【選挙ウォッチャー】 時津町長選2023・分析レポート。
10月22日告示、10月29日投票で、長崎県の時津町長選が行われました。時津町は、長崎市の北にある海沿いの街で、人口は約3万人。これまで3期連続の無投票となっておりましたが、現職の引退に伴い、新人2人が立候補することになったのですが、ここに小西彦治という「選挙ゴロ」が立候補してきましたので、急遽、監視対象となりました。
この選挙のテーマは、「選挙ゴロに要注意」です。
これからも全国各地の無投票になりそうな首長選に立候補してくると思いますが、その目的は「市長や町長になりたい」ではなく、これまで「NHKから国民を守る党」が「ネット選挙株式会社」を通じてやってきたことと同じで、「公金チューチュー」です。
今こそ「Colaboガー!」と言うてる「暇アノン」の表現の自由戦士たちが本物の「公金チューチュー」である「選挙ゴロ」を批判するべきだと思いますが、あいつらは弱い女性にしか文句を言えないヘタレどもなので、このことについて追及する人間は皆無です。
また、「No選挙, No Life」の選挙ジャーナリストも、選挙システムそのものがハックされている危機的状況なのに、「No Mark」を決め込んでおられます。ちゃんと仕事をしてくれよ、アニキィ!
■ 小西彦治候補の主張
今回、皆様には「選挙ゴロ」をご紹介します。
僕も「選挙ゴロ」という言葉は滅多なことでは使いませんが、小西彦治さんほど「選挙ゴロ」という言葉がピッタリな人間は、他にいないのではないかと思うほど、徹底した「選挙ゴロ」です。
もともとは伊丹市議や兵庫県議を務めた人物です。2007年の伊丹市議選こそ落選したものの、2011年の伊丹市議選で当選すると、2015年は兵庫県議選に立候補して当選、2019年は再び伊丹市議選に立候補して当選しています。
しかし、小西彦治さんのイカれぶりは、着実に市民の間で評判になり、とうとう今年4月の伊丹市議選では「参政党」から立候補。と言っても、あの神谷宗幣率いる「参政党」ではなく、ロゴもイメージカラーもすべて「参政党」にソックリであるものの、まさかの「参(まじわり)政党」というニセモノで、これがバレて430票しか取れませんでした。
それからの小西彦治さんは、競走馬もビックリするようなペースで選挙に立候補しておられ、最近になって、N国党の公金チューチューシステムのために立候補している「選挙ゴロ」ではないかと指摘されるようになってきました。まるで僕が最初のスクープを出しているように見えるかもしれませんが、その前の精華町長選の時には既に指摘されていました。ただ、これを指摘し始めたのは、日頃から金城ガンヂさんやN国党をウォッチングしてくださっているビスタカーさんなので、監視する人が増えると、このような「選挙ゴロ」がすぐに発見されるようになります。周知をすることで、税金が無駄になってしまうような被害を少なくできると思います。
これが「競馬」だと、休み明けの9月3日を叩いて、10月1日、10月15日を使った後に、中1週で10月29日を使ってきたので、パドックでトモの張りが心配になるレベル。センキョゴロヒコジ、単勝万馬券!
これだけ節操なく、各地の選挙に立候補している小西彦治さんなので、この選挙公約は完全なる「テンプレート」です。時津町の問題なんて、ろくすっぽ考えていないことが、この選挙ポスターから「丸わかり」です。
具体的に指摘しましょう。小西彦治さんの公約は主に7つで、ライドシェアの普及、子育て・若者支援、想定外を想定した防災意識など。だいたいどれも抽象的ですが、1つだけ具体的なものがあります。
きょうび、町長さんが偉そうに高級車に乗っていたらムカつくというのが
貧しくなってしまったニッポン人のメンタリティーかもしれませんが、悲しいことに、最近は自治体も貧乏になってしまっているので、人口3万人ほどの小さな町に、高級車を買うほどの余裕なんてあるはずがありません。
時津町役場に確かめたところ、そもそも時津町には、町長や議長のための公用車なんてものは存在せず、もともと市の職員が申請して乗るタイプの共用の車しかありません。町長や議長と言えど、車に乗る場合には職員と同じように申請を出し、町が持っている共用の車で出かけるしかありません。つまり、「公約に掲げなくても、最初からそうなってる!」という話です。
僕ですら電話1本で確かめられるようなことを、確かめることもなく町長選に立候補してくる恥知らず。これでは「公金チューチュー」のために立候補してくる「選挙ゴロ」だと言われても仕方がありません。
しかも、この小西彦治さんは「準ステルスN国」の人間です。
このポスター制作に携わっているのは、元N国党の原博義です。
原博義は、緩やかなN国信者であり、元ヤクザを自称しています。2019年4月の統一地方選で兵庫県議選に立候補した際には、居住日数が足りないということで得票数がゼロになったこともあります。また、N国党員が入り浸るためのバーを作り、尊師・立花孝志が店を訪れたこともあります。なので、尊師・立花孝志の「悪いところ」をしっかり吸収し、小西彦治と一緒になって、公金チューチューを始めるようになったと考えられます。
現在、小西彦治は非常にハイペースで選挙に立候補しており、無投票当選になりそうな自治体で片っ端から立候補しています。今回の時津町長選では失敗してしまいましたが、こうしている今も、無投票当選が決まりかけていた福島県の大熊町長選に立候補しています。最初から当選を目指しているわけではなく、公費負担となる選挙ポスターの差額で儲ける立花孝志の「ネット選挙株式会社」と同じ「公金チューチュー」が目的なので、絶対に投票してはいけません。
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