商品貨幣論と信用貨幣論

本日は私たちが何気なく使っている貨幣について。

貨幣に対する捉え方を間違ってしまうと、経済政策も間違ってしまい多くの国民にとって害となるので貨幣観というのは非常に大切。

一般的に認識されている主流派経済学の商品貨幣論とMMT(現代貨幣理論)が主張する信用貨幣論を比べてみようと思います。

主流派経済学の商品貨幣論

これは私たちに馴染みのある考え方と思います。

私たちが生まれるよりももっと前

もっとみる
よろしければシェアもお願いします!
1

ロマンティックMMT−17: JGPの目線とマルクスの誤解(JGPの話4)

JGP(職業保証制度)の話、四回目です。別の話が挟まったので過去記事のリンクを入れておきます。一回目、二回目、三回目

 さて、昨日はたまたまSNSでレイのMMT入門(いわゆる金ピカ本)の翻訳の画像が回ってきて、そのダメさに思わず反応したわけですが。

 金ピカ本にそんなに目くじらをたてることもないんじゃね?とお思いの向きもあろうかと思います。

 文法的にはああしたで受験生ぽい「逐語訳」でもマル

もっとみる

MMT布教パターンのひとりごと

ある方に布教をしていたら拒絶されたのでメモしておく。
なお、先方がツイートしていた記事。週刊朝日の愚にもつかない嘘記事だ。

先方の理解
①信用創造は理解している
➁金本位制へ回帰すべき
理解していれば、文明レベルを金本位制の時代まで落とすという主張になる。現代日本に暮らす国民であれば議論の余地はなく、採用できる話ではない。

論理的にありえる思考回路
①不換紙幣の担保が国民の労働生産であることを

もっとみる

【図解】五分でざっくりわかる日銀がお金を刷っても爆儲けしない仕組み

誰もが一度は疑問に思うこと。

お金がないならいっぱい刷っちゃえばいいじゃん。

日本銀行の仕組みをざっくりと紐解きながら、日銀が爆儲けできるのか否か、ざっくりと考えていきたいと思います。

■ 日本銀行の目的

日本銀行の大目的は、人々が安心して通貨を使うことができる環境を作ることです。そのためには、「物価の安定」と「金融システムの安定」の二つが満たされる必要があります。

日銀はこの二つの要素

もっとみる

「借金は怖い、借金は悪い」の嘘

自分のnoteを見返してみて感じました。伝えたいことは冒頭にはっきり書く。
今回のテーマは「借金って怖いこと、悪いことなの?」という点です。
結論は「借金は存在自体が悪ではない。だけど良い借金と悪い借金がある」です。

家や車が欲しいけど、ローンを組んでもいいのかな。
借金を返せなかったら怖い人達が家まで取立に来て夜逃げしなくちゃいけないのか。。。

そんなふうに思ったことありませんか?

公認会

もっとみる
読んで下さってありがとうございます!励みになります!
8

金ピカ本の小ネタ2: この翻訳じゃJGPはわからんって

金ピカ本はあまりチェックしていませんが。

 金ピカ本小ネタ1はこちら。

 どうも、JGPが理解されていないとおもったら島倉原さんのせいでしたか。。。

 ここ、もしこんなふうに翻訳できていたら、もっと理解されていた思いますね。

 就業保証プログラムは、取り残されている人びとに職業を提供し「底辺をごそっと雇う」ものであるから、そもそも「底辺を」をターゲットとするものなのだと理解して良い。プログ

もっとみる

数字は嘘をつかない、のか・・・?

はじめに断っておくべきでしたが、場当たり的に思ったことを書いている、というより実はMMT(Modern Monetary Theory)が理論として成立するかどうかを解き明かすのがこのnoteの目的です。
既に現在の日本銀行総裁である黒田東彦氏が国会質疑で「MMTは成立する」と明言してしまっているので、その動画を貼り付けて終わり、でもいいのですが、私は「偉い人が言っているから正しい」という理屈は好

もっとみる
読んで下さってありがとうございます!励みになります!
7

5、会計士は株式投資で儲けられる?

(完全に監査経験だけでの妄想記事です。)

「公認会計士なら、公表されている財務諸表を見れば、今後株価がどうなるか、分かるの?」

たまに聞かれたりしますが、もちろん分かりません。

ただ、なんとなく自分ならこういうの買うかなーというのを書いていきます。

1、短期・中期での投資を自分がするなら

私が短~中期で株式投資をするなら、まず前提として、デカすぎる企業の株は選びません。この理由は、以下で

もっとみる
スキありがとうございます!是非フォローもお願いします!
3

ロマンティックMMT−16: 大西つねきさんとイデオロギー

れいわ新選組の党員である大西つねきさんが、問題発言をして物議を醸し、代表の山本太郎さんが謝罪文をアップするという事件がありました。

 人口比率が歪になっていて、若者ための時間(お金でなく)が少なくなっており、もはや命の選別が必要だという論。

 こういうことを言う人はたくさんいますよね。

 「命の選別」なんて、すでに毎日、大々的に実行中。今更何言っているの?ってなります。

 金持ちでない人の

もっとみる