リベラルの夢を歌ったイマジンは、はたして正しいのか?ジョナサン・ハイト「社会はなぜ左と右にわかれるのか」
リベラルの夢を歌ったイマジンは、はたして正しいのか?ジョナサン・ハイト「社会はなぜ左と右にわかれるのか」
ジョン・レノンは、イマジンで、歌ったよね。国も宗教もない世界を、想像してごらんと。
まさに、リベラルの夢、コスモポリタニズム!国も宗教もなくなったら、理想社会が生まれるのかなぁ?
一見、理想社会が、実現するように見える。それを信じている、リベラリストも多かろう。
でも、保守主義者は、反対するよね。
本書の著者、ジョナサン・ハイトも、元は熱心なリベラリストだったけれど、こう書いている。
すべての道徳がなくなったら、大変なことになるよね。
結局、コスモポリタニズムも、幻想でしかないのか・・・。
本書では、道徳は、わかりやすく言えば、利己を制限・統制し、集団を可能とするもの、みたいに考えている。
ということは、すべての道徳がなくなったら、集団がなくなるわけだね。
ということは、国も宗教もない世界って、一体、なんなんだろう。
すべての集団がなくなった社会なんて、地獄でしかないよね。
はだかの個人が、ただ存在している状態?そんなの、地獄だよね。
ジョン・レノンのイマジンが描く理想って、結局、非現実的な夢でしかなかったのかなぁ・・・?
確かに、名曲は名曲だし、みんなの胸をうつ歌だ。でも、ボクは、やっぱり、現実的な、リアリズムのほうが、世界を正しく見ているのではないかと、思うんだよね。
世界は、力と力のせめぎあいってことだね。
そうだね。本書の内容とは、だいぶズレたけれど、そういうことだと思う。
まだ、本書を読破してないんでしょ?
そうだね。読破したら、また記事を改めて書くことにするよ!
楽しみだなぁ!(笑)
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