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「スタンフォードの自分を変える教室」読了

およそ9年ぶりくらいにスタンフォードの自分を変える教室を読んでみました。人生に悩んだり、上手く行かないことがあると感じたりしたら読んでみるといい本ですね。

この本は意志力というものについて解説しています。これが日常の色々なところで影響してくるのです。その積み重ねによって人生は大きく変わるでしょう。

そして意志力を鍛えることや、意志力にとってプラス/マイナスになることについて解説しています。

それでは得に気になった箇所について振り返ってみましょう。

意志力について

やる力

意志力には3つの力があります。1つ目はやる力です。

例えば痩せたいから運動するのように、自分の目標達成のために必要なことをやる力です。行動と意志という面でのやる力です。

やらない力

2つ目はやらない力です。

痩せたいから大盛りやケーキなどを我慢するのように、自分の目標達成から遠ざかるけど誘惑的なことをやらない力です。これも行動と意志に関する力です。

望む力

3つ目は望む力です。

例えばダイエットを成功させるなどです。そもそも何がしたいんだっけと振り返ったり、目標を肝心なとき(主に脱線とか悪い方向に向かっているとき)に思い出す力です。

これによって自制心が働きます。

しかしそう都合よく思い出せるとは思えないんですよね。だから写真や日記などに取っておいて、上手く行かないときに見返すのもいいのかなと思っています。

意志力の効果

意志力があれば目標のために頑張り、目標から遠ざかることを避けられるます。

だから望むことを達成しやすくなります。また望まないことを避けやすくなります。

よって人生にとってプラスになります。

意志力のトレーニング

瞑想が意外と効果的らしいです。風呂でやるようにしました。

自己否定は逆効果だそうです。私は厳しい家庭で100点満点を求められて育ったためか、自己否定に走りがちです。

自分に甘すぎるのは問題ですが、自分に厳しすぎても失敗点を改善できないようです。むしろ厳しすぎるとどうせ無理、またやってしまった…みたいな方に向かって繰り返してしまうそうです。

だから自分を慰めてあげる(まぁそんなときもあるさ。次は気を付けよう)で締めるのが良いようです。

終わりに

久々に読んで気付きが多かったです。何より意志力というものの存在を忘れて過ごしていました。

仕事が上手くいかないとか、コロナ禍などで意志力がほぼ0になっていたんだなと気付きました。ちょっとずつ挽回したいです。

色々と上手く行かないなぁというときに読んでみるといい本です。

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