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洗濯物の「絡まり」めんどくさい問題に!新製品『洗濯ネットバッグ』を試してみた(1/2)

こんにちは!あなたの「好きな服を楽しく着たい」という気持ちを尊重する衣料ブランド、ケアウィルです。

今回は、ツイッター”中の人妹”ことおみーが、洗濯物の「絡まり」めんどくさい問題解消のコツをお届けいたします。記事後半では、それを解決できると噂のケアウィル新製品で、2022年度グッドデザイン賞を受賞した『洗濯ネットバッグ』のモニター体験をレポートします。

洗濯物の「絡まり」めんどくさい問題

あなたは洗濯の何がめんどくさいと思いますか?
筆者にとっては洗濯物が「絡まる」ことです。

例えば、こんなことよくありませんか?

シーン①洗濯物の仕分け
洗濯かごの中は洗濯物が放りこまれぐちゃぐちゃの状態。
そのあと、洗濯物を仕分ける作業があります。この服は、洗濯機にそのまま入れる・洗濯ネットに入れる・色ものだから後で…など。長袖やズボン、タオルが絡まっていることもあります。それをほどき、仕分けるのはめんどくさく、途中で小物がぽろっと落ちることもしばしば。「仕分けるだけ」なのに、難しいのです。。。

シーン②取り出し
脱水後に洗濯機を開けると、ほぼ毎回、洗濯物たちが絡まっています。
下写真のように、洗濯ネットに服を複数枚入れたら、脱水後、それぞれ団子になってネットの端と端に寄り、真ん中では他の洗濯物が絡まってる…なんてこともあります。しかも、絡まりを解かないと洗濯機から出せないという苦行。。。

筆者宅でよくありがちな絡まり(イメージ図)

考えただけでげんなりする、これらの「絡まり」めんどくさい問題を解消するコツを考えていきます。

洗濯物の「絡まり」めんどくさい問題を解消するコツ

洗濯のやり方は、家のレイアウトや好みが関係するため、ズバリこれ!という解決策の提示は難しいです。そのため、考え方も踏まえながら解決案の具体例をお伝えします。

シーン①洗濯物の仕分け:あらかじめ仕分ける

洗濯ネットに入れる対象、対象外の物、色物など他に分けたいもの…。
洗濯物がすべて洗濯かごに放りこまれていると、これらの仕分けに時間がかかりますよね。そこで、あらかじめご自宅の洗濯物仕分け方法で洗濯物を仕分け、洗濯を始める時に、洗濯機に入れるだけの状態にすることが有効です。こうしておくと、洗濯かごの中で絡まる可能性も低くなり、洗濯はじめの負担も減ります。

具体的には、以下のような工夫ができるでしょう。
最初から洗濯機に入れる
洗濯ネットに入れない洗濯物を最初から洗濯機に入れてしまいます。
・洗濯かごを複数用意
ご自宅の仕分けルールに合わせて、洗濯かごを複数用意しておき、仕分けます。
・自分用洗濯ネットを用意
家族に自分用の洗濯ネットを用意しておき、各自で仕分けしてもらいます。
・洗濯ネットポケットを作る
下写真のように洗濯かごの角毎に洗濯ネットをひっかけておいて、ポケットのようにしておき、洗濯物を入れます。

洗濯かごの角に洗濯ネットをひっかける

シーン②取り出し:洗濯機を回す前の一工夫

洗濯機が回り始めたらもう成す術がありませんので、洗濯機を回す前に工夫しましょう。

具体的には以下のような工夫が挙げられます。
・1回の洗濯で詰め込みすぎない
洗濯物を詰め込みすぎると絡まりやすくなるため、洗濯機容量の7割くらいを目安に余裕を持たせた量にしましょう。
・細長くて絡まりやすいものは洗濯ネットに入れる
袖や裾など細長い部分のある衣類は絡まりやすく、一度絡まるとほどけにくいです。洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。
・洗濯ネットは、入れる洗濯物に合わせたサイズにする
大きすぎる洗濯ネットは、服が団子のような塊になる、偏る、余った部分が他の洗濯物と絡まるといったことを引き起こす可能性があります。使用する洗濯ネットは、入れる洗濯物に合わせたサイズにしましょう。
・グッズを使う
縦置式洗濯機に入れて一緒に洗濯すると、洗濯物同士の絡まりが起きない「洗濯ボール」というアイテムがあります。また、ケアウィルの新製品「洗濯ネットバッグ」を使えば、洗濯ネット内で他の洗濯物との絡まりはもちろん、洗濯機内で他の洗濯物との絡まりも防止し、さらにバッグなので服をまとめて取り出せます。

以上、2つのシーンにおける、洗濯物の「絡まり」めんどくさい問題を解消するコツをご紹介しました。お金をかけずにできることもありますので、ぜひ試してみてください!

あなたの洗濯の「できる」、応援します!


洗濯中の「絡まり」めんどくさい問題に!|carewillのバッグ型洗濯ネット

「服の不自由を解決したい」ケアウィルが、今回、「服の洗濯」にフォーカスし、新製品を開発しました。洗濯用ネットと洗濯かごが一体化した新製品『洗濯ネットバッグ』です。
2022年度グッドデザイン賞を受賞しました!

新製品「洗濯ネットバッグ」

この製品は、単体で自立し、洗濯かごとして使うことができます。
洗濯時にはファスナーを締めてそのまま洗濯機へぽいっ。
楽ちんです。
また、洗濯機から取り出した後、持ち手を腕に通して手提げかばんのように持ち運ぶことができます。

洗濯ネットバッグの使い方

なかでも最大の嬉しいポイントは、「他の洗濯物と絡まないこと」です!
脱水後に絡み合った洗濯物をはがす必要がなくなり、洗濯機からの取り出しが楽になります!

これらの特徴は、リウマチや片麻痺など肩・腕・手・指の動きに制限や痛みがあるユーザー様の声から生まれました。傷病や怪我のある人が使いやすいだけでなく、洗濯に面倒さを抱えるより多くの人に使っていただけるようなインクルーシブな製品です。


洗濯ネットバッグ、使ってみた!めんどくさい問題が改善!!

今回、ケアウィル代表笈沼に交渉し、みずからモニターとして洗濯ネットバッグを使ってみました!
ここからは、主婦目線で洗濯ネットバッグをレポートいたします。

見た目

洗濯かごとしては小さい方、洗濯ネットとしては大き方、なサイズ感です。

手提げバッグサイズです。

158cmの筆者が持つと、手提げバッグを持っているよう。
服を3,4枚まとめて入れたい方にはちょうど良さそうなサイズです。
1枚ずつ入れたい、小物を入れたい方にはサイズが大きいかもしれません。

置くと自立します。
側面のマチと内側のU字芯があるため、しっかりした形状で自立しています。

きれいに自立します。

容量

「洗濯物は最大でも容量の70%ぐらいまでの量にしてください」by代表笈沼
とのこと。70%はどのくらいの洗濯物量なのか確認しました。

畳まずにぐしゃぐしゃっと入れた場合、男性XLサイズ厚手のTシャツは4枚。畳むと+1,2枚入れられます。
バスタオルは2枚入りました。
こちらは畳むと+1枚入れられます。
1人分の1日の洗濯物は十分に入れられそうです。

男性XLサイズ厚手のTシャツが4枚入りました。

ネットバッグに70%程度入れた状態で、容量9㎏(4,5人家族サイズ)の縦置き型洗濯機、容量7㎏(2,3人家族サイズ)のドラム式洗濯機に入れると、下写真くらいの場所を取ります。
なかなか存在感ありますね。
容量5㎏(1人暮らしサイズ)の洗濯機だと他の洗濯物を入れる際に窮屈さを感じるかもしれません。

洗濯機に入れると存在感がある


洗濯かごとしては…

こちらはTシャツを4枚投入する画像です。
洗濯物をいれても倒れずにしっかり立っています。洗濯かごとして充分に使えそうです。ただ、洗濯物がネットからはみ出したり、覆いかぶさってしまうと傾いたり少し潰れたりします。

Tシャツを投入しても倒れない

ファスナーすぐ噛む問題は?

洗濯ネットによくあるのが、
・ファスナーつまみにくい問題
・ファスナーすぐ噛む問題
洗濯ネットバッグはファスナーについている紐を掴んで簡単に引っ張ることができます。
そして、すぐ噛む問題…勢いよくファスナーの開け閉めをテストしてみました。

勢いよく開閉しても噛まない!

なんと…一回も噛まない!!
これだけでストレスが減ります!!感動!!!
ネットバッグを観察したところ、ファスナー裏のテープが噛まないように長めに作られていて、丁寧に縫製されていることがわかりました。

ファスナー裏のテープが長く、丁寧に縫製されていて、噛まない

ファスナー開閉のしやすさは?

1歳児でも噛むことなく、簡単に開閉できます。
というのは、筆者の1歳娘が、私の見ていない隙に洗濯ネットバッグを開閉して遊んでいたからです。慌てて撮った動画がこちらです。(小さくてすみません)

1歳でも噛むことなく上手に開閉できました。

他の洗濯物と絡まない!

洗濯ネットバッグは、洗濯後に他の洗濯物と絡まらないため、すっと取り出して、そのまま持ち運ぶことができます。これは嬉しい!
普段100均の洗濯ネット使ってるときは、洗濯ネットと他の洗濯物が絡まっていたり、洗濯ネットがバスタオルなどにくるまれていたりして、取り出すのがめんどくさくてイラっとするのに…。

絡まらず、すっと取り出せました。

洗濯ネットバッグは自立するほどしっかりした形状なので、洗濯機の中で勢いよく回っても、他の洗濯物と絡まないのだと推察しました。

そして、なぜか洗濯ネットの中でも絡まりません。
不思議ですが、これも嬉しい!
今まで洗濯ネットの中で洗濯物が団子状になっていたり、絡まったりしていたのに…。

絡まらないので、簡単に取り出せる

絡まないとなると洗濯物をすべて洗濯ネットバッグに入れたくなりますね。

汚れ・しわは?

今回サンプルをお借りしたので、ガッツリと汚れた子供の服の洗濯はできませんでした。普通に過ごして出た分の洗濯物に関して言うと、汚れ落ちが他の洗濯ネットよりも悪いという印象はありませんでした。

しわについては、洗濯ネットなし、普通の洗濯ネット、洗濯ネットバッグで、厚手のTシャツを洗濯して比較してみました。
洗濯ネットなしが一番しわがつきました。洗濯ネットバッグは、他の洗濯ネットよりしわがもつきやすいという印象はありませんでした。

脱水後、出したての洗濯物

出し入れ・かがむ回数が減った

何回も同じ動きをすることが減りました。
まずは、洗濯かご⇔洗濯機の出し入れの往復回数。複数枚の服をまとめて洗濯ネットバッグに入れているので、出し入れの往復回数が減りました。
また、洗濯物を干すときに物干し竿に洗濯ネットバッグをかけておくと、床に置いた洗濯かごから服を取り出すために何回もかがむ動作がなくなりました。
どちらも動作が減って楽になるし、時短にもなるし、ありがたいですね。

洗濯ネット収納にも

洗濯ネットバッグに洗濯ネットを入れておくと収納にも便利でした。また、急な来客時など、バッグを洗濯機に入れると洗濯物を隠せます。

まとめ

この洗濯ネットバッグを使ってみて以下のことが分かりました。
・1人分の1日の洗濯物量は入れられる。
・1歳でもできるほど開け閉めがスムーズ。
・わざわざ洗濯ネットに入れる手間がなくなる。
・他の洗濯物と絡まらず、取り出しやすい。
・洗濯物の出し入れに伴う、かがむ動作が減った。
・我が家では約30%の時短にもなった。(詳細は記事2でお伝えします!)

ずばり、この製品が向いているのはこんな人です。
・洗濯ネットに入れるのがめんどくさい人
・洗濯物が絡まるのをどうにかしたい人
・少しでも時短したい人

洗濯ネットバッグが解決できます

向いていないのはこんな人です。
・服を1枚ずつ洗濯ネットに入れたい人
・小さい洗濯ネットがいい人
・全部乾燥機にかけている人(乾燥機NGの製品です)

以上、主婦のレポートでした。
次の記事では、実際に洗濯ネットバッグを使った洗濯時間を計測します!



2022年度グッドデザイン賞を受賞した『洗濯ネットバッグ』は、こちらのサイトで販売中です。


この製品は、リウマチや片麻痺など肩・腕・手・指の動きに制限や痛みがあるユーザー様の声から生まれました。傷病や怪我のある人だけでなく、洗濯めんどくさい問題を抱えるより多くの人に使っていただけるようなインクルーシブな製品を目指してデザインしました。ご家族・ご友人へのプレゼントにも良い品です。
私たちケアウィルは、多くの方の「洗濯の不自由」を解消することを目指しています!是非、応援いただけると嬉しいです。


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