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暮らしと居場所の模索日記

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日頃の生活において、考えていること、気になったこと、基本自由に書いていきます。ジャンルなどは問いません。自分自身の思考の整理も兼ねて。
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#価値観

「信じる」ということ

「信じる」ということ

最近、グッと心が動くと感じているのが、誰かの「信じる」に触れた時。

『〇〇を信じる』って、よく見る文言ではあるけど、”信じる“という言葉が持つエネルギーに惹かれている。身近なひとが、「俺はこれを信じているんだよね」と口にしたら、きっと僕は惹き込まれる何かを感じるだろうなと思う。

そんなことを考えはじめたのは、僕が主催している「コミュニティのカレッジ」で、ツクルバ 中村真広さんにゲストとして来て

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自らつかみにいくこと

自らつかみにいくこと

こんにちは。
コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。

明けましておめでとうございます。
昨年はあまり書けなかったので、今年は発信を習慣にしていけるように頑張っていきたい所存です。

それでは、新年1本目のnote書いていきたいと思います。

* * * * *

先日、こんなツイートしました。

今回はここに書いたことを噛み砕いて、ブログを書いてみようと思います。

僕がコミュニテ

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積み上げるより、深めていく

積み上げるより、深めていく

自分自身の成長を強く意識していた学生時代〜会社員時代では、自分のなかにどんどん積み重ねていく意識を持っていました。

いかに複数のスキルを身につけられるか
いかに成果を残せるか
いかに多くの人脈を築けるか
いかに多くのコミュニティに所属するか

それらをひとつひとつ増えていくことに喜びや達成感を感じ、それがまた自分のモチベーションとなる。そんな循環を感じていたように思います。

成長することこそが

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”未完了のコミュニケーション”を増やさないために

先日、僕がコミュニティマネージャーをしているオンラインサロン「Wasei Salon」主催の読書会が開催された。

推薦図書は「こころの対話 25のルール」だ。

僕は恥ずかしながらこの本を読んだことがなく、この読書会を機に初めて触れてみた。

読んでみると、聴くことの重要性やコミュニケーションについて深く洞察されており、現代を生きる僕らにとって多くの気付きを与えてくれる一冊だった。久しぶりに「多

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”育てる”ではなく”育つ”ことを大事にしたい

”育てる”ではなく”育つ”ことを大事にしたい

最近、急に読書欲が向上して本を読むのが日課になってきました。

ここ数日で読んだ本の中で一番おもしろかったのが、渡邉格さんの「田舎のパン屋が見つけた”腐る経済”」です。

2013年に発売されたかなり有名な本なので、いまさら説明する必要はないと思いますが、鳥取県を拠点にご夫婦で営んでいるパン屋さんのお話です。

詳しい内容はぜひ本を読んでいただきたいのですが、文中でびびっと来たのが下記。

”農家

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“わかりにくさ”から逃げないこと

“わかりにくさ”から逃げないこと

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田です。

僕はかれこれ、2年と少しコミュニティフリーランスと名乗り活動をしてきています。正直なところ、この「コミュニティ」というフィールドは市場として弱く、日本にとってまだまだ未開拓な領域です。

僕自身もなんとか走って来れていますが、日々自分自身の手で開拓していくしかありません。

轢かれたレールなんてものは存在しないし、参考になるロールモデル的な人もい

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どんどん抽象的なことばかり考えてる

どんどん抽象的なことばかり考えてる

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。

2020年に入ってから、些細な実験を自分のなかで行なうようにしています。それは、気を抜くと現状維持になってしまう(それすなわち衰退)という恐怖でもあり、常に少しずつでいいからアップデートしていきたいという、僕の欲求からでもあります。

そんな日々を過ごす中で、ふと「自分に起こった変化ってなんなんだろう?」と考えていました。

そこ

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コミュニティフリーランスを2年続けて感じた「何者かになる必要性ってあるの?」

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。

私事ではございますが、2020年8月1日で独立してから3年目を迎えることができました。

いつも、僕と接してくれて、応援してくださる皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。

2018年8月1日から”コミュニティフリーランス”と名乗り、コミュニティの世界を生業として生きてきました。

最初は「フリーランスって何をすればいい

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僕は“働く”呪いにかかっていた

僕は“働く”呪いにかかっていた

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。

ここ1ヶ月ほど、東京ではない場所で暮らすように働けるか?という実験をしています。noteにも書いていますが、愛媛と石川に行ったのがまさにそれにあたります。

現地の方々と交流していくと、都内に住んでいては考えられないような考え方に触れることができます。

例えば、近所の方とのお裾分け文化があることや、地元のイベントをみんなボランテ

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オーガニックな成長を心がける

オーガニックな成長を心がける

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。

僕はずっと意識しているのは、「オーガニックな成長」。この単語だけ聞いてもいまいち理解しにくいと思うので簡単に説明すると、要は「自然体を崩さない」ということ。

世間は”急成長”することを求めがちで、無理をしてそれを成し遂げようとしている人は珍しくありません。

「オーガニックな成長」はある意味”急成長”を諦めるということになります

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僕らは矛盾を抱えて生きる

僕らは矛盾を抱えて生きる

先日のnoteにも記載しましたが、古典・歴史に触れることが最近のマイブームです。

毎日のように聴いているコテンラジオで、下記のフレーズが出てきました。

「人間って矛盾を抱える生き物なんですよ。今の世の中は一貫性を求めるし、それが評価されがちですけど、一貫性がある人間なんていない。矛盾があってあたりまえなんです。」

シンプルに生きたい、一貫性があることがかっこいいと思っていたこともある僕にとっ

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環境を模索し続け、自分を知り、他者を知る

環境を模索し続け、自分を知り、他者を知る

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。

最近古典を学ぶのがマイブームで、昨年から毎日NHKオンデマンドで「100分de名著」を観たり、最近ではPodcastで「コテンラジオ」を散歩しながら毎日聴いています。

その中で様々なことを学んでいくのですが、ひとつの学びとして「環境との適合性」があるんですよね。

どんなに優秀な過去の偉人たちも、たまたまそのタイミングで、その環

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暮らしと向き合った先にある「豊かさ」

暮らしと向き合った先にある「豊かさ」

自粛期間の終わりが見え始めたここ最近。いよいよ、東京でも来週には自粛期間が終わるかもしれない。そう感じている方も少なくないと思います。

僕はこの自粛期間を通じて、これまでやってこなかったことに着手してきました。それがいまや、習慣になっているものばかり。

例えば、料理。

これまでは100%外食という生活を送っていて、僕自身料理はできないものと決めつけていたんです。ただ、半強制的に家で食べるしか

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今こそ、愛する技術を学ぶときかもしれない

今こそ、愛する技術を学ぶときかもしれない

自宅でひとりでいる時間が増えてから、読書量が圧倒的に増えた。

外出していたころは月に4冊程度だったが、今では2日に1冊のペースで読み進めている。

先日は、こんな本を読んでみた。

たまたまSNSで見つけた本だったのだが、哲学的な話が好きなので迷わず購入した。

本の中で、著者のフロムは冒頭にこんな主張をしている。

「人は愛される努力をしようとするが、愛する努力をしようとしない。」

まさに僕

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