状であり、その後方は平坦になっている。
椎弓は、骨性の半環状の形態をしている。
椎弓には、棘突起、横突起、上・下関節突起がある。
連なる上下椎体間をぞれぞれの上・下関節突起が椎

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脊柱の基本概念『支持と緩衝』

脊柱の基本概念『支持と緩衝』

前回は脊柱を考える上での姿勢の話を書きました。
そして、色々と思うところがありますが、今回は脊柱の基本概念を考えていきます。
 脊柱の機能の主な作用は『支持と緩衝』にあると考えます。
 骨盤の上に立つ支持棒として脊柱が存在し胸郭を構成させ、重力に打ち勝つようにできている組織、それが脊柱です。
 内骨格を持つ我々ヒトにとって要であり柱の脊柱なので、ちょくに重力下で垂直方向のストレスには弱く、『圧迫骨

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姿勢の序章(思っているものをかいた回)

姿勢の序章(思っているものをかいた回)

昨日は脊柱の前後弯の話だったので今日は少し大きく広がって姿勢の話をしましょう。
理学療法士で、姿勢の話をする時に必ずと言って聞く話が『ケンダルの分類』ではないでしょうか?

一番左から、ロードシス、カイホロードシス、フラットバック、スウェイバックという名前がついています。
大まかに分けると左側2つが骨盤の前傾、右側が骨盤の後傾です。
そしてそれに対して腰椎や重心を考えたりしていくわけです。
今日は

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脊柱の構造と生理的弯曲

脊柱の構造と生理的弯曲

昨日はfunctional spine unitを書きました。勉強になりました。
本日は、当たり前の構造です。

脊椎は上記の図でもしめされるように頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨で交際されており、頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨、尾骨と多くの骨で構成されています。

脊柱の生理的前弯

ヒトの脊柱では、矢状面で一連の相反する弯曲を呈しています。
正常では、頚椎部と腰椎部は前方凸、後方凹でありこれ

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脊柱の機能

脊柱の機能

Functional spine unit(機能的脊椎単位)

今回、調べて初めて名前を知りました。
Functinal spine unitとは、Schmorl and Junghansが、『脊柱のもっとも小さなセグメントで、脊柱の構成要素をすべて含んでいるもの』としています。

構成要素と考え方

上下の2つの椎体、zygapophyseal joint(いわゆる椎間関節)、椎間板、筋、靭帯、

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後輩に腰痛を教えるにあたって

後輩に腰痛を教えるにあたって

おひさしぶりです。大心です。
また、自分を律する期間に入りました。
『限られた時間を有効に使う』
大切にしていきたいと思います。

今回は、『後輩に腰痛を教えるにあたって』です
まぁ、教えるなんて上からなんで、自分がインプットしたものをアウトプットする機会を得る
というところでしょうか。

腰痛…

めちゃくちゃ悩みますよね…
でも、今年度スタートで腰痛に対して深堀りして行けたらと考えています。

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木更津に出張の話

木更津に出張の話

おはようございます。大心です。
昨日から木更津の重城病院に病院見学させてもらっています。
昨日は、午前中に診療見学
午後にリハビリ見学
今日は手術見学と盛りだくさんです。

まず、残念だったのは、メインとなる先生の診察の数が少なかったので、症例を学ぶに至らなかったこと
それが一番残念でした。
その中でも、オペ後のフォローのレントゲンはきれいで、これだけきれいに手術したらすごく機能もよくなるのかな?

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自分にはどうもできないことで悩む、どうすれば…

自分にはどうもできないことで悩む、どうすれば…

おはようございます。大心です
仕事で絶頂に悩んでいます。
私の仕事は理学療法士です。
リハビリの先生とも言われています。
理学療法士で患者様にリハビリ、理学療法を提供することはなんら問題はありません(嘘です、そこも悩んでいますが、ただいまできる精一杯はやっているつもりです)。
しかし、立場が管理職位置にいるので、人事問題にはすごく苦悩させられます。
2024年中に半数の人間が退職を希望しました。

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Dark Horse 1,2読書感想

Dark Horse 1,2読書感想

Chapter1 自分を縛る「見えないルール」に気づくことーなぜ、「人生が順調」でも満たされないのか?

ダークホースとは、他の人が考えれない狙っていない掛馬のことである。
なぜこのテーマにしたのか?これは序章にも書かれているが、誰しもがダークホールになりうるということ。特別ではない。そして、今回ダークホースは、現代の成功者と呼ばれている人たちのことを指している。
結局のところ、他の人と同じことを

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読書感想を書くとは思っていなかった。

読書感想を書くとは思っていなかった。

まさか俺が読書感想文を書くとは思っていなかった。高校生のときに国語の先生に「本なんて読んだってなんの勉強にもならねぇ」と啖呵を切っていた私を客観的にみて恥ずかしく思う。しかし、まぁあそこでなにか説得したところで思春期のワタシが話を聞くことはなかったので先生の取った行動(議論から降りる)は、正しいのだと思う。今のワタシでもそのように対応したただろう。

巡り巡って、約15年後に読書をしている。
しか

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