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「コールセンタージャパン300号記念セミナー」講演のレビュー(後編)
前回の続き、弊誌「月刊コールセンター」の300号記念セミナーの採録です。
CTIって何?
コールセンターをコールセンター足らしめた技術、それがCTI(コンピューター・テレフォニー・インテグレーション)です。
今となっては当たり前ですが、いわゆる「相手の電話番号、登録していたら名前が表示される機能」であるナンバー・ディスプレイ(この言葉も懐かしい)に代表される機能です。
ちなみに、コールセンタ
「コールセンタージャパン300号記念セミナー」講演のレビュー
月刊コールセンタージャパンの矢島です。ちょっと間が空いてしまいました^^;
先月末、弊誌「コールセンタージャパン」の300号記念セミナー&パーティを開催しました。ご来場頂いた方はもちろん、日頃、ご愛読&お世話になっている皆さま、本当にありがとうございます。
セミナーの模様は、来場いただいた高橋克巳さまがNoteでまとめていただいています。
https://note.com/mobilebiz/
「カスタマーサクセスに飽きた/違うんちゃうか」議論の考察
今回はカスハラについて書くつもりだったんだけど、ちょい予定変更です。
きっかけは「5年後のコンタクトセンター研究会」での議論
先週、月刊コールセンタージャパンが主宰する「5年後のコンタクトセンター研究会」のストラテジー分科会を今年初開催しました。
この研究会は、2014年ころに発足したもので、マネジメント/ソリューション&サービス/ストラテジー(発足当時はカスタマーエクスペリエンス)の3分科
カスタマーサクセス的な業務を実践するコールセンター事例(3)〜エクスパンション
前回、前々回の続きです。
カスタマーサクセスにおいては、利用が定着した後のエクスパンションが役割上、大きなウエイトを占めます(それにしても、なんでサクセス領域ってこんなにカタカナばっかなんだろ?日本語のままの方が通じる感ある言葉、コールセンターより多く感じる)。
ライセンス増、オプション機能の利用など、BtoBのサブスクサービスは機能強化の速度も早いので、この情報提供と提案はたしかに重要です。
カスタマーサクセス的な業務を実践するコールセンター事例(2):チャーン抑止
前回に続いて、「カスタマーサクセス的業務を実施しているコールセンター事例」について。今回は離反(チャーン)抑止の事例です。
ただしこれ、顧客満足の観点では、成功事例より失敗事例の方が多いかもです^^;
典型的なのは、Webで簡単に入会・契約できるサービスで、退会のときの手続きがむっちゃ面倒というもの。顧客に退会をあきらめさせるやり方ですね。いわゆる「ダークパターン」というもの、あるいはそれに近い
カスタマーサクセス的な業務を実践するコールセンター事例(1)
月刊コールセンタージャパンは、コールセンターやCRM実践のための専門誌という位置づけなんですが、2022年の冬から「カスタマーサクセス」に特化した新コーナー「CSMedia」を開始しています
僕はコーナーの担当者じゃないんで取材経験も限定的なんですが、それでも話を聞いたり記事書いたり読んだりしてて、ずーっと感じていた違和感があります。それは、「この目的のための取り組み、昔、書いたことあるよな」と
コールセンタージャパンの編集者が独自視点で「CS」に関する記事を書きます。
はじめまして。
「月刊コールセンタージャパン」というニッチ極まりない雑誌の編集長やってます。あまりにもニッチすぎているせいか、フジテレビの「ホンマでっかTV」に3回ほど呼ばれました。が、案の定、3回とも出オチでした^^;
弊誌は、1998年に「月刊コンピューターテレフォニー」という、もっとニッチな誌名で創刊。2016年に現在の誌名に変更しました。私は現在、唯一の創刊時から在籍している編集者で、