- 運営しているクリエイター
記事一覧
方程式その2 「プロ意識」
新卒採用の仕事はとても楽しかった。やりがいを感じる毎日だった。
一方で、新卒採用以外の仕事、例えば備品の発注やレイアウト変更、ビルの防災業務などの総務部の仕事は気持ちが乗らない。あまり面白さを感じないのだ。
どうしても、やっつけ仕事になり、その出来栄えもイマイチ。一生懸命やっていないのが態度にも出ていたと思う。
世の中にはいろんな仕事があるのだから、当然自分に向いている・向いていないはあるは
方程式その4 くよくよ癖とポジティブシャワー〜細川泰史さんの巻〜
配属された人材開発部のひとつ年上の先輩の名は細川泰史さん。
京都大学工学部出身のヨットマンで、天真爛漫、超がつく前向き。
タイプでいうと長島一茂と松岡修造を足して2で割ったような 天然ポジティブ系の人。
その光は眩しかった。
社会人ってカッコいいな、あんな風にハツラツとしていたいな、 そんな憧れや尊敬の気持ちでいつも一緒に行動し、教えてもらっていた。
ところが数ヶ月経つと
方程式5、ヒントは他部署からやってくる
社会人1年目の5月。
23時。
いつものように学生を面接し、その結果を資料にまとめ、 次の対策を練っていた。
近頃、思ったように成果が上がらない。
自分の得意パターンの学生と会うと話も弾み、意気投合する。
当然、楽しそうに話している僕の印象も良いはずで、きっとその職場であるリクルートのイメージも上がっているに違いない。
しかし、どうも噛み合わない学生もいる。
何を目標にしている
方程式6 「チューニングの切り札」
新卒採用の仕事は学生の能力や思考を見極めること。そして必要な人材だと判断したらリクルートの魅力を理解してもらい、口説き落とすこと。
もともと話すのは得意な方だが、聞くことは「営業マンビデオ」を見て修行中。まだ完璧とは言えない。
それに、やはり相性がある。初対面で気が合いそうだと肌で感じ、すんなり会話に入っていける学生と、何から話せば良いのか切り口がわからない学生もいる。
なんとなく苦手なタイプ
方程式8 空気をつくる〜小畑重和さんの巻〜
人呼んで「採用の神さま」。
入社した当時は、その凄さが全くわからなかったが、
2年目3年目になると、じわじわそれを感じるようになった。
どうしてだろう?
小畑重和さんがステージに上がると、会場の空気が一気に和む。
あの「堅い空気をブレイクする技」を自分のモノにしたい。
しかし、まだ分析途中で真髄には行きついていない。
まず、特徴的なのはどんな時でも笑顔。
あの笑顔でほっこりするのは間
方程式11 量が質を生む〜高宮浩之さん後編〜
新卒採用をガンガンこなし、2年連続全国ナンバー1チームに選ばれた神戸チーム。1年間の面接数は1000人を超え、人を見る目にはちょっとした自信も芽生えつつあった。
そして内定式を終えた11月。実績が認められたのかどうかわからないが、次年度の会社パンフレットの企画メンバーに選ばれた。
自分が大学生の頃に感じていた
「6時起床。7時に家を出発、会社到着8時。そこから朝礼があって、プロジェクトの進捗
方程式12「ライバルを決める〜小笹芳央くんの巻〜」
リンク・アンド・モチベーションと言えば、就職人気ランキング上位のコンサルティング企業。その代表取締役会長が小笹芳央くん。
リクルートに同期入社し、配属は東京と神戸と地域は違ったが、
同じ人材開発部に配属されたのは幸運だったと思う。
ひょっとすると、 僕が勝手にライバル視していただけかもしれないが(笑)、
常に意識する存在だった。
僕が配属され