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貧困・格差に対する一考察

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計画を立てることと、守って実行すること

計画を立てることと、守って実行すること

計画を立てることと、守って実行すること。
そのどちらが、難しいかと聞かれると、圧倒的に守って実行することだと答えるだろう。

日々の生活の計画から、旅行の計画、仕事の計画まで、私は比較的事前に計画を立てて動きたいと思うタイプの人間である。

しかし、計画を綿密に立てた時に限って、予想外の邪魔が入るものだ。
早く上がってジムに行こうと計画した週に限って、夜に緊急のミーティングが入る。こんな現象に名前

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【格差・貧困についての論文を読む#4】

これまで読んできた、格差・貧困についての論文は、如何にして”格差・貧困の度合いを測るか”が主眼になっていました。

ジニ係数だったり、相対的貧困率だったり、剥奪指標だったり。
(それぞれ、以前の記事にリンクします)

それでは、”貧困だ”となったあとに、どの様に対処していくべきなのか。
これまでも見てきた、”子どもの貧困”に対して、実際にアプローチを検討している論文について、見ていきたいと思います

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【格差・貧困についての論文を読む#3】

前回は、都道府県別の”子どもの貧困率”について、国勢調査や社会生活統計指標、就業構造基本調査などのデータの何が影響しているのかについて、論文を読みました。

その中で上がった1つの課題が、「推定方法によって貧困率が結構異なってくる」ということ。

そもそも、「貧困である」というのは、どういうことなのでしょうか。

多く使われている指標(先の論文でも)に、「相対的貧困率」というものがあります。

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【格差・貧困についての論文を読む#2】

格差・貧困と一言で言っても、様々な問題があります。

前回は、初回ということもあったので、現状の格差を数値で知ろうと”全体”から入りましたが、今回からはより具体的なテーマに絞って検討していきたいと思います。

格差・貧困として、最も私が「なんとかしたい」と思うのは、”子どもの格差・貧困”です。
5年くらい前の調査ですが、”今を生きる若者の意識”として、内閣府が公表したものがあります。

それによる

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【格差・貧困についての論文を読む#1】

noteを通して私が実現したいこと2で書いた通り、毎週1本くらいは論文を読んで、その内容についてまとめる・自分の見解を述べるということをしていきたいと思います。

とはいえ、論文を読むなんて学生の頃以来なので、そもそも何を読めばいいかから探し回りました。

明確に”これ”と対象を絞ることはしませんが、まずは日本の論文データベースとして最も有名なCiNii Articlesから、”貧困”や”格差”を

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なぜ、貧困・格差の問題に取り組まないといけないのか?

なぜ、貧困・格差の問題に取り組まないといけないのか?

昨日、「貧困・格差の問題に取り組むために、絶対に変えないといけない2つのもの」というnoteを書かせていただきました。
しかし、そもそもなぜ、貧困・格差の問題に取り組まないといけないのでしょうか?

もちろん、政治リーダーや、社会課題に立ち向かう企業・NPO等であれば、貧困・格差は解決すべき課題の1つです。
しかし、多くの一般市民にとって、貧困は自分が陥らないように努力をしていれば良い問題ではない

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貧困・格差の問題に取り組むために、絶対に変えないといけない2つのもの

貧困・格差の問題に取り組むために、絶対に変えないといけない2つのもの

これまでのnoteでも、貧困・格差については、少しだけ触れさせていただいてきました。
・すべての男の子の青春映画を観て、格差について考える
・自分の"常識"を変えていくことは、未来の社会を創り出すこと

この、貧困・格差という問題、何か1つの特効薬の様な解決策があるわけではありません。

ただ、絶対にこれだけは変えないと解決しないというものがあります。

それは、”政治”と”空気”です。

本日は

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すべての男の子の青春映画を観て、格差について考える

すべての男の子の青春映画を観て、格差について考える

春分の日の今日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。普通なら、3連休の初日なので出掛けたくなりますが、新型コロナの影響で巣籠りされている方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、家で映画でも観ましょう。ではないですが、本日は2回目の映画の所感です。

「スタンド・バイ・ミー」(ロブ・ライナー監督)
米国の全く見たことがない街なのに、なぜか「トトロ」を始めとした日本の懐かしい風景を観たときに感じる

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自分の"常識"を変えていくことは、未来の社会を創り出すこと(韓非子)

自分の"常識"を変えていくことは、未来の社会を創り出すこと(韓非子)

これまでのnoteでも取り上げてきた様に、今我々が感じている課題や、抱いている希望などに対して、古典は全く違った面から一つの答えの方向を示してくれるます。

それは、自身の問いに対しての明確な答えではないかもしれません。
しかし、明確な答えを教えてもらっても、それでは他の問いに対しての応用が効かなくなります。
それよりも、古典によって示された方向性から、今の自分自身の問題に当てはめていく方が、他の

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