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ライターミートアップに参加してみました~副業Webライターに大切なマインドセットについて考える【実績と近況報告も!】

こんにちは、水無瀬あずさです。

気づけば誕生日から1ヶ月が過ぎまして、44歳もすっかり貫禄がついたに違いないなどと思う今日このごろです。誕生日に書いたnote記事は過去イチで「スキ」をいただくものとなりまして、公式マガジンにも追加していただき、ビュー数もぐいぐい伸びてありがたいことです。みんな収入の話って気になるもんなんだなあ。

公式マガジンに記事が追加されると、ちらほらとフォローしてくださる方が増えるものでして、ありがたいことにフォロワー様もかなり増えました。noteを始めたばかりの頃、「noteでフォロワー200人とか300人とかの人ってすごい!きっとものすごい影響力があるんだろうなあ!」なんて夢見たものでしたが、実際なってみても全然影響力なんてなかった件。そう考えるとインフルエンサーってすごいんだなあと感じます。影響力、欲しい。

さて、そんなこんなで先日、8月から直接契約をしている某クライアント様(大手!)がオンラインで定例のライターミートアップを開催するということで、参加してみました。1時間という短いミーティングでしたが、Webライターとして大切なことって何かを改めて考える機会になり、個人的には大変実りある時間でした。初心忘るべからず、ですな。

そこで今回はライターミートアップで感じたことをまとめつつ、最近の副業Webライター近況報告などを合わせて書いていこうと思います。よろしくお付き合いください!


ライターミートアップに初参加しました

8月から新しく業務委託契約を結んだクライアント企業の編集チームでは、毎年この時期に定例のライターミートアップを行っているそうで、今年は11/7(火)にオンラインで開催が決まりました。私もSEOライターとして参画しているWebメディアの業績をはじめ、現段階の課題や今後の展望など、社員の皆さんからざっくばらんに話を聞ける会なんですって。なにそれ面白そう。ということで私もお誘いをいただき、いちメンバーとして参加してみました。

ちなみに、前にこちらの記事で書いた「実績ってそんなに大事?」と問われたクライアントさんです。大手企業ダヨォ!マブシイヨォ!

ZOOMの招待URLが送られてきて、参加自由(参加したら会議費が出る)、顔は出しても出さなくても自由、質問は随時OKという自由度の高いミーティングでした。会議費が出るとか神。初めての参加なので勝手が分からず、とりあえず化粧バッチリで臨みましたが(本業は午前休を取った)、顔は出さなくていいって言われたのでカメラはずっとOFFにしておきました。良きかな!

当該Webメディアでは大人・子どものプログラミング教育についての内容を扱っているのですが、ミーティングではこれまでの業績や傾向についていろいろと聞けて興味深かったです。コロナ禍の時はいろいろ大変だったんですって。

そのほか、業務を発注する側から見たインボイス制度について、ライティングも含めたAIについてのお話、Googleコアアップデートの話なんかもあり、責任者の方からは結構なぶっちゃけ発言も飛び出したりしてとても面白かったです。普段なかなか聞けないような話も多く、マイクもオフなのでゲラゲラ笑いながら聞いていました。

同時に、このミーティングを通して、ライターとして「あるべき姿」を改めて考えさせられました。私も副業Webライターとして2年目をもうすぐ終えようとしていますが、今こそ、今だからこそ、ライターには何が大切か、どこへ向かわなければならないのかを改めて考える必要があると思ったんですよね。結局Webライターって、初心者とかベテランとか関係なく、目指すところは一緒なんだよな。

Webライターに必要なマインドセット

ということで、今回のミートアップに参加し、メディアとしてのスタンスや考え方を聞いたことによって、副業Webライター2年目の私が必要と感じたマインドセットを挙げておこうと思います。別にライター職に限った話ではないですが、現状維持に甘んじるのではなく、より良いもの、より価値あるものを世に生み出すため努力することが大切ですね。

Googleに向けて仕事をしない

ライターからの質問で、Googleコアアップデートに対してどう考えているかというものがありました。10月、11月に検索アルゴリズムに関するアップデートがあったみたいですね。

社員さんたちの回答としては、「まあメディアの内部的な部分はお答えできないが、ぶっちゃけそれほど気にしていない」とのことでした。「コアアップデートがあるたびに、数字はもちろんやや揺れる傾向はあるが、それほど大きな影響は受けていないと考えている。なぜなら別に我々はGoogleに向けて仕事をしているわけではないからだ。Googleじゃなく、結局メディアが考えるべきは読んでくれるユーザーにとって価値あるかどうかってこと。だから、それほど影響はない」というお答えでした。

Google検索とかSEO対策についての話にあると、Googleさんの仕様にいかに合わせるか、寄せられるかってことがなぜか重視されがち。でもGoogleさんの内部仕様なんてコロコロ予告もなく変わるのに、いちいちその度に対応しなきゃいけないの?っていうのが私はずっと疑問でした。たぶんそれ、重要なのはテクニックとか方法論じゃなくて、Googleさんのもっと向こうにいる、ユーザーの検索ニーズと情報のギャップをいかに埋められるかって部分なんですよね。コアアップデートがあろうとなかろうと、ライターとしてやるべきことは変わらないはずなんですよ。

だから「Googleに向けて仕事をしない」って発言には痺れました。ほんそれー!ってモニターの前で叫びましたもん。Googleさんは手段であり、仲間であり、見るべきはもっと先にあるんですよねえ。

突き詰めてみれば、メディア側もGoogleだって、重視すべきは「ユーザーにとって価値ある情報」であり、目指すものは同じです。Googleさんは検索順位をつけるための指標として「E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)」というのを出していますが、要するに客観的に見て価値ある情報を提供し続けろよって話ですね。我々ライターに課された使命は重いですね、はい。

AIに出せない「バリュー」を考える

ChatGPTを始めとする生成AIはライター界隈で未だにホットな話題ですが、それなりの規模のメディアの中の皆さんはそのへんとの共存をどう考えているのか私も気になるところでした。

チーフの意見として、記事を書くのにAIを使うのはまだ現実的ではないと考えている、とのこと。「AIを使ってコンテンツを作ることで、9割の出来のものは作れるだろう。でも我々が大事にしているのは残りの1割の部分。この1割が出せないのであれば、AIを使ってもあまり意味はない」というのが印象的でした。

つまりWebライターがAIに負けない記事を書くためには、この1割部分をどれだけユーザーニーズに近づけられるかってことですね。正しいことや事実を羅列するだけじゃない、プラスアルファの部分。価値、バリューと呼ばれるところかもしれない。「そう、それ!なんか足りないと思ってたんだけど、それが欲しかったのよ!」と喜んでもらえるような、痒いところに手が届くような・・・?

私たちWebライターはコンシェルジュになったつもりで、ペルソナをお客様だと思って、見えないところまで考えを張り巡らて情報を集めないといけないってことですかね。想像することが大事。

ただ大手企業なので、上からAIを使え使えの圧はスゴイらしいです。世界的にAI活用の波が広がっているから、当然の流れってところでしょうか。おもしろーい。

気遣いは生産性を向上させる

10月からスタートしたインボイスについて、チーフの見解は?と聞かれて、「会社の見解じゃないからね!」と強い念を押されながら、いろいろと話してくださいました。いわく、「発注する側と受注する側では感じ方が違うだろうが、まあ発注側からすると登録してほしいと思うのが普通じゃないですかね?かわりに消費税払わされるんだから」って感じでした。まあ、そりゃそうだわ。

インボイス制度については私のこちらの記事を参照してください。

インボイスに関してはいろいろな意見があるとは思いますが、大事なのは「免税事業者が『消費税を払わなくていい』とされていたのは単なる経過措置であって、権利ではない」ってところに尽きると思います。優遇してもらっていただけで、本来払うべき税金なんだよと。だって消費税って、消費者全てに平等にかかるべき税金であるはずなので。

なのでまあ、私も決して税金を払いたいわけではないけど、納税義務のある社会人として払いますよってことで、登録まで済ませています。登録に関してのすったもんだはこちら。

で、編集担当の方のお話で、インボイスに関して、たまにやたら高圧的な態度で「私は登録しませんからね!」と凄んでくるフリーランスの人がいるんだそうです。国の定めた制度に対して、メディアのいち担当者に怒ったって何が変わるわけでもないので、お互いにいいことないよねというお話でした。ほんそれな。

突き詰めて考えてみれば、お互いが気遣いをしあって適切な距離感で、かつ信頼感を持って仕事をしていれば、生産性って格段に向上するわけでね。生産性、効率性という意味でも、気遣いって大事なんだなと感じるとともに、私はそんな高圧的な態度を取った覚えはないけど、改めて気をつけようと思ったのでした。

近況報告:公正取引委員会から封書が!

昨日のことですが、公正取引委員会から謎の封書が届いたので震え上がりました。わっわわ私なにもわるいことしししししてないいいい

届いた封書

と超絶ビビりまくったのですが、よくよく読んでみると調査協力だったのでホッとしました。下請法を遵守しているかを抜き打ちで調査しているので協力してくださいってさ。ライターとして業務委託契約を結んでいる会社さんの調査でしたよ。悪いことしてないよ!

副業Webライターとして仕事を始めてから、ちらほらこういう調査依頼が来るようになりました。フリーランス人口が増えているからチェックを入念にしているってことなんでしょうかね。インボイスのときもそうだったけど、お役所からの封書って中身を見るまでドキドキします。別に悪いことをしているわけではないけど。

近況報告:コラム記事がアップされた!

コラム記事を担当しているオンライン相談サービス「みらぴか」でコラムがアップされました。タイトルは「いつ持たせる?ルールは?小中学生のスマホ利用で注意すべきポイント」です。

子どもにスマホ、持たせていますか?我が家は長男が中1に上がるタイミングで自分のスマホを持たせたのですが、イマドキは小学生からスマホを持つのも割と普通みたいで、親としては悩みどころですよね。そんな悩める保護者のみなさんが、我が子にスマホを持たせるタイミングで読んでほしいと思います。

結び

年が明ければ、副業Webライターを始めて3年目に入ります。右も左も分からずクラウドワークスでひっそり活動を始めたのが、ついこの間のことのようで、継続は力なり、続けるとなんとかなるもんだなと感じています。とはいえ2年目なんてまだまだひよっこ、これからも初心者のマインドを忘れず、さも上級者のようなしたり顔で、経験と実績を積んでいきたいと思います!Webライターの皆さん、ともに頑張りませう。

昨日届いたメンダコちゃんを見て!

全然関係ないのですが、この間たまたま、子どもたちが幼稚園の頃にひっそりと書いていたブログが発掘されましたので、ここに供養しておきたい。書いたことさえ忘れていたんだけど、どうしようコレって感じですよ。

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