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リベラルの夢を歌ったイマジンは、はたして正しいのか?ジョナサン・ハイト「社会はなぜ左と右にわかれるのか」

リベラルの夢を歌ったイマジンは、はたして正しいのか?ジョナサン・ハイト「社会はなぜ左と右にわかれるのか」

ジョン・レノンは、イマジンで、歌ったよね。国も宗教もない世界を、想像してごらんと。

まさに、リベラルの夢、コスモポリタニズム!国も宗教もなくなったら、理想社会が生まれるのかなぁ?

一見、理想社会が、実現するように見える。それを信じている、リベラリストも多かろう。

でも、保守主義者は、反対するよね。

本書の著者、ジョナサン・ハイトも、元は熱心なリベラリストだったけれど、こう書いている。

あらゆる集団を破壊し、すべての内部構造を解体してしまったなら、道徳資本もすべて失われるだろう。

本書Kindle版位置No.6609より

すべての道徳がなくなったら、大変なことになるよね。

結局、コスモポリタニズムも、幻想でしかないのか・・・。

本書では、道徳は、わかりやすく言えば、利己を制限・統制し、集団を可能とするもの、みたいに考えている。

ということは、すべての道徳がなくなったら、集団がなくなるわけだね。

ということは、国も宗教もない世界って、一体、なんなんだろう。

すべての集団がなくなった社会なんて、地獄でしかないよね。

はだかの個人が、ただ存在している状態?そんなの、地獄だよね。

ジョン・レノンのイマジンが描く理想って、結局、非現実的な夢でしかなかったのかなぁ・・・?

確かに、名曲は名曲だし、みんなの胸をうつ歌だ。でも、ボクは、やっぱり、現実的な、リアリズムのほうが、世界を正しく見ているのではないかと、思うんだよね。

世界は、力と力のせめぎあいってことだね。

そうだね。本書の内容とは、だいぶズレたけれど、そういうことだと思う。

まだ、本書を読破してないんでしょ?

そうだね。読破したら、また記事を改めて書くことにするよ!

楽しみだなぁ!(笑)

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