かしのたかひと

リクルート、福岡ドーム、メディアファクトリーを経て、映画プロデューサー、ベンチャー経営…

かしのたかひと

リクルート、福岡ドーム、メディアファクトリーを経て、映画プロデューサー、ベンチャー経営者、政治家、作家に。

マガジン

  • 教育

    高校生の時、一度は先生になることも考えた。が、「人をつくる」「人に教える」ことほど難しいことはない。だから人生を3毛作で生きることにした。ビジネス、政治と経験し、いよいよ次のステージがライフワークの「教育」。少しでも後世に役立つものを残すことができれば、そんな嬉しいことはない。

  • ライフデザイン

    100人いれば100通りの生き方がある。でも、新しい生き方を選ぶのはちょっと勇気がいる。さらに人生100年時代は未知なる領域が多すぎる。だから、僕なりに考え、試してみて、そこでの気づきや反省、感想、僕なりの知見を記したいと思う。きっと1000人に3人くらい喜んでくれる人がいるかもしれないから。

  • 裕ちゃんを探せ!

    2015年に休刊した神戸ヒトマガジン「裕ちゃんを探せ!」が 装いも新たにYouTubeチャンネルとして復活しました。 60歳を超えてもエネルギッシュにチャレンジしている熱い方々を 樫野孝人がインタビュアーとなって紹介していきます。 紙媒体の「裕ちゃんを探せ!」バックナンバーはコチラ。 https://www.kashino.net/yuchan-kobe/s...

  • みんなで政治を考える

    沈みゆく日本を救うのは、誰でもない。 「みんなの意見は案外正しい」 そうです。私たち自身で救うのです。

  • 新しい出版ビジネスへの道

    古い業界だからこそ、ものすごいチャンスが眠っている。 従来の慣習に捉われない新しいビジネスモデル構築の足跡!

最近の記事

「葬送のフリーレン」と学び3.0

マンガ大賞や手塚治虫文化賞新生賞、小学館漫画賞、講談社漫画賞など数々の評価を受けた作品ですが、激しく戦ったり、スーパーヒーローやカリスマ的な主人公が出て来るわけでもありません。 魔王討伐という偉業を成し遂げた後の物語で、 仲間の気持ちを振り返りながら淡々と旅していくエピソードが続きます。 「いったい、どこからおもしろくなるのだろうか?」と不思議な気持ちで見始めました。 そんな時、 さとのば大学発起人の信岡良亮さんが書いた「学び3.0」を読みました。 著書には、 学び1.

    • 時代は二刀流を求めている

      神戸大学の同窓会誌「凌霜」からエッセイの依頼があり、寄稿した文です。我々が若い頃とは時代が変わってきたことを感じるとともに、我々自身もアップデートしていく必要がありますよね。 山崎貴監督「ゴジラ−1,0」が邦画で初めて米国アカデミー賞の視覚効果賞を受賞しました。  私は前職で映画制作事業を経営していましたが、運よく山崎貴さんの初監督作品「ジュブナイル」のプロデューサー陣に加わっていました。出資各社が山崎貴さんという才能を世に送り出そうと集まり、初監督作品としては異例の3億5

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        裕ちゃんを探せ!V0l.14 樫野の沢登りの師匠・森本加寿雄さん登場!

        「裕ちゃんを探せ!」今月は僕の沢登りの師匠・森本さんが登場! 六甲学院、慶應大学卒の方、必見です。 森本さんを紹介してくれた38会の木村くんに感謝の意を込めて、少し紹介させてもらいました(笑)。 これまで秘密にしていた「あの事件」についても、カミングアウトしました。今だから笑えるけど、あれはホントにヤバかった(笑)

        • 「報道ステーション」の大越健介アナ、62歳にして球速130kmへ挑戦

          2024年6月、57歳の“カズ”こと元日本代表FW三浦知良の現役続行ニュースが飛び込んできた。J2横浜FCからJFLアトレチコ鈴鹿へ期限付き移籍することが決まり、現役40年目を迎えるとのこと。 メディアの反応は賛否両論で、 「年齢はただの数字。三浦の諦めない情熱には拍手を送りたい。」という声がある一方で、「パフォーマンスの面でチームに迷惑をかける可能性もある。ポルトガルでは、ノーゴールに終わっていた」との声も聞かれる。 僕はこのニュースを見て、正直「痛いな」と思った。 あ

        「葬送のフリーレン」と学び3.0

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        • 教育
          20本
        • ライフデザイン
          31本
        • 裕ちゃんを探せ!
          12本
        • みんなで政治を考える
          44本
        • 新しい出版ビジネスへの道
          7本
        • 勝手に弟子入り致します!
          52本

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          裕ちゃんを探せ!Vol.13 進藤尚子さんの巻

          裕ちゃんを探せ!Vol.13は、高校の同級生・進藤尚子さんの登場です。 ハーバーランドで気持ちよく風に吹かれて 風の音がうるさいわ、髪が乱れまくるわと なかなか大変な対談になりましたが(笑)、 ええ話を聞かせてもらいました。 ますますエネルギッシュな「あらちゃん」のトークをお楽しみください!

          裕ちゃんを探せ!Vol.13 進藤尚子さんの巻

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          官僚がレクする3つのチョイス

          前回の投稿の補足です。 官僚の優秀さは、みんなが知ってること。 それは上手く責任回避するのも含めて。 腹を括って日本を良くしようと思うなら、 もっと政治家に立候補する官僚が増えてもおかしくないと思います。 なので、判断と責任を政治家に委ねるように政策の選択肢を 3つくらいは用意している。 政策Aは国民のためになる政策。 政策Bは特定の政治家や政党の利益、選挙に役立つ政策。 政策Cは、省庁の利益に繋がる政策。 徳のある政治家はAを選ぶ。 徳は無いけど能力はある政治家はBを

          官僚がレクする3つのチョイス

          功ある者には禄を与えよ、徳ある者には地位を与えよ

          西郷隆盛の言葉として引用されるこの言葉の原典は、中国最古の歴史書、「書経」にあると言われている。 この言葉は「功績のある者でも人徳のない者には高い地位を与えてはならない」ということを意味する。 さて、昨今の政界の裏金問題でも様々な意見が飛び交っている。その中に「少し悪いことをしたからといって優秀な政治家を追い出すのは良くない」的なことを言う人がいるが、僕はそう思わない。 何を持って「優秀」と言うのか定義も幅がある。もちろん仕事ができることは良いことである。だが、仕事がで

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          裕ちゃんを探せ!Vol.10  2人目のルリ子さん登場!中村美智留さんの巻

          専業主婦時代に子どもの英会話教室を開始し、メイクユースマイル神戸を立ち上げ、ユニバーサル社会の実現を目指している天然系笑顔の巻き込み大王・中村美智留さんのグイグイ迫りくるトークをお楽しみください(笑)

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          裕ちゃんを探せ!Vol9 映画プロデューサー近藤修平さんの巻

          「裕ちゃんを探せ!」第9弾は、58歳で大阪ガスを早期退職し、映画プロデューサーに転身した近藤修平さんにお越しいただきました。 大企業の取締役まで昇りつめた人が、何故に58歳という年齢で安定を捨てたのか? 映画プロデューサーという入り口が見つけにくい仕事に就けたきっかけは?など、たっぷりお伺いしました。 対談場所は、映画「にしきたショパン」にも度々出てくる ピアノバー「おでんでん」。 これまた面白い対談になりました!

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          裕ちゃんを探せ!Vol 6 60歳超えて落語家に挑戦!櫻井富美男さんの巻

          設立6年目で営業コンサルティング企業セレブリックスを株式公開させた凄腕経営者が、何を思ったか60歳を超えてから落語家に挑戦! しかもZOOMで教えてもらうという今風な学び方で、既に30口演! その「なんでもできる」と思い込む力をたっぷりお楽しみください〜(笑)

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          裕ちゃんを探せ!Vol.12 「元祖 多毛作の達人 林田辰也さんの巻」

          裕ちゃんを探せ!Vol.12は、僕のクリエイティブの師匠、林田辰也さん。 紙の編集から空間の編集、都市の編集へ。 林田さんのチャレンジは続いてます!

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          勝手にベンチマーク

          IMJの新卒組が社会人20年の節目に集まった飲み会に参加させてもらいました。 みんな、それぞれの人生をしっかり生きていて、とても頼もしく感じました。 その中で、「僕らが入社した時に社長だった樫野さんの年齢を今超えているって、なんか信じられないです」という会話がありました。 ところ変わって神戸のとある飲み会。 今年50歳になる男性が、「50歳って、樫野さんの2回目の選挙の年齢ですよね。自分がその年になってみて、あの時の樫野さんと比べていろいろ考えることがあります」 勝った

          勝手にベンチマーク

          INPUT FRIDAY

          ついついスケジュールを詰め込み過ぎて、「やるべき事」だけで日々過ぎていかないように、今年は「INPUT FRIDAY」を設定しています。 どういう事かというと、ダイアリーに「INPUT FRIDAY」と4時間くらい枠を作り、新しい情報を入手したり、行ったことがない場所を体験してみたりする時間を意識的に作る行動管理。 特に金曜日に限定しているわけではないので、他の曜日にその枠ごと移動させることもあるのですが、この枠を確保しておくのが僕にとってはとても重要。 本を読むのも大

          61歳の立ち位置とメンテナンス

          世間の常識というか固定観念で、還暦過ぎると「年寄り」扱いされる機会が増えます。 映画館もシニア割引になったり、生命保険料も払い終えたり、年金受給もカウントダウンしたりします。 一方で人生100年時代と言われる中、世間のそうした空気で老け込んで行ったらとんでもないことになります。100年のうち60歳は6割しか生きていません。 道半ばも良いところ、まだまだいろいろありそうな気がします。 後半の人生を楽しく充実して生きていくために、僕が重要だと思うことは2つ。 ひとつは、若い人

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          裕ちゃんを探せ!Vol.11 「俳優・堀内正美さんの巻」

          演出志望の堀内正美さんが俳優にスカウトされ、水戸黄門から太陽にほえろ、ウルトラマンまで幅広い役柄を演じる役者に! その後、神戸に移り住み、見た震災ユートピアとは?

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          そして、バトンは渡された

          大好きな瀬尾まいこさんの小説ですが、今日はその話ではありません。 山崎貴監督「ゴジラ−1,0」が邦画で初めて米国アカデミー賞の視覚効果賞を受賞しました。 私は前職で映画制作をしていたのですが、運よく山崎貴さんの初監督作品「ジュブナイル」のプロデューサー陣に名を連ねていました。出資各社が山崎貴さんという才能を世に送り出そうと集まり、初監督作品としては異例の3億5000万円もの製作費となる映画でした。 あれから24年、山崎貴監督はVFXの第一人者となり、ついに世界で評価される

          そして、バトンは渡された