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アナログ的若気の至り
自由を追い求めることによって束縛を感じるという矛盾。
生きていくという行為に関して疑問を感じ始めたのは今に始まったことではない。しかしその疑問の種類や内容に関しては日々刻々と異なるものに変化していっている。人は歳をとるに連れて、自分が意識していない部分の変化によって自ずと思考や行動が変化していく生き物であると感じる。その変化はもしかしたら自分のみならず、自分の置かれている環境や囲まれている状況に
言葉だけでは不十分なのだ
言葉だけでは表しきれないことがたくさんある。
ドラマや本の中の甘い世界の中で、「言葉にしてくれないとわからない」というフレーズがあるが、この言葉を耳にするたびに、深いため息が出てしまう。
人間は言葉を話せる唯一の動物であり、それが最大の利点だということがよく言われているが、果たしてそうだろうか。その最大の利点とされてる「言葉」に甘えてはいないだろうか。最初に述べた台詞の例がまさにそれだ。もちろ
差異と差別の違いとは
線引きの難しさ
近年、社会全体がグローバルな視点を持ち、多様性を受け入れるべきであるという風潮になるにつれて、再度議論を呼んでいる問題が、「差別」だ。
この差別という問題は非常に難しく、語る者の立場や容姿、性格にも引っ張られてしまう事が多々ある。同じ内容の発言を、誰がするのか、という点がすごく大切になってくるのだ。
このテーマについて書くのは、正直やめたほうがいいであろうし、物議の種になりか
本を読むという行為の神格化
どうして本を読んでいると、「すごいね」と言われるのか。
古い時代から、活字は、幅広く物事を広めるためや、庶民の娯楽の為に沢山使われてきた。そんな庶民の中には、「文庫は世界で一番安価で楽しめる娯楽だ。」とまでいう人もいるくらいだ。しかし、現代では、本を読む人口も減り、その影響で、軒並み書店も潰れていってしまってるらしい。こうした背景もあってか、近年では"本を読んでいる"という行為が、尊敬の対象にな