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【選挙ウォッチャー】 宮城県議選2023・名取選挙区レポート。
10月13日告示、10月22日投票で、宮城県議選が行われました。
名取選挙区は、定数2に対して3人が立候補しているのですが、最大の見どころは、立憲民主党公認で立候補している荒川洋平さんがリベンジを果たすのかどうかです。
実は、名取市の閖上地区は、津波対策で沿岸部が全体的にかさ上げされることになったのですが、かさ上げされてしまうと遺骨の収集ができなくなってしまうことから、ドブみたいなところをさらって、遺骨がないかを確認するボランティアに参加したことがあります。当時はまったく復興されていなかったのですが、今は新しい住宅が建って、平穏な空気が流れており、景色が変わりました。
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村上 久仁 65 現 自民党
大友 康信 61 新 無所属
荒川 洋平 42 新 立憲民主党
このたびの名取市議選では、病院の再編・統合問題が争点となります。
この名取市は、再編計画に揺れる病院を2つ抱えているからです。このうち、名取市の県立精神医療センターは、青葉区の東北労災病院と合体して富谷市に移転する計画となっており、この病院で働く医療従事者などが大量に流出してしまう可能性があります。
さらに、名取市にある県立がんセンターが、太白区にある仙台赤十字病院と合併して、名取市の北側に移転する計画となっており、いまや2人に1人がかかると言われる「がん」の専門病院と総合病院を一緒にして、何か良いことがあるような気もしません。新型コロナウイルスが5類感染症として分類されてしまった時点で、「がん」の病院は分けておいた方が圧倒的に安全だと思います。
いずれにしても、名取市は当事者となっていますので、病院の再編構想にどのようなスタンスなのか。これは選挙に大きく関わってくる話ではないかと思います。
■ 名取選挙区・選挙ボード解説動画
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