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#東日本大震災
◎「いちえふ」周辺の今を歩く◎(後編)富岡駅の今と昔を比べてみる
先日、「いちえふ」こと、福島第一原発周辺に行ってきました。前回の投稿で、とみおかアーカイブ・ミュージアムという、震災前後の町の様子を丁寧に保存するプロジェクトの一環で作られた博物館などを訪れた模様をお伝えしました。(前回の記事はこちら)
今回は、富岡駅周辺を歩いた模様をお伝えします。実は、富岡駅付近を訪問するのは、2014年2月以来約10年ぶりです。その時の様子も、あとでご紹介しますので、その模
◎「いちえふ」周辺の今を歩く◎(前編)とみおかアーカイブ・ミュージアムを訪ねる
いちえふ
って、知っていますか?仕事で従事している人や、地域の方からは、そのように呼ばれているのでお馴染みですが・・。正式名称は、
東京電力 福島第一原子力発電所
といいます。皆さんご存じの通り、東日本大震災で大きな事故が起きてしまった、その場所です。この現地では、今でも放射能という見えない敵に怯えながら、着実に廃炉という作業に向けて日々奮闘されている従事者の皆さんがいらっしゃいます。その一
■空の上での至福の時間■飛行機の窓からの風景を楽しむ:①北海道に行く飛行機から
最近、学会関係で全国に出張する時が多く、この1か月の間に、北海道、広島、九州に飛行機に乗って相次いで出かける機会がありました。飛行機の移動の際にいつも楽しみにしているのは、窓側に座り、空から見える景色を眺めること。いつもは地図でしか見ない土地が実際に見られたりするのがとても楽しい時間です。地図マニアにはたまらない至福の時。静かな機内でスマホでパシャパシャ撮りながら一人にやけているひょっとしたらちょ
もっとみる★東日本大震災:被災地を訪ねる★⑤仙台空港へ
今日は3月11日。東日本大震災の当日です。改めて震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りするのと、東北や他の災害で被災した地域の復興を心から祈念したいと思い、先ほど地元の駅前でしばし立ち止まり黙とうしました。
私自身、1995年の阪神・淡路大震災(京都の自宅にて)と、2011年の東日本大震災(新宿の職場にて)、2回とも被災地とは少し離れた場所で経験しています。2回の体験の共通項は、「震度5強の揺れ」
★東日本大震災:被災地を訪ねる★④名取市閖上地区を行く
東日本大震災の宮城県の被災エリアを訪れています。隙間時間での短い滞在でしたが、東松島市、塩竃市、仙台市、そして名取市の被災地域を回ることができました。津波で被災された場所の今、といっても、一括りには決してできず、賑わいを取り戻している地域や、そうでない地域など、それぞれにいろんな課題を抱えていることもわかりました。
今回は、前回訪れた仙台市若林区藤塚地区の名取川を隔てたすぐ対岸に当たる、名取市閖上
★東日本大震災:被災地を訪ねる★③アクアイグニス仙台(仙台市若林区)
東北出張の機会を利用して、仙台周辺の被災地の訪問をしてきました。前日には東松島市野蒜地区や塩竃市を見てきました。夜には、仙台市内の散歩を楽しんできました。その翌日のことです。今度は、仙台駅からレンタカーを走らせ、仙台市、名取市の海岸沿いの被災地を巡りました。
(前日の投稿はこちら)
■今回の探索エリア
今回の探索エリアですが、仙台市の最も南に位置する、名取川の河口部に位置する若林区の藤塚地区か
★東日本大震災:被災地を訪ねる★②夜の塩竃市内を訪ねて【後編:夜の廃線跡散歩】
東日本大震災の被災地への訪問。東松島市・野蒜駅周辺を夕方に訪れた後に、仙石線で本塩釜駅に訪れました。同じ津波災害の被災地でも、少し離れるだけで人通りの少ない野蒜駅周辺と、普通の都市部にも見えてくる本塩釜駅周辺という、全く違った顔を持っていることを改めて体感しました。
(前回の記事はこちら)
前回、本塩釜駅から津波で被災したイオンとマリンゲート塩釜を結ぶ歩道橋を歩き、マリンゲートでお寿司を堪能して
★東日本大震災:被災地を訪ねる★②夜の塩竃市内を訪ねて【前編:本塩釜駅周辺を歩く】
仙台への出張の際に少し立ち寄った被災地の訪問。前回までで、仙石東北ラインの列車に乗り、東松島市の野蒜駅周辺を歩きました。高台移転した後の街が、少し寂しげだったのが印象的でした。(前回の記事はこちら)
この訪問の帰りに、夕食を食べたいと思い、せっかくなので海の幸が豊富な塩釜港周辺に行きたいと思い、仙石線の列車で本塩釜駅を訪れました。ここも東日本大震災の被災地、ということで、ここの訪問記録を書きたい
★東日本大震災:被災地を訪ねる★①東松島市・野蒜地区【前編:仙石東北ラインを通って】
2011年3月11日に発生した、東日本大震災。私は当時、職場である西新宿の高層ビルの16階にいて、大きな非常に長い揺れに驚きつつ、隣のビルが目に見えて大きく振動する状況にいました。その後のテレビ映像で美しい東北地方の海岸線が津波により飲まれていく姿、福島第一原発の危機的状況、住んでいる近所にあった商業施設の駐車場が崩落する恐ろしい災害など、土木技術者としても、一人の人間としても、とても衝撃を受けた
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