【選挙ウォッチャー】 江東区長選2023年12月・分析レポート。
12月3日告示、12月10日投票で、今年2度目となる江東区長選が行われました。現職の木村弥生区長は、公選法違反の疑惑にからんで辞任したため、全員が新人の戦いとなっています。
立候補したのは全部で5人。自民・公明・都民F・国民の4党は、東京都職員だった大久保朋果さんを推薦。一方、立憲・共産・れいわ・社民・緑の党などの野党連合は酒井菜摘さんを推薦。維新は独自に候補を立て、上田令子さんが率いる「自由を守る会」と、無所属の猪野隆さんが立候補し、それなりに白熱した戦いにはなりました。
この選挙は「誰が勝つのか」ということも注目ですが、将来的に「東京15区」の衆院選を見据えるのであれば、維新がどれだけ票を取るのかという点も注目となります。
ここ最近の「大阪万博」の報道などを見て、あんまり政治に興味がない人たちまで「維新の勢いって落ちてるの?」と聞いてくるぐらいに、「大阪万博」の不祥事がボディーブローのように効いており、維新に対して「早く消えてなくなれ!」と思っている人たちにとっては、なかなか興味深い選挙ではないかと思います。
■ 江東区長選(12月)・選挙ボード解説動画
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