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「魔導装具取扱店か~まの店」の店主ことか~まいんです。 アクセサリー製作のこと、仕事の…

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「魔導装具取扱店か~まの店」の店主ことか~まいんです。 アクセサリー製作のこと、仕事のこと、日ごろ感じたことをノンジャンルで書き留めています。 か~まいんという人間の中の澱からこぼれた言葉です。

マガジン

  • 魔法使いと現実の狭間に落ちていくもの

    【魔導装具取扱店か~まの店】店主、か~まいんです。 店主の思い付くままを書き連ねていきますので、アクセサリー製作から社会問題まで何でもアリなので、興味のあるトコを適当に読んでいただけれれば幸いです。

記事一覧

旦那が家に帰ってきません

ども、か~まいんです。 旦那が家に帰ってきません。 事の発端は2023年10月11日。 義父の認知症が進行し、今いる施設ではもう看れないとのことで滋賀県にある実家で在宅介…

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8か月前
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子宮筋腫の手術のこと(その5:最終)

ども、か~まいんです。 入院日記、最後の投稿になります。 6.入院6日目(5月17日)  この日からかなり体調が元に戻ってきました。  日にち薬とはよく言ったものです…

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3年前
18

子宮筋腫の手術のこと(その4)

ども、か~まいんです。 少しずつ回復してきましたね~~ 4.入院4日目(5月15日)  朝空を白むのを窓から眺めながら1日のはじまり。  これまで気が付く余裕がなかっ…

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3年前
6

子宮筋腫の手術のこと(その3)

ども、か~まいんです。 テキストを書くという行為をリハビリの一環と位置付けて、無理のない範囲でぼちぼち書き散らかしていきますね。 3.入院3日目(5月14日手術日翌日…

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3年前
8

子宮筋腫の手術のこと(その2)

ども、か~まいんです。 病院に入ってからのことを少し書いてみますね。 【入院~手術~退院】 1.入院初日(5月12日)  午前10:00に婦人科外来へ到着。  しばらく待…

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3年前
9

子宮筋腫の手術のこと(その1)

ご無沙汰しております。か~まいんです。 プラットホームを移行しようと考えつつも、ずるずるとnoteでテキストを公開しておりますw (※どこかよい移行先があったら教えて…

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3年前
8

8年目の3月11日に書いておきたいこと

ども、か~まいんです。 今日は言わずと知れた東日本大震災が発生した日ですね。 8年前、私は縁あって災害を受けた現地に1週間ほど滞在していました。 ちょうど災害発生か…

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5年前
1

生き残りたい、まだ生きていたい

ども、か~まいんです。 阪神・淡路大震災からもう24年が経ちました。 24年も経つと東日本大震災は経験されていても、阪神・淡路を知らない(生まれていない)方も多いかも…

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5年前
2

悪魔召喚と都市伝説

ども、か~まいんです。 久しぶりの更新になりました。 今日はある都市伝説についてのお話を少し。 みなさんは「合わせ鏡」についてご存じですか? 美容院や三面鏡等で日…

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5年前

オリジナリティと模倣

ども、か~まいんです。 今日はものづくりをしている時に、必ず一度はぶち当たるテーマについて少しだけ。 ハンドメイド界隈で少し前に「オリジナル論争」がよく勃発しし…

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5年前
6

スチームパンクのこと

ども、か~まいんです。 今日はスチームパンクのことを少し。 アクセサリー製作を始めた最初の頃は、腕時計のジャンクパーツや、交換用のリューズを使って、スチームパン…

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5年前
1

伊賀焼のこと

ども、か~まいんです。 今日は地元の陶器祭りに行ってきましたので、陶磁器について少しお話してみますね。 焼物には陶器と磁器があるのはみなさんご存じですよね。 陶器…

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5年前
2

スワロフスキーのこと

ども、か~まいんです。 今回はものづくりのお話に戻りますね。 アクセサリーを作っていると、どこかで必ず目にすることになるものの1つに、スワロフスキー・クリスタル…

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5年前
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1992年ウラジオストックの思い出(1)

ども、か~まいんです。 前回のnoteを書きながら、久しぶりにソ連のことを思い出しました。 余りにも古い話なので、記憶違いや固有名詞が思い出せないことも多いのですが、…

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5年前
2

マスメディアとのつきあい方

ども、か~まいんです。 今回はものづくりから少し離れたお話しです。 最近、マスメディアと言われている方々への批判を多く目(耳)にします。 不特定多数への情報発信が…

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5年前
4

古いもの いびつなもの

私の作るアイテムは、アンティーク調と呼ばれる、少し古びた風合いのあるものが中心です。 いわゆる金古美(きんふるび)とか、銀古美(ぎんふるび)と言われているもので…

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5年前
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旦那が家に帰ってきません

旦那が家に帰ってきません

ども、か~まいんです。
旦那が家に帰ってきません。

事の発端は2023年10月11日。
義父の認知症が進行し、今いる施設ではもう看れないとのことで滋賀県にある実家で在宅介護になりました。
MICHELはそれから義父に付き添って、実家で在宅ワークをしながら介護生活を送っていたんですね。

流石に身の回りのことや、なにより10月23日にMICHEL自身の通院があったので、この週は関東にいる弟さんにH

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子宮筋腫の手術のこと(その5:最終)

子宮筋腫の手術のこと(その5:最終)

ども、か~まいんです。
入院日記、最後の投稿になります。

6.入院6日目(5月17日)
 この日からかなり体調が元に戻ってきました。
 日にち薬とはよく言ったものですね。
 食事も普通食になりました。
 また、この日から点滴が完全に外れて、身体に繋がれた管はお腹から繋がっているドレーンのパックだけになりました。
 ※実は自分でトイレに行くまで、身体にドレーンが繋がっていること自体に気がついていま

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子宮筋腫の手術のこと(その4)

子宮筋腫の手術のこと(その4)

ども、か~まいんです。
少しずつ回復してきましたね~~

4.入院4日目(5月15日)
 朝空を白むのを窓から眺めながら1日のはじまり。
 これまで気が付く余裕がなかったのだけれど、窓の外にやたらとツバメやスズメが良く来るなぁと思ったら、この病室のベランダをよく見ると鳥の巣が4つもありました。
 ……商売繁盛間違いなしですね(違)

 この日の朝から食事(流動食)が出ました。
 内容は重湯、あたた

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子宮筋腫の手術のこと(その3)

子宮筋腫の手術のこと(その3)

ども、か~まいんです。
テキストを書くという行為をリハビリの一環と位置付けて、無理のない範囲でぼちぼち書き散らかしていきますね。

3.入院3日目(5月14日手術日翌日)
 眠れない夜もいつかは明ける、手術の翌日です。

 この日は朝6時頃から看護師さんが体調を確認してくれて、バイタルモニタの類を外してくれました。
 いやぁ、これだけで随分気分が楽になりました。
 モニタ類とか機械はめっちゃ好きな

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子宮筋腫の手術のこと(その2)

子宮筋腫の手術のこと(その2)

ども、か~まいんです。
病院に入ってからのことを少し書いてみますね。

【入院~手術~退院】
1.入院初日(5月12日)
 午前10:00に婦人科外来へ到着。
 しばらく待機していると、入院準備が整ったとのことで病棟へ案内されました。
 荷物の持ち込みまでは同行者も病室まで入れますが、それ以降は担当医の説明までは別行動です。
 今回、私は個室を希望。
 自分の体調の悪いときほど環境は良くしておきた

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子宮筋腫の手術のこと(その1)

子宮筋腫の手術のこと(その1)

ご無沙汰しております。か~まいんです。
プラットホームを移行しようと考えつつも、ずるずるとnoteでテキストを公開しておりますw
(※どこかよい移行先があったら教えてください>各位)

さておき、突然ですが実は私、つい先日、5月20日まで子宮筋腫の手術のため入院しておりました。
これを書いている時点ではまだ療養期間ということで、自宅でのんびりと過ごしているのですが、折角なのでこの時間を利用して自身

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8年目の3月11日に書いておきたいこと

8年目の3月11日に書いておきたいこと

ども、か~まいんです。
今日は言わずと知れた東日本大震災が発生した日ですね。

8年前、私は縁あって災害を受けた現地に1週間ほど滞在していました。
ちょうど災害発生から100日後頃のことです。
別のところに書いてあった当時の記録を一部加筆修正して、こちらに上げておきたいと思います。

長文になります。
災害の記憶は忘れることも大切です。
また、8年の年月は価値観の変化を生むには十分すぎる時間です。

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生き残りたい、まだ生きていたい

生き残りたい、まだ生きていたい

ども、か~まいんです。
阪神・淡路大震災からもう24年が経ちました。
24年も経つと東日本大震災は経験されていても、阪神・淡路を知らない(生まれていない)方も多いかもしれません。
アレですね、もう元号も新しくなることですし、私の世代の感覚で言えば、明治生まれのおじいちゃんが関東大震災の話をしている感じになっちゃうんでしょうね。

阪神・淡路大震災の時、現地にボランティアに行ったときの記録をmixi

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悪魔召喚と都市伝説

悪魔召喚と都市伝説

ども、か~まいんです。

久しぶりの更新になりました。
今日はある都市伝説についてのお話を少し。

みなさんは「合わせ鏡」についてご存じですか?
美容院や三面鏡等で日常的に使うことが多い合わせ鏡ですが、

  深夜零時に合わせ鏡を覗くと自分の未来の姿が見える。

  深夜零時に合わせ鏡をおいておくと、その間を悪魔が通り、
  聖書で挟むと捕まえることができる。

  合わせ鏡の間の空間は霊道である

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オリジナリティと模倣

オリジナリティと模倣

ども、か~まいんです。
今日はものづくりをしている時に、必ず一度はぶち当たるテーマについて少しだけ。

ハンドメイド界隈で少し前に「オリジナル論争」がよく勃発ししていました。(今でもあるのかしら?)

正直な感想を言うと、完全に一から作品を作るのではなく、市販のパーツを組み合わせて作品を作る中では、デザインの似た作品が出来るのは当たり前のことだと私は考えています。

ぶっちゃけ、大手メーカーの気の

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スチームパンクのこと

スチームパンクのこと

ども、か~まいんです。
今日はスチームパンクのことを少し。

アクセサリー製作を始めた最初の頃は、腕時計のジャンクパーツや、交換用のリューズを使って、スチームパンクテイストのあるものを作っていました。

ピンセットで歯車を種類別により分けたり、ルーペ無しでは外せないような軸を分解したり、つくることそのものは楽しかったのですが、思ったようなデザインを作ろうとすると、都合のいいパーツが効率よく手に入ら

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伊賀焼のこと

伊賀焼のこと

ども、か~まいんです。
今日は地元の陶器祭りに行ってきましたので、陶磁器について少しお話してみますね。

焼物には陶器と磁器があるのはみなさんご存じですよね。
陶器は土物と呼ばれ、地面から掘り出した粘土を主に使ったもので、磁器はカオリン等の溶けた後にガラス質になる粘土を使ったもの言うのですが、見分け方のはいろいろあって

陶器:ごつくて表面がざらざらしている。叩くと鈍い音がする。光を通さない。

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スワロフスキーのこと

スワロフスキーのこと

ども、か~まいんです。
今回はものづくりのお話に戻りますね。

アクセサリーを作っていると、どこかで必ず目にすることになるものの1つに、スワロフスキー・クリスタルがあります。
下手な天然石より美しく、宝石に準ずる扱いをされることも多いスワロフスキーですが、色、大きさ、形とバリエーションも多く、入手しやすいハンドメイドの資材としては非常に優秀な素材ですよね。

私がスワロフスキーのビーズが本当に素晴

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1992年ウラジオストックの思い出(1)

1992年ウラジオストックの思い出(1)

ども、か~まいんです。
前回のnoteを書きながら、久しぶりにソ連のことを思い出しました。
余りにも古い話なので、記憶違いや固有名詞が思い出せないことも多いのですが、これ以上記憶が揮発する前に、覚えていることだけでも書き留めておきたいと思います。

私が旧ソ連を訪ねたのはソ連崩壊後、1992年(平成4年)の秋だったと思います。
船でウラジオストックに向かったのですが、台風の影響で海が荒れて、船員さ

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マスメディアとのつきあい方

マスメディアとのつきあい方

ども、か~まいんです。
今回はものづくりから少し離れたお話しです。

最近、マスメディアと言われている方々への批判を多く目(耳)にします。
不特定多数への情報発信が、TVや新聞などの大手メディアでなければ不可能だった時代が終わり、今は個人がSNS等で簡単に情報発信ができるようになりました。
マスメディアの記事が、現場にいた一般の方からの情報発信によってその恣意性が暴かれ、自分達がオピニオンリーダー

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古いもの いびつなもの

古いもの いびつなもの

私の作るアイテムは、アンティーク調と呼ばれる、少し古びた風合いのあるものが中心です。
いわゆる金古美(きんふるび)とか、銀古美(ぎんふるび)と言われているもので、真鍮にメッキを施した金属部品に、アンティーク加工を加えたパーツを使っているのですが、この風合いがとても好きです。

これは「時間」を経たもの、長くあり続けたものに価値を感じる、本物のアンティークジュエリーや骨董品に魅力を感じることと同じ感

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