べやっち@癌サバイバー

べやっちといいます。仕事はプラントエンジニアしています。癌サバイバー(悪性リンパ腫罹患…

べやっち@癌サバイバー

べやっちといいます。仕事はプラントエンジニアしています。癌サバイバー(悪性リンパ腫罹患、再発経験)/ダンス(BREAKING、DIGITZ)/旅好き/格闘技好き/読書好き/映画好きです。普通とは違う人生経験をしています。

記事一覧

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「悪は存在しない」(2024年5月:6本)

5月のGWは没頭していました。何処かへ旅行しないといけないとか今まで型にはまる事も多かったのですがこれって実は自分を遠んじている=承認欲求だったのですよね。 空海展…

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「すばらしき世界」(2024年4月:6本)

5月も半ばになって先月の映画noteを書いております。先月って何やったっけ?と思い出しているのですが個人的には恐らく7年振りに沖縄に行った事でしょう。 その目的も「…

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「オッペンハイマー」(2024年3月:11本)

3月は2月に続いて「外」に開けていた1ヶ月だった。適度に外に出ていく事はやはり大事だったみたいで随分身体が整ってきた気がする。何といっても3月のハイライトはおよそ6…

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「雪山の絆」(2024年2月:6本)

2024年2月の所感2月は映画6本鑑賞でした。でもこの2月はべやっちの中でもここ数年で濃い1ヶ月でした。その内の大きな3つについて書いてみたいと思います。 ①30年振りのス…

【映画感想】今月のベストムービーは「おひとり様族」(2024年1月:6本)

2024年1月はたったの6本しか映画を観れませんでした。かつその感想文を2月末のギリギリになってアップしている始末。。今年に入って何故かプライベートに充実を感じており…

【映画感想】今月のベストムービーは「Perfect Days」(2023年12月:11本)

今年は121本もの映画を観ました。これでも世の中の映画の少しにしかならないと考えると世の中って本当に娯楽に溢れているのですよ。Perfect Daysを観た時もそう思ったけど…

【レポート】尹雄大氏講座「記憶と反応」

4年前ステージ4の癌にかかった時に多くの人がお悔やみの言葉をかけてくれた。だがその時に嬉しかった言葉とそうでない言葉があった。断言するが自分に声をかけてくれた人は…

【レポート】尹雄大氏講座「集注」

この講座は2023年12月に受講した。1ヶ月も経ってようやく受けた講義について思う所をまとめ始めている。それくらい自分にとってじっくり考えたいテーマであったし心と身体…

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「対峙」(2023年11月:10本)

今月も10本映画を観ました。流れゆく日々の中で10本映画を観ると決めて実行するだけでも結構大変なものです。4月くらいから体癖論を学び始めた事や身体の事を学ぶ事が映画…

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「オットーという男」(2023年10月 10本)

祝100本!という事で今月も頑張って見ました。最近思うのですが映画という無茶苦茶金がかかっている娯楽がここまで安く見られるのは驚きだなあと。映画こそが人類が長年作…

【レポート】尹雄大講座「閉じると開く」

コミュニケーションというのをどう捉えるかは自分にとって長年の課題だった。「お前は変わっている」と言われ続け流石に最近は無くなったがハブられた事もあった。特に女の…

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「君達はどう生きるか」(2023年9月 10本)

今年も10月まで来ました。何と90本もの映画を観ています。この事を同じ会社や知り合いの人に言ったら変人と思われるかもしれない、という気がしてきました。 いったいワタ…

【映画鑑賞記録】今月の映画のお勧めは「神は見返りを求める」(2023年8月:10本)

今月も見ました。もう今年は80本見ています、自己新記録。8月分を9月半ばになってあげています。でも自分のテーマなりの感覚で見れています。何でも継続は力です。これを多…

【映画鑑賞記録】今月のお勧めは「サムサッカー」(2023年7月:10本)

8月少し忙しくしていたのもありうっかり先月分を上げるのを忘れていました。ただここまで来たからにはI月10本の目標を達成してきました。サクッと紹介しておきます。 第1…

【WS感想】テンセグリティWS

京都で行われたバックミンスターフラーの弟子あられる梶川先生のテンセグリティWSに行ってきた。最近身体の勉強をしているのだが人体がテンセグリティ構造体であるという言…

【映画鑑賞】2023年6月(今月の10本)

6月も10本観ました。映画を見て感想を書き内観することで確実に自分の内面が進化している事を感じます。ラスト6ケ月自分の身体に何があろうとも60本観きろうと思います。映…

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「悪は存在しない」(2024年5月:6本)

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「悪は存在しない」(2024年5月:6本)

5月のGWは没頭していました。何処かへ旅行しないといけないとか今まで型にはまる事も多かったのですがこれって実は自分を遠んじている=承認欲求だったのですよね。
空海展に行ったり読書にどっぷりハマったり、映画やドラマを見ていました。癌寛解後2年経ちましたが随分健康になりました。

何せ3月末に血液の栄養解析を行なった結果にタンパク質をビタミンEが足りてないという結果が出まして(恐らく抗がん剤治療の影響

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【映画鑑賞】今月のベストムービーは「すばらしき世界」(2024年4月:6本)

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「すばらしき世界」(2024年4月:6本)

5月も半ばになって先月の映画noteを書いております。先月って何やったっけ?と思い出しているのですが個人的には恐らく7年振りに沖縄に行った事でしょう。

その目的も「感性ワークショップ」という怪しいワークショップを受けて来ました。色々な出会いあり、感性が揺さぶられるようなことがあり、学びもありました。自分の中でこのワークショップで感じた事は「目に見えないもの」を感じる力に尽きるように思えます。

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【映画鑑賞】今月のベストムービーは「オッペンハイマー」(2024年3月:11本)

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「オッペンハイマー」(2024年3月:11本)

3月は2月に続いて「外」に開けていた1ヶ月だった。適度に外に出ていく事はやはり大事だったみたいで随分身体が整ってきた気がする。何といっても3月のハイライトはおよそ6年振りとなる東京行き。後は2年一応寛解と言えるPETーCT検査を受けた。それでも11本の映画も観る事が出来たので結構生きていて充実していた日々だったと言える。これからもっともっと充実させたいな。

2024年3月 べやっちの日々①6年振

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【映画鑑賞】今月のベストムービーは「雪山の絆」(2024年2月:6本)

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「雪山の絆」(2024年2月:6本)

2024年2月の所感2月は映画6本鑑賞でした。でもこの2月はべやっちの中でもここ数年で濃い1ヶ月でした。その内の大きな3つについて書いてみたいと思います。

①30年振りのスキー、6年振りの雪山

自分の病気は言うまでもなく今まで生きてきた1番大きな出来事でした。病気前の自分は「外」に開きまくった人生でした。海外旅行、ダンス、合コン、酒、スノボ、サーフィンなど。刺激的な物を求めれば求める程内面が渇

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【映画感想】今月のベストムービーは「おひとり様族」(2024年1月:6本)

【映画感想】今月のベストムービーは「おひとり様族」(2024年1月:6本)

2024年1月はたったの6本しか映画を観れませんでした。かつその感想文を2月末のギリギリになってアップしている始末。。今年に入って何故かプライベートに充実を感じております。

旅行やデートやスノーボードやらと何かを予定を作って自分のテンションをぶち上げようとしていた昔とは違い、密かな静かな情熱(パッション)が病を超えてやっと蘇ってきました。今年は「会いたい人に会う」というのを信条にしていくつもりで

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【映画感想】今月のベストムービーは「Perfect Days」(2023年12月:11本)

【映画感想】今月のベストムービーは「Perfect Days」(2023年12月:11本)

今年は121本もの映画を観ました。これでも世の中の映画の少しにしかならないと考えると世の中って本当に娯楽に溢れているのですよ。Perfect Daysを観た時もそう思ったけど映画を見るって「足るを知る」って事が凄く解ります。

私が闘病していた時に支えに常にあったのが「映画」でした。だからこそ今年ここまで映画を観るという事に感想や声を書いていこうと決意したんだと思います。私が闘病中Netflix観

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【レポート】尹雄大氏講座「記憶と反応」

【レポート】尹雄大氏講座「記憶と反応」

4年前ステージ4の癌にかかった時に多くの人がお悔やみの言葉をかけてくれた。だがその時に嬉しかった言葉とそうでない言葉があった。断言するが自分に声をかけてくれた人は彼らなりの気の使い方をした筈である。当時はそうは思えなかったが今となってはその出来事と距離感が出来、そう総括できる。ただ多くの人は私の言葉をそのまま受け取ってくれなかった。私の言葉を自分の親戚やかつての入院体験を語るきっかけにしたり、自分

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【レポート】尹雄大氏講座「集注」

【レポート】尹雄大氏講座「集注」

この講座は2023年12月に受講した。1ヶ月も経ってようやく受けた講義について思う所をまとめ始めている。それくらい自分にとってじっくり考えたいテーマであったし心と身体が全てを総括してくれるのを敢えて「待って」いた。

現在は「集中」の時代になってしまっている。

尹さんは講座で最近パワーポイントを使われていないそうだ。それは現在が「目」と「親指」を主に使用している世の中になっている弊害と気づかれた

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【映画鑑賞】今月のベストムービーは「対峙」(2023年11月:10本)

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「対峙」(2023年11月:10本)

今月も10本映画を観ました。流れゆく日々の中で10本映画を観ると決めて実行するだけでも結構大変なものです。4月くらいから体癖論を学び始めた事や身体の事を学ぶ事が映画を観る楽しさを加速させました。

ただもっとリアルな人にも出会って行きたいなあとやっと思えるようにもなりました。
人に興味がある。人間知にもっと深く辿り着きたい。そう思えたのは今年観た110本もの映画のお陰かもしれません。闘病の心のリハ

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【映画鑑賞】今月のベストムービーは「オットーという男」(2023年10月 10本)

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「オットーという男」(2023年10月 10本)

祝100本!という事で今月も頑張って見ました。最近思うのですが映画という無茶苦茶金がかかっている娯楽がここまで安く見られるのは驚きだなあと。映画こそが人類が長年作り上げてきたアイデアや感情や学びのコラージュなんじゃないかと。これからも何の為に頑張っているのかよく分かりませんが今後も映画を見続けていきたいと思います。

【第1位】オットーという男(2022年 スウェーデン/アメリカ)

トムハンクス

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【レポート】尹雄大講座「閉じると開く」

【レポート】尹雄大講座「閉じると開く」

コミュニケーションというのをどう捉えるかは自分にとって長年の課題だった。「お前は変わっている」と言われ続け流石に最近は無くなったがハブられた事もあった。特に女の子との会話は長年の課題だった。ただ幾ら学んでも自分のやり方と違う異物感を感じ続けていた。

決定的だったのは自分の大病の時だった。コミュニケーションの達人と私が思っていた人達が病気になった自分への対し方の多くは目を覆いたくなるほど稚拙なもの

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【映画鑑賞】今月のベストムービーは「君達はどう生きるか」(2023年9月 10本)

【映画鑑賞】今月のベストムービーは「君達はどう生きるか」(2023年9月 10本)

今年も10月まで来ました。何と90本もの映画を観ています。この事を同じ会社や知り合いの人に言ったら変人と思われるかもしれない、という気がしてきました。

いったいワタクシは何を目指しているのだろう。何故こんな本数の映画を観るのに嫌気がさしてないのだろうと考えます。

一つは病気が自分の膿を洗い流してくれて自分の好きや興味に向かえている気がします。きっとこれは恵みなのでしょう。そして体癖論を学んでい

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【映画鑑賞記録】今月の映画のお勧めは「神は見返りを求める」(2023年8月:10本)

【映画鑑賞記録】今月の映画のお勧めは「神は見返りを求める」(2023年8月:10本)

今月も見ました。もう今年は80本見ています、自己新記録。8月分を9月半ばになってあげています。でも自分のテーマなりの感覚で見れています。何でも継続は力です。これを多分10年くらいすれば映画マスターになれる筈。

第1位「神は見返りを求める」(2022年 日本)

最初の30分見た時は絵面と展開が辛過ぎて観るのを一時中断した。その後も胸糞だったけど観終わってじわじわと余韻が来ている。

これは凄い名

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【映画鑑賞記録】今月のお勧めは「サムサッカー」(2023年7月:10本)

【映画鑑賞記録】今月のお勧めは「サムサッカー」(2023年7月:10本)

8月少し忙しくしていたのもありうっかり先月分を上げるのを忘れていました。ただここまで来たからにはI月10本の目標を達成してきました。サクッと紹介しておきます。

第1位:「サムサッカー」2005年

サムサッカーとは英語でthumb suckerと書き、親指をしゃぶる癖の事だ。マイクミルズの映画はいつも優しくて人間愛、人間理解に溢れていて好きだ。

実は姉が中学くらいまでサムサッカーだった。弟であ

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【WS感想】テンセグリティWS

【WS感想】テンセグリティWS

京都で行われたバックミンスターフラーの弟子あられる梶川先生のテンセグリティWSに行ってきた。最近身体の勉強をしているのだが人体がテンセグリティ構造体であるという言葉を色々なところで見かけており自分もそれに影響されて本を読んだり発言をしたりしているがどこかでちゃんと学ばないとという気持ちがあった。

そんなおりの突然の梶川先生の関西来訪である。ちゃんとバックミンスターフラーの本も予習していった。

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【映画鑑賞】2023年6月(今月の10本)

【映画鑑賞】2023年6月(今月の10本)

6月も10本観ました。映画を見て感想を書き内観することで確実に自分の内面が進化している事を感じます。ラスト6ケ月自分の身体に何があろうとも60本観きろうと思います。映画を観る為に設定する人生の余白やエネルギーが自分の人生を豊かにしてくれていると信じています。

【第一位】Life is Climbing(劇場で鑑賞)

この映画を観る前の日に「アルピニスト」という孤高のフリークライマーのマークを描

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