【選挙ウォッチャー】２０２３年４月の総括と５月の計画。

2023年4月30日 00:00

　今年の統一地方選は、すべての取材を車で回ったことから、とてつもなくハードな毎日を過ごすことになりましたが、無事、大きな事故もなく、さらには新型コロナウイルスに感染することもなく、約１ヶ月、無事に駆け抜けることができました。また、レポートの更新が途絶えることもありませんでしたので、４年前よりは着実に進化しているのではないかと思います。
　また、３月末に旧ＮＨＫ党が「破産宣言」を出して以降、連日、Ｎ国関連のニュースに追われ、記事の執筆が追いつかない現象が起こっておりましたが、どうにか乗り切ることができ、自信がつきました。
　まだ統一地方選の後片付けが全然終わっていなかったりしますが、弊社の決算が４月末であることもあり、すぐさま経費の精算をしなければならなくなりました。無酸素になってしまった分は、次のクラウドファンディングで補うつもりで考えておりますので、さっそく会計報告をしたいと思います。

■ ２０２３年の統一地方選の取材費

　本当は、各選挙ごとに細かく出したいところではありますが、今月中に処理しなければならないことに加え、あまりにレシートの数が膨大すぎて、まったく整理できるニオイがしませんので、とにかく統一地方選にかかった経費をすべてまとめて報告する形を取らせていただきたいと思います。

【取材の行程・振り返り】
徳島→大阪→鳥取→島根→大分→広島→大阪→奈良→三重→神奈川→柏→Ｎ国→柏→三重→大阪グルグル→京都グルグル→多治見→浜松→静岡→柏→山口２区→山口４区→大分→和歌山１区→柏→千葉５区→柏→東京＆千葉＆神奈川を１週間にわたってグルグルする。

　総走行距離は９０００ｋｍを余裕で超え、１万ｋｍに迫ろうという勢いでした。３月２１日からスタートし、４月２３日まで取材しました。まだオイル交換など終わっていない作業もありますが、前半と後半を合わせたすべての合計額です。

・高速代￥224,440
・宿泊費￥110,824
・ガソリン代￥63,162
・駐車場代￥275,029
・コロナ対策費￥7,870
・車点検代￥2,310
・機材費￥12,312
・文房具代￥840
・書籍・新聞代￥1,650
・その他備品代￥9,115
・裁判関連費￥7,635

　今回の約１ヶ月に及ぶ取材費の合計額は、７１万５１８７円でした。
　この中で「裁判関連費」となっているものは、ＮＨＫ党関連のものになりますので、統一地方選とは直接関係ありませんが、統一地方選の期間中に処理したものになるため、合わせて計上しております。
　今年の統一地方選は、ほぼすべての取材を「車」で移動したため、高速道路代や駐車場代などがかかっていますが、飛行機や新幹線を使えば、もっと安く取材ができているかと言われると、なんだかんだで同じくらいの値段がかかっていたのではないかと思います。
　そして、前回のクラウドファンディングで残っているお金が１２万１４８６円となっていましたので、現在、無酸素状態に陥っているお金の合計金額は、５９万３７０１円となりました。このお金を次回のクラウドファンディングのストレッチゴール分として設定したいと思います。

■ 店舗の駐車場利用について

　以前にも説明しておりますが、僕は選挙の取材をする際に、スーパーなどの店舗駐車場を利用する場合があります。基本的には有料の駐車場に止めていますが、周辺に駐車場が見つからない場合や、演説会場がスーパーの前である場合などは、店舗駐車場に車を止める場合があります。
　店舗駐車場に止めた場合には必ず何かしらの買い物をして、その費用は駐車場代として計上しています。駐車スペースの広い田舎のショッピングセンターなどはともかく、都市部のスーパーなどでは、だいたい「１０００円以上の買い物で２時間無料」などの設定があるため、普通に駐車場代を払うよりは、何か買い物をした方がお得になることから、多くの場合、食べ物や飲み物を買っています。ホームセンターの駐車場などに止めた時には、ティッシュや石鹸などの日用品を買うこともありますが、いずれも数百円から数千円程度の常識的な範囲での買い物です。
　その上で、飲食代や日用品の購入は経費とせず、自腹で払うべきという考えもあるかもしれませんが、駐車場に車を止めさせてもらったのに、何も買わないというのはモラルが問われるので、スーパーなどでの買い物は「駐車場代として計上する」というルールにして、ご支援いただいたお金の中から支出をしています。
　ただし、これはあくまでクラウドファンディング上のルールで、税務上のルールではありません。税務上は飲食代を駐車場代として計上することはできないので、有料駐車場に止めた分だけが「経費」になります。そういう意味では、なるべく有料駐車場に止めた方が支払う税金は安くなるため、べつに店舗の駐車場を積極的に利用しているわけでもありません。
　なお、選挙の街頭演説では「スーパーの一角を借りる」ということが珍しくありません。集まった聴衆がそのままスーパーで買い物をすれば、お店としても助かるため、実は、Win-Winの関係です。候補者が「この場をお借りしましたので、ぜひお店で買い物をしてください」と促すケースもあり、お店に迷惑がかかるどころか、しっかりと売上に貢献することで地域経済が潤うという話です。
　また、店舗駐車場に車を長時間止めることは滅多にありません。スーパーの前で行われる街頭演説は、だいたい１０分前後と相場が決まっており、買い物をする時間を含めても３０分前後です。何かのキッカケで長くなってしまうことが稀にありますが、その時は「ちょっと多めに買う」程度の気遣いはしています。
　毎度のごとく、「肥モン」というアカウントのアホが、まるで僕が悪いことをしているかのように書き散らかしていますが、僕の選挙の取材は原則として移動中も中継されていますので、検証をすれば、けっしてお店に迷惑をかけるような行為になっていないことは分かるはずです。重箱の隅を突くことにもなっていないような斬新なイチャモンですが、これまでのＮ国信者たちの動きから見ても、こういう話に脳味噌をアハつかせるアホがたくさんいることは知っておりますので、けっして放置せず、丁寧に説明をさせていただきました。

■ ２０２３年１１月のレポート計画

　４月の統一地方選のレポートをすべてリリースし終わるのに、今年いっぱいかかるのではないかと考えられるため、早くも１１月と１２月のレポートについても、まとめておく必要が出てまいりました。
　この状態で年内に衆院選があったら、１日１本のレポートでは全然足らなくなってしまうので、できれば来年以降にしてもらいたいというのが、僕の個人的な気持ちです。

　もし順調に「Ｘデー」を迎えられ、僕がメディアに出演する機会をいただけた場合には、年内にキャンピングカーをレンタルして、試験的に遠方の取材に出かけてみたいと思います。

■ ２０２３年１２月のレポート計画

　早くも年末の話をしておりますが、それだけたくさんお届けできるレポートがあるということです。４年前は、せっかく選挙の取材をしたのに、お蔵入りになってしまったものが発生してしまったので、今年はしっかりすべてのレポートを世に送り出したいと思います。

　統一地方選の後半は、「政治家女子４８党」や「ＮＨＫ党」がことごとく落選しているので、だいぶ筆の乗ったレポートが書けそうな予感がしています。「統一地方選マガジン」も充実させてまいります。

■ ついに「Ｎ国本」がブレイク！

　３月２９日に、尊師・立花孝志が突然の「破産宣言」をして以来、おかげさまで、本がとても売れております。というのも、この本は昨年１月に発売されたものですが、その時点でもう、このような運命を辿ることを予言していたからです。さらに、今はまだ問われておりませんが、これから改めて問われることになりそうな数々の疑惑についても、この本には記されております。
　まさに「予言の書」となっていて、本を読んだ方々からは「こんなに酷い政党だとは思わなかった！」と衝撃を受けたとの声を続々といただいております。本の中身には自信がありますし、５月中には電気書籍版の発売も予定しておりますので、「Kindleで読みたい」という方は、少々お待ちいただければと思います。
　また、この本の初版をきっちりと売り切ることができれば、第２弾も書きたいと思っています。海外逃亡中の詐欺師・ガーシーこと東谷義和の問題をはじめ、尊師・立花孝志にも一通りの決着がつかなければ書くことはできませんが、この問題を最前線で追いかけ続けているライター業の人間は僕しかいませんので、その責任を果たしたいと思います。

■ 選挙ウォッチャーの分析＆考察

　明日から５月になりますが、ようやく統一地方選の取材によって生じた遅れを取り戻し、毎日午前０時の更新を実現できそうです。今後、可能であれば、午前０時にnoteを更新し、午後０時にYouTubeを更新するような形を取っていきたいと思っており、選挙のレポートはnoteで、政治家女子４８党の解説はYouTubeでお届けできるようになると、統一地方選のレポートを年内に出し切る計画が実現できるのではないかと思います。
　現在は、収入のほとんどをnoteに頼っていますが、５月以降はYouTubeも収益の柱にできるように考え、なるべく良質なコンテンツをお届けできるように頑張りたいと思います。選挙以外のエンターテイメントにも力を注いでいきたいと思います。
　また、５月中に新たなクラウドファンディングを実施し、６月上旬にさっそく統一地方選の結果をまとめた「チダイズム新聞」をお届けしたいと思います。既に「チダイズム新聞」の６月６日号の原稿は完成しており、現在は７月７日号（初の１６面構成）に挑戦中です。
　日本が衰退している一番の原因は「バカが政治家をやっていること」に尽きますので、国民一人一人が政治や選挙に関心を持ち、少なくともバカには投票しないようになるまで、僕の挑戦は終わりません。ただ、選挙の話ばかりでは、僕も息が詰まってしまうので、たまには全然関係ない記事や動画をお届けできるようになったらいいなと考えています。明日にはさっそく「にゅる県（神奈川県）」の知事選の記事がリリースされますので、Ｎ国ウォッチャーの皆さんも、ぜひ選挙のレポートを合わせて読んでみてください。

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