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教育

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高校生の時、一度は先生になることも考えた。が、「人をつくる」「人に教える」ことほど難しいことはない。だから人生を3毛作で生きることにした。ビジネス、政治と経験し、いよいよ次のステ…
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大谷翔平のマインドセットを推測する

大谷翔平のマインドセットを推測する

あくまで僕の勝手な推測です。

プロ野球からメジャーリーグに挑戦する時に、
「どれくらい自分の実力が通用するか挑戦したい」
という意気込みを語る選手がたくさんいます。

これはこれで素晴らしい挑戦だと思うのですが、
大谷翔平は「応援で成長させてほしいし、僕もそれに応えて頑張っていきたい」と語っています。

前者は、「今の自分の実力」で挑戦する場所としてメジャーを選び、
大谷翔平は「まだまだ成長して

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キャスティング

キャスティング

3年前に毎朝自分を励ますために、
オリジナルの「日めくりカレンダー」を制作しました。

9月23日の「今日の格言」は、島田紳介さんの書籍を読んで
心に残った文章を記しています。

====
人の成長変化度を精緻に予測するのは不可能に近い
大化けしても、期待値を外しても、キャスティングした側の責任である

ただひとつ言えるのは、
やらせてみなければ奇跡は起こらないし、
孝行息子も出てこないのは確かだ

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「何かで初心者になる必要があった」

「何かで初心者になる必要があった」

テレビ番組の林修先生とMrs.GREEN APPLEのインタビューで、
ボーカルの大森くんが2年間の活動休止をした理由を語った言葉です。
メンバーの藤澤くんと若井くんは、この間にダンスを1から習ったとのこと。

今取り組んでいる仕事がうまく出来るようになると、
偉そうになったり、油断したり、視野が狭くなったりしてくる経験を
僕も何度もしてきたので、心に残るメッセージでした。

何もできない素人状態

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「葬送のフリーレン」と学び3.0

「葬送のフリーレン」と学び3.0

マンガ大賞や手塚治虫文化賞新生賞、小学館漫画賞、講談社漫画賞など数々の評価を受けた作品ですが、激しく戦ったり、スーパーヒーローやカリスマ的な主人公が出て来るわけでもありません。

魔王討伐という偉業を成し遂げた後の物語で、
仲間の気持ちを振り返りながら淡々と旅していくエピソードが続きます。
「いったい、どこからおもしろくなるのだろうか?」と不思議な気持ちで見始めました。

そんな時、
さとのば大学

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時代は二刀流を求めている

時代は二刀流を求めている

神戸大学の同窓会誌「凌霜」からエッセイの依頼があり、寄稿した文です。我々が若い頃とは時代が変わってきたことを感じるとともに、我々自身もアップデートしていく必要がありますよね。

山崎貴監督「ゴジラ−1,0」が邦画で初めて米国アカデミー賞の視覚効果賞を受賞しました。
 私は前職で映画制作事業を経営していましたが、運よく山崎貴さんの初監督作品「ジュブナイル」のプロデューサー陣に加わっていました。出資各

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知識も二刀流が求められている

知識も二刀流が求められている

P.F .ドラッカーは「断絶の時代」の中で、
「知識の探究と教育は、その利用から切り離されていた。大学の学部、学科、科目、学位にいたるまで、高等教育全体が専門別に組織されていた。マネジメントにいうところの市場志向、用途志向ではなく製品志向だった。が、今日ようやく知識とその探究が専門分野別ではなく利用分野別に組織されるようになり、知識が自らを最終目的とするものから、何らかの成果をもたらすための手段に

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なら未来共創プログラム

なら未来共創プログラム

昨日は、「なら未来共創プログラム」で「商品ブランド戦略とデザインマネジメント」と言うテーマで講演。いつもと違ってちょっと緊張しました。

参加者が多かったのも理由の一つですが、
1番の原因は娘が参加していたこと。

IMJの株主総会の議長をした時に、娘が見学に来たことはありましたが、
娘は当時まだ幼稚園児(笑)。
父が話している内容はほとんどわかってなかったはず。

今回は就職を目前に控えた大学生

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昭和の人はプッシュ型で自分の考えを押し付けない

昭和の人はプッシュ型で自分の考えを押し付けない

Oita イノベーターズ・コレジオで講義をさせてもらい、受講生の研究発表の講評をさせてもらいました。

個々の発表については守秘義務もあるので触れませんが、
総じて感じたのは、ほぼ全員の提案が地域貢献、地球に優しいなど「共生」の考え方がベースにあること。

我々世代の「競争」や「勝負」などの昭和ギラギラ感が良い意味で無く、
時代の流れを痛感しました。

もちろん、ここから先の実行プランに落とし込む

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令和は「教育」から「見励支」へ

令和は「教育」から「見励支」へ

ここ4年ほど大学教育の現場で仕事をしてみて思うことがある。
我々世代が先生や先輩に教えてもらった時代と令和の時代では、社会や環境が大きく変わってきている点だ。

昭和から平成7年の1995年あたりまではそれまでの延長線上の社会が続き、
かつての成功法則がそれなりに機能していたのも事実だ。
しかし、ウィンドウズ95発売以降のネット社会は、産業革命的に社会のありようが変化し、その真っ只中で育ってきたデ

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授業評価される側の気持ち

授業評価される側の気持ち

近頃、娘の大学の履修届の相談を受けることがある。
どちらの授業の方が面白そうか、この教授をどう思うか?
将来自分がやりたいことに役立ちそうなのはどの授業か?

シラバスを読み、教授のキャリアを見て、
これまでの経験を踏まえて、
「おそらく、この授業の方が良さそう」と               セカンドオピニオンを娘に提供する。

中には、5週連続で約束手形や小切手について            

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HBMSの存在意義を再認識した1日

HBMSの存在意義を再認識した1日

昨日、HBMS(広島ビジネス&マネジメントスクール)の最終報告会がありました。https://mba.pu-hiroshima.ac.jp/ja/

年に1度の学生たちの卒業発表のようなものですが、31名9時間に及ぶプレゼンテーションと質疑応答をオンラインで実施しました。

あらためて強く感じたのがHBMSの意味や役割です。
社会人学生ばかりなので、所属する組織や事業の課題と地域の課題を解決する

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戦略策定のコモディティ化?

戦略策定のコモディティ化?

リクルートが発行する『Works』に興味深い特集がありました。

経営ではよく「人が財産」と言われますが、日本は工場や設備などのハードに何百億円と投資する以上に、付加価値を生む源泉である人材に投資してきたのでしょうか?

経営共創基盤の冨山和彦さんは「かつて人事はコストセンターだったが、今や価値生産における最重要資産を、いわば『運用』し、最大化するプロフィットセンターであるべき」と書いています。

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「教育」から「次世代の学びの一助」へ軌道修正

「教育」から「次世代の学びの一助」へ軌道修正

YouTubeで、最近人気のひろゆきさんとイェール大学助教授の成田悠輔さん、
田原総一郎さんの対談番組を観た。

予想通り、話は全く噛み合ってないし(笑)、ひろゆきさんのツッコミに
田原さんは強気な姿勢で答えない。

途中、成田さんが新陳代謝を促すために田原さんに引退を勧めるのだが、
田原さんは引退する気持ちなどサラサラ無くて、
「安倍は言った通りにやった、菅にも言った、岸田の課題だ」と
まだまだ

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残る枠は10名。ファーストペンギン待ってます!

残る枠は10名。ファーストペンギン待ってます!

今年4月開校の叡啓大学の

総合選抜と学校推薦の定員70名の合格者が決まりました。

残る枠は30名。うち20名の留学生枠は

続々と世界各国の受験生で決まってきています。

国内一般選抜の残る募集人員は10名。
出願期間は2021 年 1 月 18 日(月)9:00 ~ 2 月 1 日(月)必着。

出願要件は、CEFR B1相当以上の英語力を有している者。

1、県立大学ですが、国公立大学の統

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