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子宮筋腫の手術のこと(その1)

ご無沙汰しております。か~まいんです。
プラットホームを移行しようと考えつつも、ずるずるとnoteでテキストを公開しておりますw
(※どこかよい移行先があったら教えてください>各位)

さておき、突然ですが実は私、つい先日、5月20日まで子宮筋腫の手術のため入院しておりました。
これを書いている時点ではまだ療養期間ということで、自宅でのんびりと過ごしているのですが、折角なのでこの時間を利用して自身の覚書を兼ねて入院日記を残しておきたいと思います。

子宮筋腫ですが女性の3人に1人が有しており、10人に1人はなんらかの治療を必要とするメジャーすぎる疾患です。
それだけメジャーな疾患ですから治療方法も確立されているのですが、どの疾患でも同じですがやはり症状には個人差があります。
それに、いくらメジャーとはいえ、婦人科系の疾患はなかなかテキストに書きづらい方も多いと思うので、更年期前後で同じ疾患に罹られた方の参考になれば嬉しく思います。

【基本データ】
氏名:か~まいん
年齢:52歳(手術時点 ※本当は永遠の28歳w)
生理:閉経途上(※不定期に出血あり。完全閉経ではない状況)
経過:5年前から子宮筋腫の存在は把握(人間ドック)経過観察状態

【治療に至るまでの経緯】
以前から子宮筋腫があることは把握していたのですが、昨年12月の人間ドックでは8㎝程度で年齢を考慮してもこのまま経過観察で問題ないという判断でした。
また、この少し前の時期から時々胃痛があり、単に過食や胃の調子が悪いだけだろうと思って市販の胃腸薬でごまかす日々を送っておりましたが、今から考えるとこの頃から兆候があったのだと思います。

年明け1月頃に胃痛が頻発。
夜中に眠れないほどの腹痛が時々起こっていたのですが、ちょうど身内の葬儀があったり色々とストレスが多かったこともあり、胃酸過多系の薬からストレス系の胃薬に切り替えて様子を見ることにしました。

そんな調子がしばらく続いていたのですが、3月8日の午後、職場で冷や汗の出るような腹痛があり、午後から休暇をもらって近所の胃腸科へ。
そこでエコーをとってもらったところ、大腸のあたりにとんでもない大きさの腫瘍があることが判明。
腫瘍の種別はここでは判断できないとのことで、市内にある総合病院へ紹介状を書いていただくことになりました。

翌日、紹介状をもって市内の総合病院へ。
この時点では紹介先はまだ内科。
CTをとってもらったところ、15㎝くらいの腫瘍があり、それが他の内臓を圧迫しているとのこと。
この時、人間ドックの結果を持参していたのですが、その時の記録と大きさが違いすぎて消化器系ではないことははっきりしているけれど子宮筋腫とは断定できないとことで、これまた隣の市にある婦人科を有する総合病院への紹介状を書いていただくことになりました。

仕事の段取りを片付けて、3日後の3月12日に休暇をいただき、次の紹介先の総合病院で診察。
今回は婦人科への紹介状が出ています。
担当医の先生は紹介状のCTデータをみた瞬間に子宮筋腫に間違いないですと即診断。
これだけ大きな筋腫、そりゃ内科の先生がみたら驚きますよとのこと。
筋腫の大きさは15㎝×13㎝で、小さいかぼちゃ程度の大きさ。
12月の8㎝から随分成長しています。
おそらく胃痛も筋腫が内臓を圧迫していることにも原因があるのではないかとのこと。
この大きさなら切除した方がいいという先生のお話を受けて、すんなり手術を決意。
ただ、年度末の決算業務を控えていたので、なるべく仕事を休まなくてよい日程を考え、4月21日入院、ゴールデンウィークにあわせて療養期間を設定することにしました。

この診察後、3か月ぶりくらいに生理が来たんですが、これがいつまでたっても出血がとまりません。
3週間目くらいには経血ではなくどう考えても鮮血じゃね?という状況で、トイレに行くたびにスプラッタな光景を目の当たりにして、さすがの私も少々心配になっていました。

4月9日に入院前検査のため通院。先生に症状を話して血液検査を見せてただいたのですが……

赤血球数:正常値よりも高い
ヘモグロビン:正常値よりも高い
ヘマトクリット:正常値よりも高い

どこが貧血やねんww
つか、むしろ血の気多すぎやろ!!という結果でした。
元気すぎる自分の体が恨めしいw

入院前日の4月20日、午後から入院前PCR検査(鼻咽頭方式)を受けました。
夜に連絡がなければ陰性なので、病院からの電話がなければ予定通り入院してくださいとのこと。

でもって、翌入院当日病院に行くと……

「深夜に病棟からコロナ患者が出たので、今日は新規入院受け入れ不可」

とのこと(大汗)

担当医の先生も深夜に連絡を受けたところで、直前まで対応をどうするか悩んでおられたとのこと。
外科病棟は清浄なのでそちらに入院するという方法も考えたのだけれど、迷信と笑われるかもしれないけれど、手術で「何かおこる」のはこういう時なので、延期させてほしいと非常に丁寧な説明をいただきました。
万全の体制をありがとうございますと御礼をして、その日は自宅にもどりました。
※ここでちょっと面白すぎるエピソードがあったのですが、気になる方はまたお会いした時にでもw

職場に連絡して予定の変更を伝え、仕事の段取りを組みなおします。
ですが、世の中のコロナの蔓延状況は悪化していくばかりです。
都市部では緊急事態宣言が発令され、地元も蔓延防止重点措置の適用に。
果たして本当に手術できるのかとひやひやしながら入院を待ちます。

入院日前日にPCR検査。
そして再調整後の5月12日入院日当日。

無事に入院することができました!

まぁ、ここまで長かったですね。

……続きます。

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