以前、このようなnoteをアップしました。
内容は、2002年に出版された『ほんとうのアフガニスタン』という本からの引用でした。
パキスタンの州都ペシャワール市を拠点に、らい病(ハンセン病)とアフガニスタン難民の診療に心身をささげてきた中村哲さんという医師のことが書かれた本です。
その本で、氏の講演会場のQ&Aを紹介している章があります。書くのが遅れましたが、前述のnoteの内容は
(アフガニスタンには)親日的な人が多いという話でしたが、日本からは遠い国のイメージがあって互いに親しい交流がなかったように思います。どうして日本に好意を持ってくれるのでしょうか。
という質問への回答だったのです。
今回は、次の質問に対する回答を紹介します。タイトルの「ジェンダー問題の難しさ」のヒントになると思いましたので。
欧米のボランティアやNGOが入っていくときに、女性解放や人権意識といった外からの価値観を持っていくと思いますが、現地の人はこれをどう受け止めているでしょうか。
⬆このような文章を読むと、性別固定役割に何の疑いも持たず、むしろ大絶賛する人たちがいることも頷けます⬇
でもそれが通用したのは、アラフォーの私たちより少し上の世代まで、ある有名な占い師がご存命でテレビですごく幅をきかせていた時までだと思うのです。
私の同級生で保守的な良妻賢母タイプだった子が、結婚生活でうまくいかなくて早くに離婚してしまったのは、象徴的と言えるかもしれません⬇
全ての人にとっての最適解はないにしても、時代と自分を見つめて、誰もが主体的に考えながら生き方を模索していくことは必要と言えそうです。