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東京で暮らす、窓際族。 ボーッと暮らしています。

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  • オババのピアノ奮闘記

    2024年から始めたピアノの奮闘記です。

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    シンプルな部屋を心がけています。

記事一覧

五月病になりそうな気分の時に、おすすめしたい本

GWが終わり、ただでさえ気分が暗くなりそうなのに、 なんで天気悪いんですかね。 まぁ、雨の日があるのは仕方ないんですが、 今日じゃなくたっていいじゃないか、って思い…

13

下北沢が、完全アウェイだった…

とうとうGWも終わりですね。 普段は出社している人間(夫)が毎日家にいるもんだから、ビビリ猫が不安がっちゃって、人間のトイレに引きこもるようになってしまいました。…

6

「読書」に求めるモノとは?我が読書ヒストリー

仕事が忙しいと、本は読めなくなるものなのか? 今回読んだのは、こちら。 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』。 気になるタイトルですよね(笑) この本では、…

18

「東洋文庫」ミュージアムに行ってきた

先日、久々に東洋文庫ミュージアムに行ってきました。 現在公開中の展示は、 『キリスト教交流史 -宣教師のみた日本、アジア-』。 チープな感想しか言えないのですが、…

9

『お探し物は図書室まで』ダサい自分に気づいた

今回読んだのは、こちら。 青山 美智子『お探し物は図書室まで』。 Amazon の「おすすめ商品」に出てきたので、ちょっと読んでみました。 ざっくり言ってしまえば、「い…

16

『オッペンハイマー』を観てきた

先日、映画『オッペンハイマー』を観てきました。 話題の映画でしたが、観た直後の感想は、、、 む、むずくない?? ネタバレしないように書きますが、時系列にストーリ…

11

『しあわせの輪』平凡で穏やかな日々で、いい

図書館で予約していた本がようやく届き、一気読みしたのがこちら。 群ようこさんの「れんげ荘物語」シリーズの最新刊です。 群ようこさんの本は、猫好きにはたまりません…

8

【オババピアノ奮闘記】5月の課題曲は『花』

おはようございます。 もうすぐ5月ですね。 5月の課題曲は、藤井風『花』に決めました。 今回も、シータピアノさんの編曲です。 この曲は短い上に繰り返しが多いので、…

9

【オババベース奮闘記】中高年、楽譜作成ソフトを使ってみた

何事もチャレンジしてみないと分からないものです。 何がって? 今日は「楽譜を作ってみた」話です。 わけあって楽譜を書かないといけなくなり、自分の鼻歌を楽譜に起こ…

5

『スピノザの診察室』『トラや』| 医者だって人間

ここ最近読んだ、2冊を紹介します。 手に取った本は、偶然にもどちらも医師が書いた本でした。 1冊目は『スピノザの診察室』。 2024年の本屋大賞にノミネートされていま…

13

GW、海外旅行に行けない私のプラン

おはようございます。 もうすぐゴールデンウィーク! 成田空港からの中継レポートで 「これから、ハワイに向かいます」 「ヨーロッパに行ってきます。円安でツラいですけ…

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2週間前
34

「ピアノを楽しむ」ということ

今日の日経新聞に、こんな記事があった。 記事によれば「当局が教育政策を転換したことにより入試での芸術加点制度がなくなり、景気回復の遅れも加わってピアノ離れが一気…

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3週間前
45

『52ヘルツのクジラたち』を読んだあとは、『今日、誰のために生きる』がおすすめ

今回読んだのは『52ヘルツのクジラたち』。 こんな内容だとは、思いもしなかった…。 表紙が可愛らしいので、ほんわかしたストーリーが展開されると思い込んでいました。 …

シニアメガネ
3週間前
10

ホーム画面からYouTubeアプリを削除した効果

「YouTube が自分の時間を奪ってない?」 YouTube 動画は、ためになるコンテンツも多い一方、無自覚にどんどん見てしまい、気づいたら結構な時間を食われているような気が…

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1か月前
12

『夜明けのすべて』健康な人を基準に働かされる我ら

私の中で「小説」ブーム到来(?) 今回読んだのは、瀬尾まいこ『夜明けのすべて』。 読んだ感想をちょこっと書きます。 みんながみんな、健康優良児ってワケじゃないこ…

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1か月前
14

『喫茶おじさん』| 読むと純喫茶に行きたくなる本

久しぶりに小説を読んだなぁ。 今回読んだのは、『喫茶おじさん』(原田ひ香、小学館)。 タイトルもユルいし、表紙もユルい。 のんびりと本を読みたい人にオススメの一冊…

シニアメガネ
1か月前
6
五月病になりそうな気分の時に、おすすめしたい本

五月病になりそうな気分の時に、おすすめしたい本

GWが終わり、ただでさえ気分が暗くなりそうなのに、
なんで天気悪いんですかね。

まぁ、雨の日があるのは仕方ないんですが、
今日じゃなくたっていいじゃないか、って思いますね。

それにこの季節、五月病も怖い。

五月病はよく、新しい環境や生活スタイルへの適応に伴うストレスが原因と言われます。新たな環境や責任に対する不安やプレッシャーが重なることで、ストレスが増大し、それが五月病の症状を引き起こす、

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下北沢が、完全アウェイだった…

下北沢が、完全アウェイだった…

とうとうGWも終わりですね。

普段は出社している人間(夫)が毎日家にいるもんだから、ビビリ猫が不安がっちゃって、人間のトイレに引きこもるようになってしまいました。

休みが終わるのは残念ですが、猫は「早くGWが終わってほしい」と言っています。もう一人の人間(私)も、「早く出社してもらいたい」と、思っています。

それはさておき。

先日、久しぶりに下北沢にでかけました。
書店「B&B」に行こうか

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「読書」に求めるモノとは?我が読書ヒストリー

「読書」に求めるモノとは?我が読書ヒストリー

仕事が忙しいと、本は読めなくなるものなのか?

今回読んだのは、こちら。
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』。

気になるタイトルですよね(笑)

この本では、読書の歴史を明治時代から振り返り、社会学的な視点で「読書をしなくなった理由」を考察しています。

私は数年前、老眼問題に直面して、本から離れた時期もありましたが、Kindle という救世主が現れ、再び読書を楽しんでいます。

読書に求

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「東洋文庫」ミュージアムに行ってきた

「東洋文庫」ミュージアムに行ってきた

先日、久々に東洋文庫ミュージアムに行ってきました。

現在公開中の展示は、
『キリスト教交流史 -宣教師のみた日本、アジア-』。

チープな感想しか言えないのですが、宗教の歴史を知るたびに「信じるって何だろう」と思います。

あの時代、船で何年もかけてヨーロッパから遠くアジアまで布教に来るだけでもすごいし、禁教政策と弾圧が行われても、200年以上長崎の地でひっそりと信仰が続いていたというのも、驚き

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『お探し物は図書室まで』ダサい自分に気づいた

『お探し物は図書室まで』ダサい自分に気づいた

今回読んだのは、こちら。
青山 美智子『お探し物は図書室まで』。

Amazon の「おすすめ商品」に出てきたので、ちょっと読んでみました。

ざっくり言ってしまえば、「いろいろお悩みを抱えた人が、図書館の司書に出会い、解決のヒントをもらう」というストーリー。

この本の第5章は、「正雄65歳 定年退職」。
タイトルから薄々想像つきますが、65歳で定年した正雄が、定年後何したらいいかモヤモヤしてい

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『オッペンハイマー』を観てきた

『オッペンハイマー』を観てきた

先日、映画『オッペンハイマー』を観てきました。
話題の映画でしたが、観た直後の感想は、、、

む、むずくない??

ネタバレしないように書きますが、時系列にストーリーが展開されるわけではないので、結構混乱しました💦

現代アメリカ政治の知識があったら良かったなぁ、と思いました。昭和の時代の日本の政治家だったら、何となくピンときますが、昭和の時代のアメリカの政治家となると、うーん、ワカラン。

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『しあわせの輪』平凡で穏やかな日々で、いい

『しあわせの輪』平凡で穏やかな日々で、いい

図書館で予約していた本がようやく届き、一気読みしたのがこちら。
群ようこさんの「れんげ荘物語」シリーズの最新刊です。

群ようこさんの本は、猫好きにはたまりません。
内容もゆる~いので、「ダメな自分も受け入れて、無理せずに過ごせばいいや」という気持ちになれます。

この本の主人公は、今の自分とたぶん同じくらいの年齢だから、悩みどころが似ています。そんな主人公に、人生の先輩がこんなふうに応えていて、

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【オババピアノ奮闘記】5月の課題曲は『花』

【オババピアノ奮闘記】5月の課題曲は『花』

おはようございます。
もうすぐ5月ですね。

5月の課題曲は、藤井風『花』に決めました。
今回も、シータピアノさんの編曲です。

この曲は短い上に繰り返しが多いので、「上級」でもなんとかなるかな、と思っています。

4月の課題曲『光の跡』が、まだ完成には程遠く…
クゥーーー、弾けないッ。

近所のCDショップ屋が閉店するそうです。
今まで残っていたのが、奇跡。

私も音楽を聴くといえば、もっぱら音

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【オババベース奮闘記】中高年、楽譜作成ソフトを使ってみた

【オババベース奮闘記】中高年、楽譜作成ソフトを使ってみた

何事もチャレンジしてみないと分からないものです。

何がって?
今日は「楽譜を作ってみた」話です。

わけあって楽譜を書かないといけなくなり、自分の鼻歌を楽譜に起こそうとしたんですよ。

ピアノもよく弾いてるし、楽譜なんてサクッと書けると思っていました。

五線譜を用意して、いざ書き始めたら…
ん、リズムが分からん。
このリズムで4小節に収まるか???

サクッと書けると思っていましたが、全く書け

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『スピノザの診察室』『トラや』| 医者だって人間

『スピノザの診察室』『トラや』| 医者だって人間

ここ最近読んだ、2冊を紹介します。
手に取った本は、偶然にもどちらも医師が書いた本でした。

1冊目は『スピノザの診察室』。
2024年の本屋大賞にノミネートされていまして。

2冊目は『トラや』。
図書館で偶然見つけた本。
タイトルに「トラ」とあり、「これは猫にまつわる本だな」と思って。

うつ病で苦しむ著者(医師でもありますが)の日々の傍らには、ずっと飼い猫トラがいた…。そんなお話です。

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GW、海外旅行に行けない私のプラン

GW、海外旅行に行けない私のプラン

おはようございます。
もうすぐゴールデンウィーク!

成田空港からの中継レポートで
「これから、ハワイに向かいます」
「ヨーロッパに行ってきます。円安でツラいですけどね、テヘッ」
と、やるんだろうな…。

そんなTV中継を家で見ている、自分の姿が目に浮かびます。

私は、海外旅行はおろか、2泊以上の旅行に行く予定もありません。
理由は「家に猫がいるから」。
猫を置いては、旅行に行けません。

「カ

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「ピアノを楽しむ」ということ

「ピアノを楽しむ」ということ

今日の日経新聞に、こんな記事があった。

記事によれば「当局が教育政策を転換したことにより入試での芸術加点制度がなくなり、景気回復の遅れも加わってピアノ離れが一気に進んだ」とのこと。

ピアノを習うのは、入試対策だったらしい。

調べてみたら、Bloomberg にも類似の記事があった。「限られた予算をもっと費用対効果の高いものに充てたい」という声も紹介されていた。

日本でも、ピアノよりも英語を

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『52ヘルツのクジラたち』を読んだあとは、『今日、誰のために生きる』がおすすめ

『52ヘルツのクジラたち』を読んだあとは、『今日、誰のために生きる』がおすすめ

今回読んだのは『52ヘルツのクジラたち』。

こんな内容だとは、思いもしなかった…。
表紙が可愛らしいので、ほんわかしたストーリーが展開されると思い込んでいました。

2021年本屋大賞第1位ということで、すでに読んだ方も多いと思いますが、児童虐待をテーマにした内容でした。

小説のテーマは、社会を反映しているこの本を読んだ時、『とわの庭』を思い出しました。
表紙がかわいいのに、内容はネグレクトを

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ホーム画面からYouTubeアプリを削除した効果

ホーム画面からYouTubeアプリを削除した効果

「YouTube が自分の時間を奪ってない?」

YouTube 動画は、ためになるコンテンツも多い一方、無自覚にどんどん見てしまい、気づいたら結構な時間を食われているような気がしていました。

慢性的に目も疲れていることもあり、試しに1週間、iPadのホーム画面からアイコンを消して過ごしてみることにしました。

この1週間の気づきをつらつらと書いてみます。

やっぱり、私の時間は食われていたホー

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『夜明けのすべて』健康な人を基準に働かされる我ら

『夜明けのすべて』健康な人を基準に働かされる我ら

私の中で「小説」ブーム到来(?)
今回読んだのは、瀬尾まいこ『夜明けのすべて』。

読んだ感想をちょこっと書きます。

みんながみんな、健康優良児ってワケじゃないこの本は、PMS(月経前症候群)に悩む主人公と、20代半ばでパニック障害になった職場の男子を中心に話が進む物語です。

病気を抱えているため、二人とも「ちゃんと働く」のが難しく、会社をやめています。悩んだ末に小さい会社に転職し、この二人は

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『喫茶おじさん』| 読むと純喫茶に行きたくなる本

『喫茶おじさん』| 読むと純喫茶に行きたくなる本

久しぶりに小説を読んだなぁ。
今回読んだのは、『喫茶おじさん』(原田ひ香、小学館)。

タイトルもユルいし、表紙もユルい。
のんびりと本を読みたい人にオススメの一冊です。

本を読んだ感想をちょこっと書いてみます。

純喫茶に行きたくなるこの本はスイーツ版「孤独のグルメ」とも言えるし、「吉田類の酒場放浪記」とも言えるような一冊です。

主人公のノンビリおじさんは、日々の生活でちょっと疲れた場面に出

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